岩見太市の老いを活きる語録集

 豊かな高齢社会を創造するNPO法人「シーズネット」の活動を日記風に紹介。2010年がんを発病し、その闘病も紹介。

シニアによる地域づくり

2010年08月31日 | Weblog
 毎年担当させて頂いている北海道社会福祉協議会主催の「生きがいづくりクリエーター養成講座」が今年も昨日からスタートしました。
 2泊3日を2回に分けて、シニア自身が地域で助け合いの事業を企画し、その実行に至るまでの研修で、ぼくにとっても一番力が入る研修です。

 相変わらずの酷暑が続いていますが、少子高齢社会の北海道のあり方としてシニア層がそれぞれの地域で主体的に取り組む姿勢を見せることはとても大事なことだと思っています。

 昨日、今日、そして明日の午前中までぼくも一緒に勉強させて頂いています。

異常な湿気のある暑さ

2010年08月30日 | Weblog
 今日午後からシニア層の宿泊研修があり、その講師を頼まれていますが、数人の参加者が体調不良により欠席されるとの連絡が入りました。

 例年だと8月下旬には秋風が吹く季節ですが、今年はお盆明けも北海道全体気温が30度、湿度が70%を超える日々が続いており、今日も本州の夏並みのじっとりした暑さです。
 風があればまだ救われますが、昨夜でも窓を開けて寝ても、じっとり感があります。

 ぼく自身も何となく全身に気だるさを感じていますが、この異常気象に起因していることは間違いないと思っています。

 北海道は本州のようにエアコンが一般家庭にはありませんので、体調管理の必要性を痛感しています。
 互いに気をつけましょう!

皮膚の老化

2010年08月29日 | Weblog
 かつて足がかゆくて仕方がないので、皮膚科に行くと「老化現象です」とあっさり片付けられてショックを受けたことがあります。

 最近は掻き過ぎて湿疹のようになったので、再度皮膚科に行くと「貨幣状湿疹、との診断を受け、合わせて中高年の男性に多い病気です」と言われ、塗り薬をもらいました。

 この湿気の高い北海道の暑さでの登山により激しい汗、そして虫さされ・・・など皮膚を傷める機会が多く、気がつくとあちこちに「あせも」のような症状があります。

 気をつけて体をまめに拭いたり、手入れをするように心がけていますが、皮膚の老化も気になるものです。

セルフネグレクトと孤独死

2010年08月28日 | Weblog
 昨日午後札幌市南区保健センター講堂で開催された真駒内地区福祉のまち推進センターの研修会に講師として招かれ、地区住民の方々70名位の参加で地域の中で孤立しない生き方の必要性について話してきました。

 その会場に東京のさまざまな調査研究をされているニッセイ基礎研究所の研究員の方も傍聴され、終わってから挨拶を受けました。
 厚生労働省からセルフネグレクトと孤独死の調査研究の委託を受けて、これからその作業に取り掛かるそうですが、その調査研究に協力してほしい、との依頼でした。

 単なる孤独死ではなく、セルフネグレクト(自己放任)という重い課題を抱えており、その課題の難しさを感じています。

 一般的にはごみ屋敷や家の中の食事管理や整理整頓ができないで、自身の健康や安全を損なう行為で、その結果として孤独死をつながることも多いと思います。

 ぼく自身としても関心のあるテーマなので応諾はしましたが、どれだけできるかどうか?

高齢者共同住宅入居者アンケート

2010年08月27日 | Weblog
 札幌市内の高齢者向け共同住宅の調査や市民の判断材料づくりを行っている札幌市の委託事業「住まいるアップ」の活動は2年目に入っていますが、昨夜開催された委員会で、高齢者共同住宅に入居されている方々を対象にしたアンケートを行うことになりました。

 事業者の方々の協力が大前提になりますが、利用者の視点に立った住まいのあり方を考える場合は欠かせないことだと思います。

 最近の報道では国土交通省の高齢者専用賃貸住宅を中心としたハード、ソフト両面からの基準づくりが急ピッチで進められようとしており、私たちも利用者の視点で提言したいと思います。

地域福祉社会計画策定委員

2010年08月26日 | Weblog
 札幌市の今後の地域福祉の推進施策を行う基礎となる地域福祉社会計画策定委員に委嘱され、地域福祉に関する市民意識アンケート調査の内容について議論して来ました。

 町内会をベースとした日常的な生活圏域における市民同士のつながり、助け合い、その他の意識調査が目的で、ぼく自身市民の自立度がどの程度前回より前進したか、気になります。

 前回は結局地域での一寸した困りごとの解決方法としてトップにあげられたのは行政でした。2番目が別居している家族で、地域住民の助け合いは3番目でした。

 さて今回はどうなるのか、気になる所です。

明日のトークで北海道

2010年08月25日 | Weblog
 既にご案内しましたが、明日の下記UHBのトークで北海道は、施設介護ではなく地域で支えられる在宅介護、という地域ケアをテーマにした番組になっています。
 道内のさまざまな助け合いの事例も紹介されますので、是非ご覧下さい。
                  記
・番組名・・・UHBのりゆきのトークで北海道
・日 時・・・8月26日(木) 9時55分~11時25分
・テーマ・・・地域で支える在宅介護

 ゲストはさわやか福祉財団北海道インストラクターの山本純子さんとぼくの2名です。
 北海道が放送エリアです。

10月8日(金)のシーズネットのイベントに皆様のご参加を!

2010年08月24日 | Weblog
 昨日シーズネット通信9月号がシーズネット会員さん宛てに発送されましたので、今日あたり着くことと思います。

 今回は10月8日に開催される下記シーズネット創設10周年記念イベントのチラシが入っており、参加者を募集しますのでシーズネット会員の方は勿論市民公開講座は一般の方の参加も大歓迎ですので、是非早めにお申し込み下さい。

 これからのシニア人生を考えるキッカケにしましょう!

(1)10周年記念市民公開講座
・テーマ・・・豊かなシニア人生~人と交わり、地域と関わる シニア人生の生き方のために~
・日 時・・・10月8日 14時~16時半
・場 所・・・札幌駅前 エルプラザ 3階ホール
・内 容・・・基調講演 「無縁社会、その現状と課題」
             NHK報道局社会部記者 蔵端 美幸氏
       その後、作家 小檜山博氏、岩見を交えて鼎談を行います。
・参加費・・・無料ですが、シーズネット(011-717-6001)宛て申し込みが必要です。
 シーズネット会員だけではなく、一般市民の方も大歓迎です。

(2)シーズネット創設10周年記念式典と祝賀会
・日 時・・・10月8日 17時半~20時
・場 所・・・ホテル ポールスター札幌
・参加費・・・4,000円
 式典及び祝賀会は会場の関係でシーズネット会員のみにて行います。
 参加ご希望の方はシーズネット宛て電話でお申し込み下さい。

企業とNPOの連携

2010年08月23日 | Weblog
 先週東京のある一般社団法人の理事長が札幌に来られ、ある福祉的な活動について北海道の拠点として業務委託をしたいが、との打診がありました。
 その企業はベンチャー企業の支援もしている株式会社ですが、一般社団法人も持っておられ、福祉的な事業についてNPOとの連携を試行したいとの強い意向を持っておられました。

 新聞には企業とNPOの連携を促進するジョブカフェが札幌市内に誕生したとのニュースも掲載されており、今日の時代背景もあって、両者の協働、連携の仕組みはさまざまな形で提案されるのではないかと思っています。

 ぼく個人としてはそのような動きは大歓迎ですが、企業とNPOとでは価値観も大きく異なることから、具体的な活動の過程ではさまざまな問題が発生する可能性も秘めていると思います。

 その壁を乗り越えたところに、その成果があるのでしょうが・・・!

汗バテ

2010年08月22日 | Weblog
 退院後今年50回目の藻岩山登山に行って来ましたが、とにかく高い湿気に悩まされました。
 30度を超える気温に無風、どんよりした湿気を含んだ空気の中を歩くと、たちまち全身汗びっしょり。

 途中足が重いので馬の背から引き返そうかと思いましたが、そこに休憩されている女性の姿があり、思わず「こんにちわ」と挨拶をして山頂に向かってしまいました。
 今年最悪のコンディションでの山登りになりました。

 それでも昨年は60回、一昨年が55回が年間の藻岩山登山回数ですが、今年は既に50回と過去よりハイペースになっており、体力づくりにはなっていると思いますが、無理をすると・・・。