岩見太市の老いを活きる語録集

 豊かな高齢社会を創造するNPO法人「シーズネット」の活動を日記風に紹介。2010年がんを発病し、その闘病も紹介。

日1日を生きる

2013年02月02日 | Weblog
 今日から痛み止めの薬が強くなったこともあり、今までのような腹部の痛みや張りは消えて、多少の重みを感ずる程度に緩和されています。勿論違和感はありますが・・・。
 今までは5分歩けば下腹部が痛くて歩けませんでしたが、今朝は何とか15分歩くことができました。たつた15分ですが、今のぼくにとっては歩ける喜びです。

 勿論痛み止めは治療薬ではなく緩和されるだけの対処療法で、昨日書いた腹水、或いは腸閉塞は必ず終末期の症状として出ることははっきり言われました。
 抗がん剤の効き目はまだ不明ですが、3回目の2月22日には今回の腫瘍マーカーの数値はでます。効果があれば症状の出現は遅くなるようです。

 ぼくは腹水の時点で治療ではなく痛み止めの緩和ケアを主治医の加藤貴司先生にして頂いて、今の北海道消化器科病院で加藤先生に看取ってもらおうと思っています。
 腹水が出て、数ケ月のようですが・・・。

 加藤先生のお父さんである前渓仁会の故加藤隆正理事長に誘われて北海道に来て、息子さんに看取られる、という宿命を感じます。

 今はとにかく緩和ケアを大切にして1日1日を生きている実感が味わえるような、何か一寸したことでも良いからやっていきたい・・・それが念願です。

 今日はケアマネのコラムの原稿をストック用として書きあげ、また先ほど述べたように散歩にも挑戦しました。
 体調のこともありますが、とにかく1日1日を大切に生きる!

 ぼくのことを心配して下さっている方々へのせめてもの恩返しのためにも。