岩見太市の老いを活きる語録集

 豊かな高齢社会を創造するNPO法人「シーズネット」の活動を日記風に紹介。2010年がんを発病し、その闘病も紹介。

風雪の日曜日

2008年11月30日 | Weblog
 昨夕はNPO法人シーズネット北海道各支部の代表者会議を開催して、本部との関係や委任事項の手続き方法、そして今後の方向などについて意見交換を行いました。
 
 支部の場合は拠点を持つことも難しく、また北海道特有の土地の広さもあって、地域の会員同士がどのような意識、企画で共有し合うかね・・・。
 旭川、空知、函館、釧路、北見の5支部ですが、会員減少傾向の中で如何に楽しい仲間の集いにするか、ですね。

 会議の後懇親会も持ちました。

 今日は天気予報どおり風と雪の1日。
 藻岩山登山は11月2日に50回を達成した後ストップしたままです。土日に仕事が入っていたり、天候が恵まれなかったり・・・。今週末も地方に出かけるため山には登れません!

篠路地区福祉の集い

2008年11月29日 | Weblog
 快晴の土曜日札幌市郊外にある篠路地区社会福祉協議会主催の福祉の集いに招かれ、今話題になっている孤立死の問題について1時間余話してきました。

 これから冬になると石狩湾からの風と雪で厳しい冬を迎える篠路地区にとって高齢社会は大きなテーマだと思いますが、是非街中への住み替えではなく、地域社会の再生によって高齢社会でも豊かに過ごせる地区になることを願いながら話をさせて頂きました。

 午後はNPO法人シーズネットの北海道内の各地域にある支部の代表者会議が開催されます。札幌だけではなく函館、空知、旭川、釧路、北見の代表者の方々とNPO法人シーズネットの今後の方向について共有し合うための会議にしたいと思っています。
 そのあとは懇親会です。

高齢者下宿

2008年11月28日 | Weblog
 今朝はフジテレビ系「とくダネ」で北海道で急増している高齢者向け賃貸住宅が高齢者下宿というネーミングで全国に紹介されました。
 下宿という意味がはっきりしませんが、介護保険施設でもない、有料老人ホームでもない高齢者主体の賃貸住宅が急増しているのは事実です。

 ただ、今回は良い意味での紹介でしたが、一歩間違うと部屋に高齢者を詰め込んで「下宿」という名で集団生活する場にもなりかねません。
 何の基準もありませんから・・・。

 放映された後、いろいろな電話が入っていますが、シーズネット自身が高齢者下宿をしている訳ではありません。

 いずれにしても高齢期の住まい方が大きな社会問題になりつつあるようです。

地区住民の研修会

2008年11月27日 | Weblog
 最近は札幌市内の地区(一般には小学校区・連合町内会を範囲とする小地域活動)の福祉のまち関係の研修が増えています。
 今週だけでも月寒、篠路、新琴似などの地区からの依頼で孤独死問題、助け合い活動の必要性、人間関係づくりの必要性などについて話す機会を頂いています。

 町内会を中心とした小地域は最近の高齢化、核家族化の進展の中で「地域社会の再生」の中で、新たな関係づくりが求められています。
 特に孤独死防止の見守り活動など小地域でないとできない現実があります。

 マンションの場合は当然入居者同士のなりますが、今の環境や制度が激変する中で近隣の住民同士のあり方が、改めて問われていることは間違いありません。

何故北海道に多い? 高齢者向け賃貸住宅

2008年11月26日 | Weblog
 昨夕フジテレビの取材が終わり、今の予定では28日(金)のフジテレビ系特ダネ全国放送の予定のようです。
 時間帯は9時過ぎから15分間ということですが、何か大きなニュースがあれば、また延期になるかも・・・。

 その取材でレポーターからしきりに言われたのが、全国の中でも札幌市を中心に北海道だけに高齢者向け賃貸形式の共同住宅が多い背景には何があるのか? との問いかけでした。

 ぼくの推測は以下の通りです。
①国の社会保障は在宅主体になっていますが、要介護になった時北海道では在宅で暮らせる環境にはありません。
②その背景には核家族化、地域機能の低下が考えられます。
③さらに北海道は東京に比べて平均所得が60%程度と言われており、有料老人ホームなど高価な施設には入ることができません。
④共同性については北海道特有の大らかさとしがらみのなさが考えられます。

 さて、どうなのでしようか。

血圧チェック

2008年11月25日 | Weblog
 北海道は今年一番の冷え込みで場所によっては-20度とか・・・。札幌も-7度まで下がっていますが、過日の循環器受診で降圧剤が変更されたのが自分に合わなかったようで今朝も血圧測定をすると上は200、下も100前後になっていたため、慌てて受診に行きました。
 脳卒中の危険性の水域です、と言われてびっくり!

 当面変更前の降圧剤を出してもらい、昼間測ると140台まで下がっていたので一寸安心しました。

 昨年も血圧に変動があったのは寒い時期でした。
 寒さに気をつけなければなりませんね。そのことを事務所で話すと「高齢者の仲間入りですから・・・」と言われました。

フジテレビ系「特ダネ」放映日の延期(お知らせ)

2008年11月24日 | Weblog
 以前お知らせしましたフジテレビ系で毎日8時から放映されている「特ダネ」で「北海道発 高齢者賃貸住宅」が11月25日に放映される予定でしたが、元厚生労働省事務次官殺害事件の関係で延期になったとの連絡がありました。

 今のところ28日の予定のようですが、具体的に決まりましたら改めてご連絡します。

 そのため今日25日にフジテレビが再度取材に北海道に来られることになり、インタビューも受けることになりました。

八雲町へ

2008年11月24日 | Weblog
 昨日八雲町で開催された社会福祉大会に招かれ、八雲遊楽亭で一泊して、札幌に戻りました。代わった降圧剤が合わないようで体調が悪く困りましたが、それ以上に八雲町行きは懐かしく、マイカーで高速道路での往復も苦になりませんでした。
 
 丁度12年前に完成したコミュニティホーム八雲の建設に携わった時の役場で担当されていた秋松係長が今社会福祉協議会の事務局長をされており、久しぶりの再会を果たすことができ、社会福祉協議会の係長とも懇談する機会を頂きました。
 さらに札幌から経営主体の社会福祉法人南静会の一柳課長も八雲まで駆けつけて下さり、講演の後コミュニティホーム八雲の中を案内して下さいました。

 さらに宿泊した遊楽亭のフロントの方からも帰り際に声をかけられ、「当時コミュニティホーム八雲の説明会で公民館を回られたときや講演を聴いて印象に残っています」との言葉を頂き、「新聞やテレビで拝見するたびに頑張っておられるなあ、と感心していました」との言葉に感激して旅館を後にすることができました。

 当時医療法人渓仁会の福祉担当スタッフとして札幌以外での老人保健施設建設に自分なりに心血を注いだつもりですが、その当時のさまざまな町民の方々との関わり合いが時間の流れを超えて再び繋がることができたのは、とても素晴らしいと思いました。
 やはり人生、人と人とのつながりですね!

秋の3連休

2008年11月23日 | Weblog
 本州はこの3連休は紅葉シーズンで賑わい、貴重な連休だと思います。
 しかし北海道のこの3連休は何もなく、曇天で雪がパラパラと降り続いており、寒さ、枯葉、そして雪道と寂しさだけです。

 昨日芦別から戻りましたが、今日はこれから八雲町の社会福祉大会に招かれて、マイカーでそちらに行きます。中山峠が心配ですが・・・。

 八雲町は現役時代に老人保健施設コミュニティホーム八雲の建設に関わったなつかしいところです。当時の担当課長が今社会福祉協議会の事務局長をされており、10年振り以上の再会も楽しみです。

社会福祉協議会のあり方

2008年11月22日 | Weblog
 北海道の中でも一番降雪量の多かった芦別のスターライトホテルでの早朝の露天風呂。雪は降り続いており、周囲の庭木に積もった40~50センチの雪を見ながらの露天風呂は風情満点でした。
 
 昨日から空知管内芦別市に来て、社会福祉協議会主催の日中は芦別駅の隣接地に完成間近の道営住宅のシルバーハウジングの1階に設置されるサロンの運営を担って下さるボランティアの方々へのサロン展開についての講座とグループワーク。
 夜は団塊の世代の方々を対象にした地域デビューについての講座とディスカッションでした。

 市町村社会福祉協議会の中でも企画係という組織名称は珍しいと思いますが、芦別市社会福祉協議会には企画係長がおられ、地域ニーズに対応した新しい事業展開を中心に活動されています。

 今市町村そのものも大変革の時代に突入していますが、当然社会福祉協議会も旧態依然とした活動ではなく、時代に即応した事業企画が求められていると思います。
 今回のシルバーハウジングでのボランティアによるサロン活用も団塊の世代の地域デビューもなかなか取り組みにくいテーマのようです。

 それらに敢えて挑戦している芦別市社会福祉協議会に注目したいものです。