岩見太市の老いを活きる語録集

 豊かな高齢社会を創造するNPO法人「シーズネット」の活動を日記風に紹介。2010年がんを発病し、その闘病も紹介。

NPO法人シーズネット総会

2008年05月31日 | Weblog
 午前10時半~午後4時まで、午前中の「岩見代表とのおしゃべり会」から始まり、五輪橋産科婦人科小児科病院 名誉理事長 丸山淳士先生の講演を挟んでシーズネット総会と慌しい1日でした。

 80名の会員とのおしゃべり会、普通は自己紹介からスタートするが今日はそのような余裕はなく、一問一答のような感じ。
 ぼくの呼び方は? シーズネットの趣旨からすれば「さん付け」が当然だと思います。
 ぼくにカリスマ性? とんでもない。平凡なシニアの一人です。

 丸山先生の軽妙な語り口と的を得た内容。厭きない1時間。さすが、すごい!

 そして、2時間をかけての総会。それぞれの経験から、さまざまな意見が出されたが傾聴するのみ。
 ただ、ほっと安心クラブその他の事業化の試みがリーダーの相次ぐ交代で軌道に乗らなかったことに対して厳しい意見も・・・。発言の中身はともかくとして、事業化を何とかしたいのが今年の課題!

 釧路や函館からの参加もあり、感謝!

社会福祉法人

2008年05月30日 | Weblog
 今月は各種団体の総会や理事会など予算や決算関係の会議が目白押しですが、ぼくも高齢者と知的障害者関係の2つの社会福祉法人の理事の職にもあるため、それぞれの理事会にも出席しました。

 弱者救済時代の社会福祉法人は行政の委託事業として、華やかではありませんでしたが、それなりの措置費で安定した運営でしたが、社会福祉法になって介護保険という仕組みの中での社会福祉法人は年々収入は減少し、職員の待遇も悪化して荒波にもまれているようです。

 国の福祉行政の受け皿としての役割はもはや終えようとしてる社会福祉法人ですが、この先どのような方向に光明を見出し、働く意欲を得ようとしているのか、とても気になりました。

 明日は我がNPO法人シーズネットの総会の日です。

エアロバイク

2008年05月29日 | Weblog
 丁度1年前から体力づくりも兼ねて1日7千歩に満たない日は、エアロバイクで汗を流す習慣をつけて実行して来ました。

 エアロバイクの時間は20分のトレーニングコースで年齢は55歳にセット。実際より12歳も若くセットして頑張っているつもりですが・・・。(笑)
 大体距離で6キロ一寸になり、130キロカロリーの消費になっています。
 そして何よりもびっしょり汗をかいた心地よさが終わった後に感じられるのが快感です!

 今日は事務所から北海道新聞社(福祉振興基金評議員会)や札幌市役所まで往復歩きましたので1万歩を突破する予定ですが、汗をかく大切さを味わっています。
 でも、自己規制するシニア人生も大変ですね。

若者の人間関係

2008年05月28日 | Weblog
 北海道医療大でのコミュニティワーク論も6月4日が最終日で、今日の講義でその旨を告げると「寂しい!」の声がチラホラ。
 こんな声が出たのは始めてで、お世辞でも嬉しい!
 
 出席カード代りに配っているメモ用紙を見ると、「人間関係の希薄さは高齢者だけではなく、若者も同じです。メールの交換など居心地のよい表面的な人間関係はありますが、多くの若者も内心孤独だと思います」
 う~ん。確かにゲームに興ずる若者に人間関係はない。子供同士が公園などで遊ぶ姿もあまり見かけなくなった・・・。

 これからの地域社会のあり方の困難さを感じた一時でした。

シーズネット合唱団

2008年05月27日 | Weblog
 札幌に戻り、本州との温度差にびっくり。昨日京都での気温が30度でしたが、今日の札幌は10度。
 外を歩いていても肌寒さを感じます。
 日本も広い国です。

 事務所で仕事をしていますが、隣の研修室からはシーズネット合唱団の歌声が響いており、何とも心地よいBGMを聞いているような感じです。
 30名程度の会員の合唱が毎月2回、火曜日の午後が練習日になっています。

 今日は「おお牧場はみどり」の合唱です。
 パソコンをいじくっていても自然に歌っている自分の姿がありました。
 若い頃の歌声喫茶を思い出しています。

京都あれこれ

2008年05月26日 | Weblog
 23日から26日まで京都に行き、実家を拠点にしてシーズネット京都の総会に出席してきました。

①総会は全て原案通り承認されましたが、「旅立ちノート」の販売好調による収益事業としての扱いに課題を残し、新しい仕組みづくりが求められていると感じました。出席40余名、委任状190名。

②25日は実家近くの北野天満宮の縁日。小雨でしたが、とにかく修学旅行生の多いのにびっくり。小グループ、大型バスなど入り乱れての混雑振りでした。
 花木の園芸や古物販売が多いのも京都の特徴でしょうか!

③京都市営バスはノンステップで、アイドリングストップのバスが当たり前になりつつあります。高齢化社会対応とエコがこれからのキーワードですから。

 とにかく今回は雨と湿気の中での滞在でした。
 疲れた感じ!

シーズネット京都、総会を前に

2008年05月24日 | Weblog
 降雨の予定が曇天のため、北野天満宮近くの京都の実家から、一条通りを40分程度歩いて河原町今出川のシーズネット京都の事務所まで行きました。
 事務所につくと湿気が高く、汗びっしょり。

 明日がシーズネット京都の総会のため、今日は理事会。11名中7名の出席で理事会を開催しましたが、シーズネット京都はぼくがいなくても全て準備は整っており、名目理事長のような存在。
 年間5,6回程度しか京都には行けなくなっており、何とか地元にお任せしたいもの。
 とにかく明日の総会はせめて、自分の役割は果たすと同時に多くの会員の方々との再会を楽しみにしたい。

 京都の方々から「お久しぶりです」「ご苦労様です」とさまざまな声をかけて頂けるのが何より嬉しい!

気だるさ

2008年05月23日 | Weblog
 湿気が高いためでしょうか? 気温の寒暖の差が激しいためでしようか?
 ここ数日朝布団から出るときに全身に気だるさを感じます。
 春先の天気の移り気はシニア層にとってこたえるようです。

 今日はこれから京都です。
 関西はもう夏日、余計こたえそうです。
 シーズネット京都の理事会、総会に出席のためですが、それ以外では京都市社会福祉協議会の川口副会長と会うことになっています。川口副会長は実は高校時代の恩師で卒業以来50年振りの再会になります。
 お互い顔もわからない状態でしょうが・・・。

シニアライフプランの会

2008年05月22日 | Weblog
 家族機能の低下の中で、認知症になった場合の財産管理、死後の葬儀の執行や財産分与など後見や遺言などさまざまな課題が表面化してきました。

 シーズネットもそのような課題を独自の仕組みで解決すべく専門家の力を借りながら「シニアライフプランの会」の立ち上げに向けて、今日も会員への説明会と情報交換を行いました。

 シーズネットの素人集団だけではどうしょうもなく、専門家と連携して会の立ち上げのはじめてのケースですが、とにかく恐れないでいろいろな試みで切り開いていきたいと思います。

意識混濁8時間

2008年05月21日 | Weblog
 シーズネットの中でぼくと一緒に語り合う今日の「井戸端会議」に10名の会員が集まり、テーマを決めない雑談会を行いました。

 昨年12月に自宅で脳梗塞を発症した女性の体験談が披露され、緊急通報システムのことでいろいろ考えさせられました。
 ある女性の方が、風呂上りに突然胸苦しさと吐き気を催して身動きが取れなくなって倒れ、意識混濁状態が8時間続いたそうです。思い切り吐いた状態で、倒れたまま意識が無くなったり、テレビの音でフッと意識が戻ったり、妹さんが発見されるまでの8時間の苦闘の物語でした。

 意識が戻って自覚がはっきりして脳神経外科にかかって梗塞跡が見つかったとのことでしたが、下手をすれば孤独死につながる事例でした。

 ひとり暮らしの方が家の中で急病などで倒れた時、如何に外部に知らせるか、安心できるひとり暮らしのためには欠かせない仕組みづくりだと痛感しました。