岩見太市の老いを活きる語録集

 豊かな高齢社会を創造するNPO法人「シーズネット」の活動を日記風に紹介。2010年がんを発病し、その闘病も紹介。

テレビ局まわり

2008年09月30日 | Weblog
 人生二度とない体験をしました。
 朝はUHBの生番組トークで北海道のコメンテーターを担い、午後はNHK札幌放送局でVTRによる収録を行い、午前も午後もテレビ局に行く、という初体験で緊張し、今はぐったりしてひっくり返っています。

 朝のトーク番組は「北海道の老後が危ない」シリーズの1回目で、評論家の小沢遼子さんとご一緒させて頂いたが、弁舌さわやかな方だけに自分の意見を述べるタイミングを見つけて発言するのに精一杯!

 午後は2時からほっからんど北海道の暮らしの知恵袋のコーナーでの「成年後見制度」の紹介。
 あの難しい法律用語を12分で一般市民向けにわかりやすく解説することの何と難しいことか!
 何回かやり直しでOKが出た時はホッとしました。

 凡人が体験した貴重な1日でした。


テレビ出演予定

2008年09月29日 | Weblog
 最近テレビに出る機会が増えていますが、下記の予定でコメンテーターやゲストとしてテレビに出演する予定になっています。
 機会があればご覧下さい。
 何れも北海道内です。

☆9月30日(火) UHB 9時55分~11時半 
      のりゆきのトークで北海道 テーマは高齢者です。

☆10月2日(木) NHK 11時10分~  12分程度
      ほっからんど北海道 暮らしの知恵袋「成年後見制度とは?」

☆10月10日(金)NHK 19時半~20時
      クローズアップ北海道 テーマは高齢者住宅です。

 選挙などによって変更があるかも知れませんが・・・。

認知症キャラバンメイト養成研修

2008年09月28日 | Weblog
 午後から北海道主催の認知症キャラバンメイト養成研修があり、地域展開の講座担当講師として参加してきました。
 キャラバンメイトとは地域の中で認知症を抱える高齢者の方々を見守る「認知症サぽーター」を養成する講師になる呼称で100名定員のところ150名以上の方々が集まり、会場に入りきれなくて断った方もおられるとか・・・。

 聞くと北海道は地域で認知症の方々を見守るボランティアの養成が全国トップクラスで多いとか・・・。どこの市町村も認知症サポーターの養成には力を入れておられるようです。

 この事業の基本は要介護の方々も家族だけではなく地域の中で見守りあいながら過ごすことができる、という地域づくりに結びついており、福祉のまちづくりにつながると思っています。

 認知症キャラバンメイトの方々のサポーターの養成に期待したい心境です。

孤立死を考えるin大麻

2008年09月27日 | Weblog
 北海道でも有名なかつては賑わい、今は高齢化が進んでいる江別市大麻地区から呼ばれ、孤立死の問題について話し合ってきました。
 当初は講演の予定でしたが、人数が20名弱だったため車座になって意見交換をしながら進めました。

 大麻で「カフェご近所」を営んでおられる佐久間さんから招かれてのイベントですが、彼女の「孤立死と正面から向き合ってこの地で生きたい」という強いパワーには以前から感服していましたが、その前向きが行動力が地域を変える原動力になると思いました。

 大麻地区の動向がこれからの北海道の高齢社会の地域のあり方の一つのモデルだと思っていますが、佐久間さんのような人材次第だと改めて思いました。

クリエーター養成研修の終了

2008年09月26日 | Weblog
 60歳以上のシニア層による「生きがいづくりクリエーター養成研修」が今日午前で終了し、地元に帰って展開するさまざまな事業企画の発表がありました。

 千歳シニア農業学園事業、いきいきサロン事業、北広島地域協働福祉事業、花を主体としたまちづくり事業その他アイデアを凝らしたユニークな事業が発表され、ぼく自身地域から来られたシニアの方々の豊かな発想に感服しました。

 これからますます厳しくなるシニア人生、受け身ではなく積極的に生きるために、今後ともそのような活動に力を入れていきたいものです。

長時間滞留禁止!

2008年09月25日 | Weblog
 札幌駅に向かって地下街を歩いていると、芸術的なベンチらしきものの近くに「この場所で長時間の滞留、横たわりを禁止します」の表示が何箇所かにしてありました。
 朝札幌市役所での市民活動促進のための計画部会に出席していて、フッとその言葉が浮かんできました。

 高齢社会の到来によって街中をさすらうシニア層が増えていることは間違いありません。
 これからのまちづくりとは、そのような市民に暮らしの中での居場所や存在感のある生活をおくってもらうことが大切だではないかと感じました。

 単に禁止するだけではなく、そのような市民の行き場所をどう確保するかも考えてほしいものです。


3つの出来事

2008年09月24日 | Weblog
 秋の訪れを告げる冷たい風が吹く1日、気になる3つの出来事がありました。

①マイカーをバックで事務所に入れる時壁に寄り過ぎて左側のサイドミラーをぶつけてしまう。要交換。

②朝札幌市住宅管理公社に行く途中エルプラザの地下でサラリーマン男性が倒れておられるのに遭遇しました。既に周囲に数人の方が見守りながら救急隊の到着を待っておられる様子だったので、ぼくは通り過ぎましたが、どうなったのか・・・。
 意識はありませんでした。

③夕方NHKの山田ディレクターとのテレビ出演の台本の打合せが20時過ぎまでかかってしまい、終わってバタバタと帰路に着きましたが、途中で背広を着て帰るのを忘れているのに気づきました。

かりがね福祉会創立30周年式典

2008年09月23日 | Weblog
 なつかしい信州上田市の社会福祉法人かりがね福祉会から10月25日(土)に真田公民館で30周年記念式典を行う旨の案内が先日届いていました。

 今年の春に広報誌の原稿を書きましたので、式典があるときは万難を排して参加したいと思っていましたが、手帳を見ると当日も含めて既に予定が詰まっており身動きが取れないことがわかり、仕方なく欠席で連絡しました。

 当日は無理としても何とか折を見てなつかしい学園を訪れたいと思っています。

民生委員の力

2008年09月22日 | Weblog
 午後から札幌市内で地区の民生委員児童委員を対象として「高齢期の暮らしと住まいについて」1時間話をしてきました。

 市民同士が孤立化する傾向にある中で、市民同士が結びつき、また行政と市民が結びつくにはコーディネーターの存在が不可欠になり、今地域の中で民生委員の方々がその役割を担っておられるケースが大きいと感じています。

 何か地域課題が発生すれば民生委員へ、というのが行政の発想のようですが、そうであれば、もって民生委員への処遇を手厚くし、一律予算カットではなく比重をかけるべきだと痛感しています。

 地域を動かす力として、民生委員の存在は大きいと思っています。


映画「おくりびと」

2008年09月21日 | Weblog
 大通公園で開催中の「さっぽろオータム・フェスト」で昼食をした後、JRタワーで映画「おくりびと」を見ました。

 孤立死の問題を手がけるようになってから、人間に必ず訪れる「死にざま」について興味を持つようになり、最近ではこれからの時代の理想的な、或いはあるべき姿としての死の迎え方について考えるようになって来ました。
 そんな考えの延長でこの映画に関心を持ちましたが、納棺によって死んだ人間を新たな入り口に向かわせる感動的な映画でした。

 さて、ぼくはどのような死に様で、誰に見送られるのでしょうか?