岩見太市の老いを活きる語録集

 豊かな高齢社会を創造するNPO法人「シーズネット」の活動を日記風に紹介。2010年がんを発病し、その闘病も紹介。

政治の力・国民の力

2009年08月31日 | Weblog
 昨日の衆議院議員選挙では開票がはじまると同時に民主党の圧勝を各テレビ局が予測し、その通りの結果になったことに出口調査はじめとした情報網にびっくりすると同時に、予想以上の民主党の圧勝にもびっくりしました。
 4年前のすっかり逆の結果にも驚きです。

 世は少子高齢人口減社会です。
 国民の暮らしのあり方を過去の流れの延長で今後を見るのではなく、新しい価値観が求められる時代です。

 そうなれば政治の力のみで国家が成り立つとは到底思えませんし、そこに国民の力も必要になってくるはずです。
 マニフェストでは政党の公約が記されていましたが、今度は国民の力をそれぞれの地域の中でどう高めようとするのか、何を期待するのか、その辺も民主党には明示してほしいと思います。

衆議院議員選挙投票の日

2009年08月30日 | Weblog
 昨夜は早くから布団に入ったため、今朝はのんびりするつもりが6時過ぎには目覚めてしまい、快晴の日和に誘われて2週間振りに藻岩山に登ってきました。
 秋風が吹き、汗が少なかったためか快適な山登りでした。

 午前中に衆議院議員選挙の投票を済ませ、北海道マラソンの中札幌市内のホテルで開催された市会議員の支援セミナーに講師として招かれ、高齢期の暮らしと終の住まいをテーマにして、高齢者共同住宅の話題や住み替えの背景にある課題になどについて話してきました。

 さて、今夜の開票結果は・・・。

地域福祉と社協活動

2009年08月29日 | Weblog
 2泊3日の旅を終えて札幌に戻るとすっかり秋風がたなびいており、既に夏の終焉を告げていました。
 豊平川沿いをジョギングしても汗が出ることはありませんでした。

 昨夜釧路市社会福祉協議会主催の社協職員に地区社協の役員の方々を交えた研修会があり、これからの社協のあり方、地域のあり方について高齢期の暮らしをキーワードにして課題を提起させて頂きました。

 世は地域福祉の時代で、本来なら社協にはああ記名追い風が吹いているはずなのに、どうも活かしきれていないようです。
 地域ニーズの解決に向けて今こそ、社協が行政や国に対してさまざまな提言をして地域福祉時代にふさわしい活躍をしてほしいものです。

地域の助け合いチーム

2009年08月28日 | Weblog
 釧路市阿寒地区の町内会を中心とした助け合いチームの研修会が終わり、釧路市のホテルに入りました。
 今夜は釧路市社会福祉協議会主催の職員研修会ありますので、それまで小休止といったところです。

 北海道内アチコチを回る機会が多いのですが、町内会を単位とした助け合い活動を継続して行っている地域は珍しいと思います。
 サロン活動や一人暮らしの方々への見守り活動など内容はさまざまですが、何とか今住んでいる地域で安心して人生を全うしたい思いが伝わってきます。

 3年間毎年継続して伺っている地域だけに、何とか安心して住み続けられる地域になってほしいものです。

 釧路市内は風雨が強く、傘を差していても体が濡れてしまいます。

明27日から釧路方面へ

2009年08月26日 | Weblog
 明日から北海道の福祉環境アドバイザーの派遣事業で釧路市阿寒湖半地区、阿寒地区、そして釧路を回って29日に札幌に戻ってきます。

 福祉のまちづくりに関する講演のためですが、テーマは安心して暮らし続けることができるまちづくり、です。
 都市部のシニア層だけではなく、地方のシニア層の暮らしの課題についても
についても視点を向けて、一緒に考えてきたいと思っています。

 ブログが書けるパソコンが置いてあれば、その具体的な内容もお知らせするつもりです。

福祉寸劇団あつべつ

2009年08月26日 | Weblog
 札幌市厚別南地区の「福祉ネットinあつべつ」の研修会に行ってきました。
きました。

 厚別区では昨年から区社会福祉協議会、地域包括支援センターとタイアップして各地区を回り、ぼくの講演のほかに地域の人々と地域包括支援センターはじめ介護保険事業者も参加してグループワークを行っています。

 そのグループワークのテーマを文章ではなく、劇団が地域課題のストーリーを描いてその場で演じ、その課題を中心に「自分だったらどうする」「地域は何ができる」などを話し合ってもらう流れになっています。

 今日のストーリーはゴミの分別ができない高齢者に対する町内会の対応、老夫婦世帯で奥さんが怪我をされて家事ができなくなった場合の課題、の2つのストーリーが用意されていました。

 劇団の団長地域福祉を実践されていた行政OBの方、スタッフは地域包括支援センターのスタッフ・・・。
 頼もしい福祉劇団あつべつ、の活躍でした。
 他にも降込め詐欺や悪徳商法の寸劇もあるとか・・・。

地域交流サロンの担い手たち

2009年08月25日 | Weblog
 先月に続いて厚真町のふれあいサロンボランティア養成研修に招かれて、行ってきました。

 先月は地域の中でのサロンの必要性について一緒に考えましたが、今回はより具体的に30余名の参加者を6つのグループに分けて、サロンの企画と運営についてグループワークをしました。
 
 サロンの名前から内容、さらに運営主体のあり方から収支、地域PRとかなり幅広く企画して頂き、それぞれのグループ発表もして頂きました。

 短時間の話し合いでしたが、さすがにサロンの担い手としての自覚がある方たちが集まっておられるようで、それぞれの地域特性を活かした企画を提示して頂き、大変参考になりました。

 年度内に2つのモデルサロンを社会福祉協議会が主体になって立ち上げるとのことでしたが、今日の参加者のパワーがどう活かされるのか、楽しみです。

池田正勝氏のこと

2009年08月24日 | Weblog
 ぼくの京都の実家に近い池田正勝氏が北海道清水町の剣山の麓にある上旭地区で廃校後を借りて移住されたのが、もう40年前とのことでした。
 そしてぼく自身がそこで暮らしておられる池田ご夫妻を訪ねて25年位になるでしょうか。

 昨日は留守だったため今朝音更町で無認可保育所を経営されている池田氏を訪ねて、久しぶりの再会を果たすことができました。
 既に養護学校の教員は退職されていましたが、障害児の一時受け入れや里親活動その他さまざまなボランティア活動もされており、すっかり地域に根を下ろしておられる様子。

 同郷の仲間として、その活躍に敬服して札幌に戻ってきました。

親友との2泊3日交流旅行

2009年08月23日 | Weblog
 今帯広のホテルにいます。

 昨日22日から親友である北海道士幌町の社会福祉協議会事務局長を今春定年退職された、学校の後輩である吉弘氏と2泊3日の旅に出ています。
 現役時代はなかなか時間が合わなかっただけに、初の2人でのコミュニケーションの旅です。

 昨日は六花亭の包装紙で有名な坂本直行美術館、然別湖の温泉で一泊して、今日は清水町の千年の森や念願の猿別川の鮭の遡上を見学することができ、感動しています。

 突然訪問した清水町の池田正勝氏は留守でお会いできませんでしたが・・・。

 今夜夕食を共にして、明日のJRで札幌に戻る予定です。

事務局スタッフ

2009年08月22日 | Weblog
 約850名の会員の活動拠点としてシーズネットが機能しているのは、事務局スタッフがおられ経理、会員、企画、広報など互いに役割分担しながら活動しているからです。

 しかも今月から3つの事業がほぼ同時にスタートしました。
・安心ネット・・・ひとり暮らしの高齢者に対する電話、訪問によるコミュニケーションと安否確認活動
・住まいるサッポロ・・・高齢者の住まいの相談情報センターの開設
・住まいるアップ(札幌市の委託)・・・高齢者住宅の十反把握と推奨制度をめざす活動
 何れも社会的に注目させれている事業で、さまざまな反響があります。

 そんなことで事務局を手伝って下さる人材が不足しています。
 週1回程度事務局の手伝いに来て下さる方、是非お申し出下さい。
 交通費程度しかお支払いできず、ボランティアになりますが・・・。
 
 ご自分のひとつの居場所として、またシニア人生の存在感を示す場として、活用して頂けませんか?