岩見太市の老いを活きる語録集

 豊かな高齢社会を創造するNPO法人「シーズネット」の活動を日記風に紹介。2010年がんを発病し、その闘病も紹介。

拍手に感激

2010年06月30日 | Weblog
 北海道医療大学看護福祉学部の今年度非常勤講師「コミュニティワーク論」の最終講義日でした。
 
 ぼく自身が今まで取り組んできた実践事例を中心にVTRの映像を交えながら10回続けることができて、安堵しています。

 講義が終わって最後に感謝のお礼を述べると、学生さん方から拍手が起こり、一瞬びっくりしてしまいました。
 講演の場合はよくありますが、大学の講義で拍手を頂いたのは始めてのことなので、驚くと同時に感激してしまいました。

 コミュニティワーク論は今年度でなくなるため、来年度からは地域福祉論の中で継続してほしい、との非公式な打診がきていますが、来年は70歳。引退する潮時かも、と思ったりもしています。

酷暑の北大構内散策

2010年06月29日 | Weblog
 何という暑さ! 北海道にいて、北海道ではないような酷暑です!
 わが故郷、京都にいるような、うだるような暑さにまいっています。
 まだ、6月だと言うのに・・・。

 昼下がり、タオルを持参してシーズネット事務所近くにある北海道大学の構内を散策して来ました。容赦なく照りつける太陽を全身で浴びながら、短い夏を謳歌したいのですが、実感は滲む汗との戦い。

 それでもクラーク像の近くにある中央ローンと呼ばれる芝生地帯は樹木の木陰になっていて涼しさが漂っており、蛇行しながらゆったりと流れるサクシュ琴似川のせせらぎも心地よいものです。

 わが部屋は午後になると太陽が入ってくるため、余計暑さを感じますが、今日は扇風機がうだる暑さをカバーしてくれそうです。 

術後半年の検査

2010年06月28日 | Weblog
 今月で術後半年になるため、定期健診を行うことになり、久しぶりに入院手術をした北海道消化器科病院の外来に行きました。
 丁度月曜日のためか入院する方も多く、看護師さんに迎えられて病室に行く患者さんの光景を、自分の入院時とダブらせながら感慨深く眺めていました。

 今日は造影剤を入れたCT検査と血液検査、次回は胃カメラ検査を受けて癌細胞のチェックをして頂くことになりました。

 CT検査の結果は異状なし、との診断で、マズマズのスタート。
 ダンピング症候群は食事を気をつけること以外に方法はなく、またガスが出ることは胃の切除での自然現象で、徐々に減るのを待つ以外にないとのことでした。

全国地域リハビリ研修会

2010年06月27日 | Weblog
 今日日曜日の朝北翔大学ホルトで昨日から開催されている全国地域リハビリテーション合同研修会札幌のパネルディスカッションのパネラーとして参加してきました。

 丁度閉会前のパネルディスカッションで全国からリハビリ専門スタッフを中心に300名程度の方が参加されていました。

 「リハの地域力を高めるために」がパネルディスカッションのテーマで、ぼくはシーズネットの活動をベースにしたシニア層の生きがいづくり活動と地域づくりを提言させて頂きました。

 時間が押していたために質疑応答の時間がなく、それぞれの発言だけで終わってしまいましたが、シーズネットの活動が少しでも知ってもらえれば、と思いました。

三越ライオン像前にて

2010年06月26日 | Weblog
 土曜日の今日はマイカーに乗ると気温34度の表示。
 乗っただけで汗が滲んできます。
 酷暑の6月下旬。

 早朝に今年35回目の藻岩山登山に行って来ましたが、汗だくの登山になりました。

 昨日15時に打ち合わせのため、人と三越札幌店のライオン像前で落ち合うことにしました。ぼくにとってはそのような待ち合わせ場所は始めてでしたので、少し早めに行って待っていましたが、三越に出入りする人波が大半が女性の仲間同士のグループ。同じ場所で待っている人も世代に関係なく女性でした。

 慣れていないぼくはそこに立っていること自体に恥ずかしさを感じてしまいました。
 デパート自体も平日は女性の行き場所になっているのでしようか?
 では、繁華街での男の居場所はどこにあるのでしょうか?

 そんなことを考えてしまいました。

新しい行列

2010年06月25日 | Weblog
 用事があって札幌駅の地下街を歩いていると、開店30分前の大丸入口に既に行列ができており、100人位の人が並んでいます。
 少し前まで、花畑牧場の生キャラメルを求めて出来ていた行列を思い出しました。

 最初は何の行列かわかりませんでしたが、大阪に本社のある堂島ロールを求める行列だとわかりました。この前テレビで円山に開店したとのニュースを見たことがありましたが、大丸でも販売していることを知りました。

 北海道の生クリームを原料にしたロールケーキで、スイーツがブームになっている時代にマッチしているのでしようか?

 大丸近くに独立した店を構えている花畑牧場は相変わらず閑散としています。
 このブームは一時的なものか、普遍的なものか・・・。
 行列はいつまで続くのでしようか?

10周年記念イベント

2010年06月24日 | Weblog
 NPO法(特定非営利活動法)が制定されて10年目を迎える時期に来ていますが、それに伴って先駆的にNPO法人の認証を得て活動をはじめた法人が10年目を迎えつつあります。

 昨日の北海道新聞には一面の協賛広告でNPO法人札幌チャレンジドの10周年記念の記事が出ていたのにはびっくりしました。
 さすが、力のある札チャレさんのインパクトのある10周年企画だと感服しました。

 当NPO法人シーズネットは今朝担当スタッフと打ち合わせをして・・・
 10/8(金)の日中市民啓発の研修、シンポジウム、夜はポールスター札幌で式典と懇親会で具体化することになりました。

 この10年を総括すると同時に、これからの10年をどう展望するかが、それぞれのNPOの大きなテーマだと感じています。

新たな社会資源の創造

2010年06月23日 | Weblog
 北海道医療大のコミュニティワーク論の非常勤講師も残すところ来週1回になり、今日は住民参加の地域ニーズを解決するための社会資源の開発について講義をしました。

 最近は新たな公共の担い手の問題もあり、公益的な事業の起業がひとつのブームになりつつあります。既存のサービスだけでは対応できなくて、新たなサービスの必要性が高まっているのです。

 ボランティアであり、NPOであり、またソーシャルビジネスであり、形態はさまざまですが、学生さん方にも地域に目を向けてそのような活動の必要性を認識して頂ければ、と思い、熱意を込めて話したつもりですが・・・。

京都からの来客

2010年06月22日 | Weblog
 NPO法人シーズネット京都の理事でもある京都の友人が札幌に来られ、お会いすることが出来ました。

 彼は札幌の企業ともパイプがあり、シニア層を対象にしたニーズに基づく事業化やNPO法人シーズネットのこれからの活動の方向などについてじっくり意見交換することができました。

 NPO法人シーズネット活動を10年も続けていると、ぼく自身かなり固定概念が出来上がり、新しい視点が欠落している恐れがあるため、新鮮な視点での話に耳を傾けることはとても大切になっていると実感しています。

 新しい息吹を全身に受けて、これからの活動に思いを馳せたいものです。

札幌市の事業仕分け

2010年06月21日 | Weblog
 今朝の新聞で札幌市の事業仕分けの前半が終了したとの記事を見て、びっくりしました。
 高齢者関連の事業費が随分含まれていたからです。

 老人クラブの運営費やシニア大学、はつらつシニアサポート事業、ハーティウィーク関係などが廃止などの対象になっているのです。

 現在シーズネットが関係しているのはこのはなサロンの地域貢献事業、シニア提言の集いがあり、個人的にはシニア大学そして老人クラブの運営も関係しています。

 事業自体が不要なのか、行政が直接行うことが問題なのか、良く分かりませんが、是非札幌市と話し合いたいと思っています。
 基本は少子高齢社会を迎えた大都市札幌で、高齢者施策をどう考えているか、です。