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日々のことなど書いてます。

きつ音症考証 原由紀さんという名前がOPクレジットに

2020-04-19 09:18:06 | 言葉の問題

NHKの朝ドラをずーっと前からみています

なんてったって、変なシーンがでてこないから。
小さな子どもと一緒にみてても安心なので
それで昔からみてて、今にいたっています

ただ、私的にどうしても苦手 というか
面白くないなーと思ってしまうのが、
最初の2週間くらいの、主人公の子ども時代の話。
なんか・・・いっつも「がんばって」みてて
それからメインの話になるとやっと楽しくなってきて
そして最終回を迎える頃には、微妙に「ロス」状態になる
というわがままな視聴者となっています(笑)

そして、いまは毎日は見ている時間がないので
週末に録りだめしていたのをまとめてみています

今期やってる「エール」もやーーーーっと今日、第1話を見始めました

 

ら。

 

OPクレジットに「きつ音症考証 原由紀」と名前が。
北里大の言語聴覚療法学の講師の先生です

今回のお話しは吃音が関わってくるのかな?
と調べてみたら、主人公は吃音もってたんですね
吃音が原因でいじめられるシーンがあるそうなので
見ててつらくなっちゃうかな・・・
まあこれから見てみます

 

息子には吃音があります。
現在は連発と難発です。
カテゴリ「言葉の問題」でちょこっと書いています

難発はしゃべろうとしても最初の言葉がでてこないので
たとえば挨拶の返事だったり、質問されて答えようとしても口から言葉が出せなくて「こいつ人の話聞いてんの?」とか「怒ってて返事しないの?」と誤解されがちです・・
高校生のころが一番しんどかったようです


自己紹介が地獄。
授業で口頭で答えいわなくちゃならないのが地獄。
答え分かってても言葉が口から出てこないから、答え分からないふりしてその場をしのいで
でもそれをしたことによって自己嫌悪に陥ったり。
今はちょこっと乗り越えてて、大学生活を楽しんでおるようですが

緊張じゃなくてリラックスすると出るってこともあるので

実家に帰ってくると、「家はことばでなくても大丈夫な場所」だから
連発しまくり・つまりまくりです

 

理解されにくい症状なので
「吃音って何?」と思った方はぜひ調べてもらえると嬉しいです

 

*「落ち着いてしゃべればいいんだよ」 とか「ゆっくりしゃべればいいんだよ」っていうアドバイスは×ですよ
それは「吃音はいけないことである」と本人に言ってることになるので

話ししていて「あれ?この人」と思ったら
言葉がでるまで待っててあげてくださいな

 

あと「吃音」じゃなくって「きつ音」と表現されてた
あれかー
「吃」が「どもり」になるから差別の表現になるのか
「障害」を「障がい」と表記したりするのと同じかな

 

**************

ブログをパソコンで書いていますが
昨日から?
編集トップ画面の「お題投稿、募集中!」のとこがこんな表示になってましたー

文字重なってる(;^ω^)

 



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
きつ音考証検索から来ました。 (しん)
2020-11-01 05:16:09
初めまして

NHK「エール」ではきつ音症に関する描写が出て来て本当に複雑な思いでした。
という私は55歳、羞恥心に自覚して悶え苦しみ早45年経ちます。

抗うより受け入れないと私の人生やメンタルが破綻します(後から補足します)。

きつ音症の演出を生半可に扱うのなら許さない!
率直に言ってしばし厳しい目で見ておりました。
しかしさすが学識のある先生の監修のお蔭で安心して見ていられ救われました。
だからこそきちんと考証が必要だったのですね。

それでもいじめっ子から楽譜を破られそうになった時は泣きそうでした。

現実はいろいろあります。
自殺する気こそないけれどいくら勉強しても無意味だと恥ずかしながら自暴自棄になったこともあります。
(薬剤師なのに・・)

私の最大の理解者の母は亡くなり大らかなだけののんきな妻は意に介さず子供の学業にもまるで興味なく私人で子供二人を無償の愛で大学にやっています。

私自身、無償の愛で大事に育てられたからそこに疑問はありません。

ただストレスや疲れはハンパないです。
いつかきつ音症関連のNPOを立ち上げたいとさえ思ったりもしていますが・・
現実的にサラリーマンとして働く以上はきつ音で仕事に迷惑を掛けていると認めるのもプライドに反し立場にも影響します。

そして・・きつ音症患者は前に出て声を発することにひどく消極的です。
NPOの代表を務めることなんかも現実的には無理かもしれません。

ここでもひどく矛盾しますね。

同病相哀れむ。
けどきつ音症は案外独特です。
普通に話せる場合も多く同病のきつ音症仲間にすら共感できないことも多いです。

これも孤立を招く一因でしょう。
できれば隠したいですから・・

原先生の著書をきちんと読もうかなとも思います。
しかしきつ音症は軽く流せばいい、羞恥心を手離せば 意地から降りれば自ずと楽になるはずとも思ってもいるから本音は読みたくありません。 
本当は自分と向き合うのが怖いのかもしれません。

早期退職して第三の人生を考える日は来るかもしれませんが・・

社会人の第一歩は電話を使いこなすことというのがごく一般論でした。
私は全くだめでした。
相手に不快感を与えまいと頑張った結果何も伝わらず切られたこともあります。

それでも今は最低限何とかやっています。

難しい話題ですね。
話が重いならここでやめてもいいです。

ただ息子さんに何か貴重な情報が提供できえればと思いお節介ながらID取得して書き込みしました。

ほんとは完治を目指さないほうが社会適合性は問題が少ないんだと思いますが・・

きつ音症は感染症ではありませんが悪意で真似すれば最悪うつることもあります。
この辺り大事なことも常識として理解いただければいいですね。

長文失礼しました。
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>しん様 (めめ)
2020-11-01 10:05:27
コメントありがとうございます!
そのためにIDおとりになられたそうで、重ねてお礼申し上げます

エールのクレジットをみたときは、ほんとびっくりしました。
主人公の子ども時代のつらさを引き立てるためのきつ音設定だったらいやだなぁと思いながら見ましたが、思いのほか「ちゃんと」表現されてましたね・・



息子は就園前からきつ音の症状があって、小学生までは市、県の支援教育をうけてました。
症状ひどくないからと卒級になってしまったのですが、小さい頃よりも、高校生になってからのほうが精神的につらかったようです。
それを目の前でみてきたので・・・
ブログのカテゴリ「言葉の問題」で、すこしだけ経過をあげています。

このときに言友会(https://www.zengenren.org/)の活動を知り、集まりに参加しました。
吃音がある方々と交流し(年代幅ひろかった!)、吃音があって医療現場で活躍されてる医師と話をしたり。(国立成育の富里先生です)
ただ、きつ音のことを検索した時に「言友会」はヒットしにくいんですよねぇ
もうちょっと見つかりやすくなればいいのになぁと思います。


息子は「隠したい・でも本音は吃音をわかってもらったうえで普通に過ごせるようになりたい」でした。
大学に進学してからは、周囲が吃音に理解のある環境なのでだいぶ楽になっているようです。

ただそれでも複雑な気持ちは変わらないようで、試行錯誤していますね。
自分でいろいろ調べて、他の大学のきつ音の研究に参加させてもらったりしました。
「受け入れる」こともしているけど、なかなか難しいようです。

今はネットで情報を得たり、同じ思いを共有したりできます。
私もtwitterできつ音のある方をフォローさせてもらってます。
きつ音のある子の親御さんのつぶやきもあります。
わたし、しんさんよりは年下になりますが、近い年代です。
私が学生の頃はネット環境がないに等しかったし、しんさん、おひとりで苦しまれたのかと思うと心が痛みます。

ほんと、電話には困らされますよね
今は連絡をとるのにメールやサイト利用など、話をしなくてもよい手段が沢山ありますが
それでも電話って今でも必要な手段じゃないですか。
以前「メモを書いておいてそれを読み上げればいい」というアドバイス受けましたが
そうやっても声がでてこないし、つまっちゃうから困っているんじゃないか!と憤慨したことがありましたよ。
もちろん相手にやんわり伝えましたけど。

やっぱり「知って」もらうことって重要です。
でもその機会がきつ音にはあまりない気がします。
昔は理解されなかった疾患でも、いまではいろんな人にわかってもらえるようになったものが多くありますが、きつ音は未だ知られにくい症状かなぁと思います。
例えば知り合いのお子さんがきつ音症状あっても、それが「きつ音」かな?と疑問もって調べてくれる人はいないんじゃないかな。
「この子、精神的に強くない感じ?おどおどするタイプかしら」で終わっちゃいそう。
エールの放送で、きつ音に関心持って調べた人、いるのかな?

ちょっとネガティプちっくになりましたね(;^ω^)
コメントありがとうございました
実はこのブログ書いたときにコメント欄閉じることも考えてましたが、開けといてよかったです(^◇^)
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