網ににかかって夕食を食いそこねた猫
それは夜中の2時頃のことだったドーンという妖しい音で隣のばばは目が覚めてしまった。裏の物干し場で何かが蠢いてる、ギャーギャーとなく音もする、ばばはもう眠れない、それから朝まで一睡もできなかった。
朝、隣のばばは覚悟を決めて裏へ見に行った、やっぱり!ぐるぐる網巻きの猫が転がっていた、猫は裏の軒下に干された鱈めがけて堤の上から大ジャンプ、鱈は網で守られていた、猫は網ごとしたみ板に直撃、網のなかでもがき網の塊りになってしまった。朝、ばばが見たときには最初は網だけだとおもった......がキンキラ金の目が下から睨みあげてた、不気味なめだった...........(隣のばば).....
2月のこの時期どこの家の軒下も鱈が干されている、ワッパ煮広場では鱈が幾重にもすだれのように吊るされてる。猫とかもめ、カラスが夫々の縄張りで鱈を油断なく狙っている、
鱈をさばく..........すきあらばとおこぼれを狙うかもめ