4人で自殺図ろうとした可能性も…遺体で発見の女子大学生 “睡眠成分”含まれる市販薬が現場に
12/9(金) 21:31配信2022
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鈴木容疑者(左)と渡邉容疑者(右)
名古屋市中区のホテルで女子大生が遺体で見つかった殺人事件で、現場の客室から、睡眠成分が含まれる市販薬が残されていたことがわかりました。
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“睡眠成分”含まれる市販薬が現場に
福島県に住む渡邉真由美容疑者(39)と自称・愛知県安城市の鈴木健太容疑者(48)、兵庫県に住む18歳の大学生の女の3人は、12月6日に名古屋市中区のホテルの客室で愛知県東海市の大学生・加古結莉さん(20)を窒息させて殺害した疑いで、8日までに逮捕され、9日朝送検されました。
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住んでいる場所もバラバラの4人の間で起きた事件は、6日に加古さんの遺体が異様な状態で見つかり発覚しました。
客室のベッドの上で仰向けに横たわっていた加古さんは、顔にビニール袋が被せられ、首にはビニールテープが巻かれて頭が密閉されたような状態でした。
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死因は「急性呼吸不全」で、袋を被ったことで呼吸ができなくなった可能性もあるとみられていますが、その後の警察への取材で、現場の客室にあるものが残されていたことがわかりました。
（リポート） 「遺体が見つかった客室からは、市販の睡眠成分が含まれる薬が残されていました」
現場にあったのは、睡眠成分が含まれる市販薬。ドラッグストアなどでも購入できる物だったといいます。
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逮捕された3人は、加古さんの遺体発見翌日の12月7日、名古屋市内の別のホテルにいるところを警察に発見されましたが、その際、鈴木容疑者らは「薬を飲んだ」と話し、おぼつかない受け答えをしていたということです。
関係者によると、加古さんは名古屋市内の大学で薬学部に通い、薬に関する知識もあったとみられています。事件前日の12月5日も、キャンパスで授業を受けていたことがわかりました。
（リポート） 「加古さんの大学の同級生で、同じ授業を受けていた学生によると、加古さんは遺体で発見される前日まで大学に来ていたということで、その際に一切変わった様子はなかったと話していました」
加古さんと3人の容疑者は、SNSで知り合ったとみられています。渡邉容疑者と大学生の女(18)は事件前、家族によって行方不明者届が出されていました。
福島県に住む渡邉容疑者の近所の人は…。
近所の人： 「大人しい、全然外へ出るような人じゃない。いつも休みだっていうと、親子（母と）でショッピングしたり、あとお母さんが会社まで送っていくんだから。朝晩送り迎えしてるんだよ、足が悪いからって」
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バラバラの場所に住む4人が、なぜ名古屋のホテルに集まったのか…。警察は4人で自殺を図ろうとした可能性も視野に、慎重に捜査しています
