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【山口2区補選】世襲・岸信千世氏の「はじめてのせんきょ」が不評 支持者からは「想像以上のお坊ちゃま」

2023年04月18日 13時03分24秒 | 政治のこと



【山口2区補選】世襲・岸信千世氏の「はじめてのせんきょ」が不評 支持者からは「想像以上のお坊ちゃま」(デイリー新潮) - Yahoo!ニュース 



【山口2区補選】世襲・岸信千世氏の「はじめてのせんきょ」が不評 支持者からは「想像以上のお坊ちゃま」
4/18(火) 10:36配信
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あいさつが苦手?

「はじめてのおつかい」のようにホッコリとはならなかったようだ。衆院山口2区補選に立候補した自民新人の岸信千世氏(31)である。

「演説の中身がない」「挨拶すらできない」「家系図頼りのお坊ちゃま」……。3代にわたって岸家を支えてきた陣営からは、こんなため息ばかり漏れ伝わってくるのだ。

 【写真】岸・安部家「華麗なる一族」の集合写真でおどけた表情を見せる信千世氏  

***

問題を並べるだけで「どうしたい」がない


 公示日の4月11日。純白のジャンパーを羽織った信千世氏は、山口県岩国市の民間施設で第一声をあげた。 

「素敵なこの山口県、この県の東部、岩国市があると、日本国があるというのはですね。これは先人が守ってきたからであります。先人のみなさまが大切に守り抜いてきた山口と、この誇り高き日本を、次の世代により良いかたちで託していく。これが今を生きる、われわれの責任ではありませんガァー!!」 

 ひときわ声を張り上げた後、しーんと静まり返った聴衆。やがてパラパラと拍手が起きた。現場にいた支持者が振り返る。 「ヤバいと思いました。ぐだぐだと基地問題や少子高齢化問題などを並べているんですが、肝心のどうしたいかがない。薄っぺらいんです。『想像以上のお坊ちゃまだった』と周囲は騒然としました」


心配して電話してきた古巣の先輩に逆ギレ? 


 そればかりではない。選挙区を回れば回るほど評判が下がっていくという。

 「挨拶すらできないのかと心配されています。有力支援者の顔がわからないのはしょうがないにしても、だったら周囲に聞くなり、手当たり次第、平身低頭に行けばいいのにそういうしたたかさがない。

見るにみかねて、ある時、選対本部長を務める柳居俊学(しゅんがく)県議会議長が説教をしたというんですが、それが1時間以上も続いて、その後の集会が後ろ倒しになったり、もう大変です。古巣の大先輩にあたるフジテレビの政治部長も電話でアドバイスをしたようなんですが、逆ギレしたなんてウワサまで飛び交っています」(同)  

さらに、本来ならば経験不足の本人を支えるべき身内までもが足を引っ張ってしまったという。信千世氏の母親・智香子氏だ。

 「田布施町という瀬戸内海に面した風光明媚な地域があるんですが、そこの集会に現れ、『こんな田舎に』みたいな町を小馬鹿にするような言い方をして支援者を怒らせてしまった。スタッフも無風の選挙戦しか経験がないので、新人候補を支えるノウハウがないのです」(同)



消えたホームページ

 当初は楽勝との下馬評だったが、共同通信の調査でとうとう1ポイント差まで詰められる始末

 「読売新聞も5ポイント差という厳しい結果を出しています。一騎打ちとなっている立憲民主党候補の平岡秀夫元法相が猛追している状況。相手は69歳の高齢者なんで、本来、年齢差でも有利なはずなんですが……」(地元記者)

  そういえば、岸信介、安倍晋三、佐藤栄作元首相の名などを連ねた「華麗なる家系図」を掲げ、猛批判を受けたあのホームページはどうなったのか。

Googleで信千世氏の名前をいくら検索しても出てこない。どうやら閉鎖してしまったようだ。 

「一時期は後援会の入会フォームが出てくる仕様に変え、さらに批判を浴びていましたが、とうとう面倒くさくなってしまったのでしょう。このご時世で、ホームページを作らない新人候補なんて彼くらいですよ。Twitterすらやっていませんからね。唯一やっているInstagramも、選挙ポスターをアップしている程度のやる気のない内容です」(同) 

 家系図頼りでどこまで戦えるか、見ものである。 デイリー新潮編集部





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