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悠仁さまと結婚しようとする女性は現れるのか」皇室を存続の危機に陥らせている皇室典範の欠陥

2023年07月29日 09時03分44秒 | 皇室のこと

やがて皇族は悠仁殿下のお子様しかいなくなってしまう。言い換えると、悠仁殿下のご結婚相手が必ずお一人以上の男子を生まなければ、皇室そのものを断絶させる結果になる。これはご結婚相手の女性にとって、想像を絶する重圧だろう。


悠仁さまと結婚しようとする女性は現れるのか」皇室を存続の危機に陥らせている皇室典範の欠陥

悠仁さまと結婚しようとする女性は現れるのか」皇室を存続の危機に陥らせている皇室典範の欠陥
高森 明勅 によるストーリー • 3 時間前


英国へ出発する秋篠宮ご夫妻を見送られる次女佳子さまと長男悠仁さま=2023年5月4日、東京都港区[代表撮影]

英国へ出発する秋篠宮ご夫妻を見送られる次女佳子さまと長男悠仁さま=2023年5月4日、東京都港区[代表撮影]

© PRESIDENT Online
皇室典範では、皇位の継承資格を男系の男子に限定している。神道学者で皇室研究家の高森明勅さんは「皇室典範は構造的な欠陥を抱えている。ここで定められている皇位継承のルールは、正妻以外の女性が生んだお子様などにも皇位継承を認める選択肢があった、古い時代の前提で成り立っている。本来は、そうした選択肢が消えた時点で、直ちに見直すべきだった」という――。


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「悠仁さまと結婚しようとする女性は現れるのか」皇室を存続の危機に陥らせている皇室典範の欠陥
高森 明勅 によるストーリー • 3 時間前


英国へ出発する秋篠宮ご夫妻を見送られる次女佳子さまと長男悠仁さま=2023年5月4日、東京都港区[代表撮影]
英国へ出発する秋篠宮ご夫妻を見送られる次女佳子さまと長男悠仁さま=2023年5月4日、東京都港区[代表撮影]
© PRESIDENT Online
皇室典範では、皇位の継承資格を男系の男子に限定している。神道学者で皇室研究家の高森明勅さんは「皇室典範は構造的な欠陥を抱えている。ここで定められている皇位継承のルールは、正妻以外の女性が生んだお子様などにも皇位継承を認める選択肢があった、古い時代の前提で成り立っている。本来は、そうした選択肢が消えた時点で、直ちに見直すべきだった」という――。


皇室典範が抱える欠陥

はたしてどれだけの人が気づいているだろうか。現在の皇室典範が構造的な欠陥を抱えているということを。
皇室はとっくに側室制度を廃止して、「一夫一婦制」に移っている。にもかかわらず、皇位の継承資格を「男系男子」だけに限定するという、明治の皇室典範が初めて採用した、歴史上かつてない窮屈なルールをそのまま維持している。

正妻にあたる方から代々、必ずお一人以上の男子が生まれるなんてことはありえない以上、正妻以外の女性(側室)が生んだお子様などにも皇位継承を認める選択肢がもう一方にあった古い時代でなければ、こんな窮屈なルールは維持できるはずがない。だからその選択肢が消えた時点で、直ちに見直すべきだった。

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政治の無責任が悠仁さまのご結婚を難しくする
さらに、後に触れるように報告書のプランでは、敬宮(としのみや)(愛子内親王)殿下をはじめ未婚の女性皇族がご結婚されても、そのお子様は皇族の身分も皇位継承資格も認められない。


そのようなルールなら、やがて皇族は悠仁殿下のお子様しかいなくなってしまう。言い換えると、悠仁殿下のご結婚相手が必ずお一人以上の男子を生まなければ、皇室そのものを断絶させる結果になる。これはご結婚相手の女性にとって、想像を絶する重圧だろう。


そのような未来があらかじめ見えている場合、果たして悠仁殿下と結婚しようとする国民女性が現れるか、どうか。


報告書は、とりあえず悠仁殿下のご結婚までは様子見を決め込む、無責任な姿勢だ。しかし、そのような責任回避、問題解決の先延ばしこそが、悠仁殿下のご結婚そのものを至難にするのではないか。




 








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秋篠宮ご夫妻 戴冠式への渡英費用は推定2.3億円も…英国民から“格下参列”に批判の懸念

2023年04月25日 10時05分24秒 | 皇室のこと



“なぜ日本は英国の歴史的な場に、無名の皇族を参列させるのか”という声が上がり、英国民から“総スカン状態”になってしまわないかと心配しています…



秋篠宮ご夫妻 戴冠式への渡英費用は推定2.3億円も…英国民から“格下参列”に批判の懸念(女性自身) - Yahoo!ニュース 


秋篠宮ご夫妻 戴冠式への渡英費用は推定2.3億円も…英国民から“格下参列”に批判の懸念
4/25(火) 6:03配信
1066コメント1066件

2019年6月、ポーランドをご訪問(写真:アフロ)
陵(みささぎ)の前に進み、深々と拝礼されたのは、モーニング姿の秋篠宮さまとグレーの参拝服をお召しの紀子さまだった。

 【写真あり】秋篠宮ご夫妻が初めてご利用になる政府専用機 

4月20日、秋篠宮ご夫妻は東京都八王子市にある昭和天皇の武蔵野陵(むさしののみささぎ)と香淳皇后の武蔵野東陵(むさしののひがしのみささぎ)を参拝された。 皇室担当記者はこう語る。

 「皇室では海外ご訪問の前に、天皇陵と皇后陵を参拝するのが慣例となっています。秋篠宮ご夫妻は5月6日のチャールズ国王の戴冠式に参列するため、4~7日の日程でイギリスを訪問されます。ご出発より2週間以上早く参拝されたことからも、秋篠宮ご夫妻の訪英に対する意気込みが伝わってきます」

 4月11日に閣議で了解された秋篠宮ご夫妻のご訪英。3月下旬に英王室から招待状が届いたというが、宮内庁関係者によれば、 

「2月上旬時点で、すでに天皇皇后両陛下ではなく、秋篠宮ご夫妻が渡航されることが内々に決まっていました。そのころから宮内庁内では“紀子さまがかなり張り切っていらっしゃる”と、ささやかれていたのです。紀子さまは、お召しになるドレスなど、ほぼ3カ月間かけて着々と準備を進められてきたようです」


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ちなみに1902年のエドワード7世の戴冠式では刺繍画の屏風など、1953年のエリザベス女王の戴冠式では『鷺蒔絵手箱(さぎまきえてばこ)』などが贈られている。鷺蒔絵手箱は、人間国宝の前身にあたる帝室技芸員にも任命された漆芸家・白山松哉の手による精緻な作品だった。 

チャールズ英国王の意向で各国の国王たちが参列

 英国王の戴冠式への秋篠宮ご夫妻のご参列は、日英両国の交流の歴史的な一幕ともなるべきものだが、残念ながら、英王室や英国民の反応はかなり薄いという。欧州王室に詳しいジャーナリスト・多賀幹子さんはこう語る。

 「これまで英国の戴冠式には“すでに即位した王や女王”は参列しないという慣例がありました。しかしチャールズ国王は、“戴冠している友人たち”を招待することで、英国に外交面でのメリットをもたらしたいと考えていると報じられています。 スペインからはフェリペ国王夫妻が、スウェーデンからはカール16世グスタフ国王が長女のヴィクトリア王太子を伴って参列します。 さらにオランダからはウィレム=アレクサンダー国王夫妻が参列するだけではなく、ベアトリクス元女王とカタリナ=アマリア王太子も戴冠式前夜のレセプションに出席されるようです。 デンマークからはフレデリック皇太子夫妻が参列しますが、マルグレーテ女王が腰の手術を受けてリハビリ中であることが理由とされています。

 いずれの王室もチャールズ国王の意向を汲み、さらに自国の事情も反映して、出席する方を選んでいるのです。こうして多くの国王が参列するなかで、秋篠宮ご夫妻についての英国内での報道はほとんどないのが実情です……」 チャールズ国王とは長年の交流を持つ天皇皇后両陛下が参列された場合に比べて、秋篠宮ご夫妻の席次は下がってしまう可能性もあるという。 

ロンドン在住の日本人ジャーナリストは、次のような懸念も示した。

 「戴冠式での席次が後ろになるだけならまだしも、“なぜ日本は英国の歴史的な場に、無名の皇族を参列させるのか”という声が上がり、英国民から“総スカン状態”になってしまわないかと心配しています……」 多額の費用も要する秋篠宮ご夫妻のご訪英と戴冠式ご参列が、日英両国の友好を深める一助になることを切に祈りたい。
「女性自身」2023年5月9日・5月16日合併号



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愛子天皇」を見たいムードがこの国にはある 

2022年12月18日 13時03分38秒 | 皇室のこと



愛子天皇」を見たいムードがこの国にはある 大変な運命の下に生まれた女性から目が離せない〈dot.〉



12/7(水) 16:30配信
1コメント1件
21歳の誕生日を迎えた愛子さま(宮内庁提供)

作家・北原みのりさんの連載「おんなの話はありがたい」。今回は、愛子内親王について。 【写真】北原みのりさんはこちら。


*   *  *  

皇室のカレンダーを飾る人の気持ちが知れなかった。だいたい他人の家族写真を自宅に飾るという発想が意味不明である。そう思って半世紀生きてきた。が……気が付くと私は今、こう思っている。  


21歳のお誕生日、白い馬と寄り添うように立ち、カメラ目線でほほ笑む愛子内親王の“あのお写真”、ほしいです。 

 多くのメディアが一斉に報道した愛子内親王の21歳誕生日ショット。眞子さん×小室さんにまつわる報道に疲れ気味だった今だからなのか、深い幸福、静かな平和、強い安定を漂わせる愛子内親王の笑み(白馬付き)に、虚を突かれたのかもしれない。内親王に全幅の信頼を寄せているような馬の表情もすごい。ちなみにあの白馬の名は「生智」である(←調べた)。


生きる智、ですよ。ディープインパクトとか、トウカイテイオーとか、キタサンブラックとか……そういうのではない馬の名前を、私は初めて知りました。

  愛子内親王、いったいどのような方なのだろう。2020年の共同通信の調査によれば、女性天皇を認めることに「賛成」「どちらかといえば賛成」を選んだ人は計85%にのぼっている。それはやはり、その地位に立つのが愛子内親王だから、という具体的なイメージがあってこその85%だろう。この国のムードとしては、愛子天皇を見たい、という欲望がはっきりとあるのだ。 

 愛子内親王。長年、心身の不調を訴えてきた母のもと、ご自身も中学時代に激やせした姿を見せるなど、精神的に厳しい時代も長かったのではないかと思っていたが、今年3月に行われた初めての単独記者会見では、


「皇室の一員である」ことの使命を堂々と語られていた。ご自身の言葉を自由に発することのできない立場としては、佳子内親王はじめ他の成年皇族の女性たちよりずっと厳しいのではないかと思われるが、佳子内親王による現代女性らしい発信(ジェンダー平等に関することなど)や、眞子さんの“家出”のような結婚から感じる生々しさのようなものは、愛子内親王からはほぼ感じられない。そもそも報道によれば、愛子内親王はこの1年、コロナ禍のため外出は3回だけだったという。いくらおうちが広いとはいえ、21歳の女性がそんな生活できるものだろうか。そういう意味では、閉ざされた世界でも黙々と我が道を生きられるという、ものすごく皇室向き……なのかもしれない。

以下はリンクで



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愛子さま 宮内庁で高まるチャールズ国王戴冠式で“世界デビュー”への期待

2022年10月10日 10時03分10秒 | 皇室のこと
愛子さま 宮内庁で高まるチャールズ国王戴冠式で“世界デビュー”への期待



10/10(月) 6:02配信
426コメント426件
(C)JMPA

天皇陛下と雅子さまは、心待ちにされていた「とちぎ国体」総合開会式に出席されるため、10月1日、栃木県宇都宮市を訪問された。 

【写真あり】愛子さまと同い年であるベルギーのエリザベート王女

 雅子さまはスタジアムの貴賓席でも終始笑顔をお見せになり、ときおり陛下とお顔を寄せ合ってほほ笑みながらお話しされていた。2年8カ月ぶりに、地方で生活する国民とふれ合うことができた喜びが、雅子さまのご表情にはっきりと表われていた―ーー。

 そして雅子さまの晴れやかなご表情には、「たしかな自信がにじんでいるようにお見受けした」という宮内庁関係者は、こう語った。

 「強行日程でしたが、無事にエリザベス女王の国葬へ参列できたことに、強い手ごたえをお感じになっておられるからでしょう。慣例では天皇は葬儀に参列されませんので、きわめて異例のことでした。

 先日の訪英で、両陛下が国際親善における“慣習の壁”を超えることもいとわないというご姿勢を、はっきりとお示しになったとも感じています。早ければ来春に執り行われるチャールズ新国王の戴冠式においても、王室や国民に祝意をしっかりとお伝えになりたいというお気持ちがあると拝察しております」 

1953年に行われたエリザベス女王の戴冠式には、昭和天皇のご名代として皇太子時代の上皇さまがご参列。世界各国の王族や元首が集結する盛大な祝賀行事だった。それから70年、両陛下が模索される“新しい国際親善”の柱として、愛子さまにご期待を寄せられているというーー。 


「チャールズ新国王の戴冠式に、天皇陛下のご名代として愛子さまに参列していただきたいという声も宮内庁内から聞こえてきます

 愛子さまは“絶対に両陛下へ感染させてはならない”というご覚悟で、コロナ禍以降は外出を自粛されています。そのため成年を迎えられても、国内での行事はおろか、対外的な国際親善の場でのご公務デビューもできない状況が続いています。

 いっぽうで、愛子さまにも“皇族として活躍する場を設けてあげたい”という雅子さまのお気持ちは、両陛下が本格的にご活動を再開されている昨今、より強まっているように拝察しております」(皇室ジャーナリスト)



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天皇陛下がオリパラ開催へ強硬姿勢の政府に異例の“苦言” 10回も無視された「肉声」

2022年09月09日 06時05分49秒 | 皇室のこと

「ご自身が名誉総裁をお務めになるオリンピック・パラリンピックの開催が感染拡大につながらないか、ご懸念されている、ご心配であると拝察しています」 【貴重写真】'64年東京・'98年長野のオリンピックを観戦される天皇陛下

陛下がついに重い口を開かれた


2021
 異例ともいえる発言が波紋を呼んでいる─。6月24日、宮内庁の西村泰彦長官が定例会見で、天皇陛下のお気持ちをそう“拝察”した。

 「陛下はこれまで、東京オリンピックとパラリンピックについての意見を口にされることはいっさいなく、側近にも無言を貫いておられました。しかし、心の中ではずっと、五輪開催への懸念をお持ちだったということでしょう」  声を潜めてそう明かすのは宮内庁関係者のひとり。 

「両陛下はコロナ禍に苦しむ国民のことを第一に考えられてきました。ワクチンを接種される予定は公表されておらず“国民に行きわたるまでは、打たない”との意思が感じられます」(同・前) 

 西村長官は同会見で記者からの質問に「陛下から直接そういうおことばを聞いたことはありません」と強調したが、静岡福祉大学の名誉教授で近現代の皇室制度に詳しい小田部雄次さんはこう否定する。 


長官が独断で陛下のお気持ちを公言することはありえないと思います。とはいえ陛下が直接命じられたわけではなく、長官が感じとった五輪に対する陛下のお気持ちを、長官の責任で公言する形にしたのでしょう」 

 では、なぜ東京五輪の開催まで1か月を切った今、西村長官は陛下のお気持ちを“代弁”したのか。


「6月22日に陛下が菅義偉総理大臣から内奏を受けられたことがきっかけでしょう。内奏とは、国務大臣などが陛下に国政の報告を行うことで、2人きりなので内容は明かされません。先日は菅総理が五輪のコロナ対策などについて説明したとみられています。その報告で“五輪開催への懸念を国民に示すべき”と、思い立たれた可能性があります」(前出・宮内庁関係者) 


 西村長官が定例会見を行うのは2週に1度の頻度。今回を逃すと五輪の直前になってしまう。開催に強硬姿勢の政府に対して、改めてリスクを認識してもらうため、観客の有無などが決まるぎりぎりの時期に“メッセージ”を出されたのかもしれない。




ただ名古屋大学大学院の准教授で象徴天皇制に詳しい河西秀哉さんは「憲法上、天皇が政治的問題へ関与することは許されない」と話す。

ご発言は陛下ご自身のリスクにも

「今回のご発言はそうとうなリスクを伴っています。私はぎりぎりで許容されるラインだと考えますが、“憲法違反だ”と捉える方々もいると思います。  発言を受けて政府が直接的に五輪におけるコロナ対策に着手すれば“天皇が政治に関与された”と問題になるため、あくまで間接的に対応するはずです。例えば、感染症対策について、より具体的な策を示したり、両陛下がなぜ五輪に携わる必要があるのかを丁寧に説明するのではないでしょうか」  リスクを伴いながらも陛下が今回の行動に踏み切られた理由は2つあるという。 「1つめは、政府に対して抱かれている“感染症対策の懸念”を示すためです。天皇は、東京五輪の名誉総裁として万全な対策を求められています。  2つめは、国民からの批判を防ぐためです。開会式では、国の元首が開会宣言を読み上げることになっています。その場合、開催に反対してきた国民から反発の声が上がるでしょう。天皇が深く心配しておられることを国内外に印象づけたことで“天皇のお立場上、表に出るのは仕方がない”という理解につながると思います」(河西准教授) 


 陛下による“メッセージ”は、実は今回が初めてではない。ご進講や、各公務の場でもコロナについてのおことばを述べられてきた。 

「初めての緊急事態宣言が発令された昨年4月、両陛下は政府の『新型コロナウイルス感染症対策分科会』の尾身茂会長からご進講を受けられました。

普段はご進講でのご発言が宮内庁のHPに掲載されることはないのですが、尾身会長に語られた“感染症の拡大は、人類にとって大きな試練”といった一連のおことばが掲載されたのです。それほど、コロナに対する陛下の危機感が高いということ。 


 その後のご進講や、コロナと直接関係のない場面でも、公におことばを述べられる際には、コロナと闘う医療従事者への労いや感謝の意を必ず述べられてきました」(前出・宮内庁関係者)


1月に公開された両陛下による新年のビデオメッセージでは「安心して暮らせる日が必ずや遠くない将来に来ることを信じ、みなが互いに思いやりを持って助け合い、支え合いながら、進んでいくことを心から願っています」と述べられ、国民を鼓舞された。  

さらに、直近で行われた6月21日の『日本学士院授賞式』では、 「わが国を含め世界各国は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大という大変に厳しい試練に直面しています。この試練を乗り越えるためには、国内外を問わず、私たちが、なお一層心をひとつにして協力していくことが大切です」  

と、以前よりも強い表現でスピーチされた。


皇室の存在意義が国民に確認された


 昨年4月から今年6月にわたって実に計10回、コロナに関する発言をされてきた陛下。 

「日本の“象徴”である以上、政治に関与することができませんが、その分ご自身がおことばを述べられる機会をとても大切にされています。国がひとつとなってコロナに立ち向かうため、“肉声”を通して政府や国民に何度も訴えかけてこられました。しかし、コロナ対策が万全とはいえないまま“五輪ありき”を貫く政府には響かず、“空振り”だったということです」(皇室ジャーナリスト)  

陛下は五輪直前に“最後の一手”を投じられた。前出の小田部教授は、陛下のご決断をこう分析する。 


「令和の天皇として、行事の運営について主体的なメッセージを国民へ伝えられたのは初めてのことです。現代の皇室は国民とともに歩まれ、触れ合うことを重視されているため、コロナ禍による活動の停滞は皇室の存在意義に関わる極めて深刻な状況でした。しかし、今回のように天皇が自分の本意を内外の人々にお伝えになったことで、改めて皇室の存在意義が国民に再確認されたと思います


  異例の“苦言”は、東京五輪にどんな影響を及ぼすのだろうか─。


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