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人類は50%の確率でAIにより滅亡!? 人類がしてきたことを辿る MIT教授が危険性を示唆

2024年08月18日 15時06分23秒 | 科学のはなし
人類は50%の確率でAIにより滅亡!? 人類がしてきたことを辿る MIT教授が危険性を示唆


2023/06/10(土) 22:03:37


人類がAIによって絶滅に追いやられる可能性が50%もあるという考え方が、このほど示された。米マサチューセッツ工科大学のマックス・テグマーク教授は、地球上で最も知能の高い生物である人類が「下等」の生物を絶滅させてきたことを引き合いに出し、AIが人間より賢くなった時に、人類は同じ運命を辿ると予想している。

 さらに、人類は自分たちの終わりの時期を、その知性の低さゆえ事前に推し量ることが不可能だという。母国スウェーデンのテレビ局SVTの取材にテグマーク教授はこう話す。

 「生物の半分がすでに我々人類によって絶滅しています。我々の方が賢かったため、彼らは絶滅を抑えることができなかった」

「今何を警告しているのかというと、我々人類が自分たちの社会のコントロールを自分よりも賢い機械に任せてしまうことで、我々は同じ運命を辿る可能性があるということです」

(BANG Media International/よろず~ニュース)


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「なぜ時間は過去→未来にしか進まない?」を“量子もつれ”で説明か 

2024年07月12日 22時05分50秒 | 科学のはなし



「なぜ時間は過去→未来にしか進まない?」を“量子もつれ”で説明か 未解決問題「時間の矢」に切り込む 




2024/06/05(水) 21:25:

ITmedia NEWS

 英サリー大学と米カリフォルニア大学サンディエゴ校に所属する研究者らが発表した論文「The Decoherent Arrow of Time and the Entanglement Past Hypothesis」は、時間が過去から未来へ一方向にしか流れない理由を探究した研究報告である。

 普段感じている時間は、過去から未来へと一方向にしか流れていかない。このような時間が一方向に進む概念を「時間の矢」と呼び、物理学の未解決問題の一つとしている。この時間の矢を説明する新しい考え方を提案したのがこの研究である。

 この論文では、宇宙が始まったときには「量子もつれ」は少なかったと主張(宇宙の初期状態が非常に低いもつれエントロピーを持つ状態であったという仮定)しており、これを「量子もつれの過去仮説」(Entanglement Past Hypothesis、EPH)と呼んでいる。

 「量子もつれ」とは、2つ以上の量子がどんなに遠く離れていても互いに強く関連し合う量子特有の現象をいう。この状態にある量子は、一方の状態が決定されるともう一方の状態も即座に決定される特性を持つ。量子もつれは外部からの干渉があると壊れてしまい、この現象を「量子デコヒーレンス」と呼ぶ。量子コンピュータを実用化する上でも、このデコヒーレンスは大きな障害となる。

 論文では、宇宙が進化するにつれて、量子もつれが増えていき、それと同時にデコヒーレンスも増えていったと説明。量子デコヒーレンスは後戻りできない変化(不可逆的なプロセス)なので、時間が前にしか進まない理由の鍵になると指摘している(デコヒーレンス的時間の矢)。

 これは「熱力学的時間の矢」と類似している。宇宙の初期状態が非常に低い熱力学的エントロピーを持っており、時間が進むにつれてエントロピーが増加する現象によって時間の一方向性を説明するというものである。



2024/06/05(水) 21:25:58.




「時間」とはなにか?→「量子もつれ」によって作られた“副産物”かも イタリアの研究者らが提唱


「時間」とはなにか?→「量子もつれ」によって作られた“副産物”かも イタリアの研究者らが提唱

 イタリアのフィレンツェ大学などに所属する研究者らが発表した論文「Magnetic clock for a harmonic oscillator」は、時間が量子もつれから生じるという理論モデルを提唱した研究報告である。研究チームの計算結果は、時間が物理的現実の基本的な要素ではなく、量子もつれの結果として生成されたものである可能性を示唆している。





「時間」とはなにか? イタリアの研究チームが仮説を提唱
(関連記事:「なぜ時間は過去→未来にしか進まない?」を“量子もつれ”で説明か 未解決問題「時間の矢」に切り込む)


 一般相対性理論では、時間は宇宙の構造に組み込まれており、この物理的現実は時空に設定されている。この理論では、重力の存在によって時間がゆがんだり遅れたりする。一方、量子理論では、時間は可変でないものとされ、他の物体の特性のようには変化しない。その経過を記録するには、物体の外部にある時計を参照する必要がある。


 今回研究チームは、ある物体が時間とともに変化するのを見るのは、その物体が“時計と量子もつれ状態だからではないか”と考えた。「変化する物体」と「時計」が量子もつれになっており、この量子もつれによって「時間」が生まれるという理論モデルである。量子もつれとは、2つの物体がどれだけ離れていても密接に結びついており、一方を乱すとその瞬間もう一方も影響を受けるという現象だ。


 研究チームは、量子もつれした状態を数学的にモデル化するために「時計」役に小さな磁石のシステムを、「変化する物体」役にバネのように振動するシステム(量子オシレーター)を準備した。なお、磁石のシステム(時計)と量子オシレーター(変化する物体)は、量子もつれの状態に設定した。


 この設定下で、シュレーディンガー方程式を用いて系の時間発展を記述。その結果、通常の時間変数の代わりに、磁石のスピンを数え上げる変数が現れることが分かった。磁石のスピン状態が変化するたびに、量子オシレーターの状態も変化する。この変化は、観測者にとって「時間の経過」として認識される。


 このモデルでは、時間とは実際には磁石のスピン状態の変化にすぎない。外部の観察者から見ると、全体のシステムは静的で変化のないものとして見えるが、内部の観察者には変化が時間として感じられる。


 研究チームのこの実験結果は、時間は量子もつれの結果として現れるものであり、もつれがなければ時間も存在しないことを示す。もし私たちが時間の経過を知覚するならば、物理的世界に量子もつれが織り込まれていると考えられる。逆に、量子もつれのない宇宙では、全てが静的で変化がないように見えるのかもしれない。



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10年後の日本に恐怖。80歳まで働く、外資に買収される企業も

2024年07月12日 03時06分18秒 | 科学のはなし

生活様式や価値観が目まぐるしく変わる現代。テクノロジーの進化によって、それはますます加速度を増している。10年後、日本の未来はどう変わっているのだろうか? 我々が今から準備、そして覚悟しておくことは? 専門家に聞いた。 
203X年の日本を覆う不穏で不都合な未来

世界の製造業は原材料の産地に継続的な投資をしている。それを怠った国内チョコレートメーカーは瀕死の状態に!?(写真はイメージ)

 世界が変化の速度を増していくなか、10年後の日本はどうなっているのか。社会の持続可能性に配慮するサステナビリティ経営などに詳しい夫馬賢治氏は、次のような未来予想図を語る。 

「中国やインド、東南アジア諸国の経済力がはるかに強まり、日本企業も外資に買収されることが増えます。そのため、今以上に外国語習得の必要性が高まるでしょう。そして日本のお家芸だった製造業も、その頃には競争力が激減。10年後には新興国発のイノベーションが日本を席巻し、国内の雇用を脅かすようになります」  
   

SDGsの取り組みに疎い日本企業

  また、昨今の世界的な企業では、SDGs(持続可能な開発目標)を重視した経営を推進しているが、この分野での日本企業の取り組みは遅く、海外勢に大きく水をあけられている。その悪影響は、まず食品に表れるという。 

「10年後は日本企業製のチョコレートが食べられなくなる恐れがあります。日本の大手企業が輸入しているカカオは、ガーナやコートジボワールの森林を焼き畑農業して栽培されたものですが、現地にはもう焼く森がありません。この30年でコートジボワールの森林は8割が消えました。  

海外企業のネスレやゴディバは現地の農家に未来に持続可能な農法を直接指導していますが、日本の企業はそうした努力にはいまだに無頓着です。原料は日本の商社がどこかから調達してくるから、それを買えばいいという発想なんです」  

最近でこそ、日本でもSDGsが叫ばれてきたが、企業側の努力は鈍いまま。原材料輸入に頼りきりの国内企業に勤める人は、身のふり方を考えたほうがいいかもしれない。

日本の人口動態から見る未来

今起こっている日本的雇用の崩壊、世代間格差の拡大、現役世代の収入が高齢世代に吸い上げられる現象などは、20年以上前に指摘されていたことばかりです。人口動態を踏まえれば’20年代にこうなることは誰でもわかるのに、政府は無策のままでした。 

 ということは、今の人口構成から10年後、20年後の日本も見えてくるわけです。『人生100年』が現実のものとなれば、生涯現役が当たり前になります。能力のある人は長く働き、年金しか頼みの綱がない人との“老老格差”がどんどん開いていくでしょう」  
   

あらゆる差別をなくしていくと、必然的に能力主義の社会になる

 しかも、これは高齢者間だけの問題ではない。近年はさまざまな場面で性別や年齢差などでの差別が是正され、リベラルな社会が実現されつつあるが、皮肉なことにこれが格差を拡大していく。

 「あらゆる差別をなくしていくと、必然的にメリトクラシー(能力主義)の社会になります。評価基準として認められるのは学歴、資格、経験だけで、これらの有無が格差拡大に繋がっていきます。  

現在の40~50代は、来るべき能力主義社会と生涯現役社会のために、専門性や実績をつくることに奮闘する期間。これまでの日本社会は、会社に所属することが生活保障でしたが、今後は違います。50代でフリーランスになり、80歳くらいまでシームレスに働き続けることが人生設計の常識になるでしょう」  いずれにせよ「今と同じ農法や工業技術では、現状の生活水準の維持は不可能」(夫馬氏)なのだ。

夫馬賢治氏
【戦略・金融コンサルタント・夫馬賢治氏】 サステナビリティ経営・ESG投資コンサルティング会社のニューラルCEO。近著、『データでわかる2030年地球のすがた』(日本経済新聞出版)、『ESG思考』(講談社)
橘 玲氏
【作家・投資家・橘 玲氏】 小説から評論、投資術など幅広いジャンルで執筆。『言ってはいけない残酷すぎる真実』(新潮社)、『上級国民/下級国民』(小学館)など著書多数 <取材・文/沼澤典史(清談社)> ―[[10年]生き残り戦略]―
沼澤典史


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NASA、火星環境に1年間住む人を募集中 報酬900万円で4人、孤立生活への忍耐力が必要

2024年07月01日 00時05分31秒 | 科学のはなし










NASA、火星環境に1年間住む人を募集中 報酬900万円で4人、孤立生活への忍耐力が必要

2/29(木) 22:00配信


よろず~ニュース
火星


 NASA(米航空宇宙局)が、火星のシミュレーション空間に1年間住む人々を募集し始めた。4月2日までに4人を募っており、テキサス州のジョンソン宇宙センターにある火星を模した1700平方フィート(158平方メートル)の居住空間「マーズ・デューン・アルファ」で生活することとなる。


【画像】まるで地球!? NASAが火星のパノラマ写真を公開 鮮やかな光景に


 火星の状態を正確に再現した空間で参加者はスペースウォークを体験するほか、身体的及び行動に関する健康をチェックされ、家族から離れた孤立生活への忍耐力が求められる。


 条件としては、30~55歳の米国人であること、生物学、物理学などの分野で修士課程を修了していることなどが挙げられている。参加者には、同空間で起きている間は1時間10ドル(約1500円)が支払われ、合計6万ドル(約900万円)ほどの報酬が見込めるという。


 NASAは「このアナログミッションは、可能な限り現実の火星に似せて行われます。資源の制限、孤立、設備故障、重い作業負荷といった環境ストレス要因も含まれることになります」と発表しており、「アナログ中のクルーらの主なアクティビティにはスペースウォーク、VRコミュニケーション、作物の生育、食事の準備、消費、運動、衛生活動、メンテナンス、個人の時間、科学的研究、睡眠が含まれる予定です」としている。


(BANG Media International/よろず~ニュース)




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「3つしかない」ノーベル賞科学者・山中伸弥が明らかにする、意外過ぎる「成功者」になるための裏ワザ

2024年04月18日 22時05分34秒 | 科学のはなし

山中 僕がいつも言っているのは、他の人と違うことをやろうと思ったら、3パターンしかないということです



「3つしかない」ノーベル賞科学者・山中伸弥が明らかにする、意外過ぎる「成功者」になるための裏ワザ
4/17(水) 7:04配信




現代ビジネス
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 想像を絶する速度で進化を続けるAI。その存在は既存の価値観を破壊し、あらゆる分野に革命をもたらしている。人知を超えるその能力を前に、人類はどう立ち向かうべきなのか。


「3つしかない」ノーベル賞科学者・山中伸弥が明らかにする、意外過ぎる「成功者」になるための裏ワザ


 それぞれの分野の最先端を歩む“ノーベル賞科学者”山中伸弥と“史上最強棋士”羽生善治が人間とAIの本質を探る『人間の未来AIの未来』(山中伸弥・羽生善治著)より抜粋して、新時代の道標となる知見をお届けする。


 『人間の未来AIの未来』連載第22回


『【山中伸弥×羽生善治】「運命の出会がなくなる…」天才二人が予言する、「AI結婚」が蔓延るヤバすぎる未来』より続く


新しいことを思いつくのは不可能
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 羽生 棋士をずっと続けてきて経験的に知ったことがいくつかあります。前例のない手が指され、それをきっかけに形勢が大きく有利に傾いたとき、その手を「新手」と言います。でも自分が「いい新手を思いついた!」ということがあっても、だいたい他の誰かがすでに思いついている、そう思ってほぼ間違いないんです。


 山中先生の場合は、非常に斬新な発想とアイデアで研究を進めてこられました。他人と違う発想をするためには、どういうことが大切だと思われますか。


 山中 これは芸術家もそうかもしれませんが、研究者は特に他の人と同じことをやっていてはいけない、面白くない、ということは誰からも言われるんです。でも、いざ他人と違うことをしようとすると、至難の業なんです。僕もまさに羽生さんが今言われたのと同じように、「これはすごいアイデアを思いついた!」と思っても、だいたい他の人がすでに考えていますね。


 とくに今、インターネットで誰もが情報を共有する時代です。インターネットが広まる前だと情報が共有されずに、その人しか知らないという特権をもとに、その人だけが考えつくアイデアもあったんですが、今はそれがもう、ほぼなくなっています。論文を発表したら、雑誌が発売される前にオンラインでリアルタイムに世界中に共有されますから。そうなってくると、人と違うことをするのは、もうほとんど不可能な状態になってきました。



独自のアイデアを生み出す方法
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 羽生 そういった中で、独自のアイデア、発想というものは、どのようにして生まれるのでしょうか。


 山中 僕がいつも言っているのは、他の人と違うことをやろうと思ったら、3パターンしかないということです


 1つ目は、アインシュタインみたいに、もともと天才というパターンです。他の人は決して思いつかないことを思いつくことができたら、まさに王道ですよね。でも残念ながら、僕はそんなことは一回もありませんし、そんな天才に出会ったこともほとんどありません。これはわれわれ凡人には縁のないパターンです。


 2つ目は、他の人も考えているようなことだけれども、一応自分も思いついた。生命科学の場合は、その仮説を実験で確かめます。実験をしてみて、予想通りの結果が出た。それはそれで、それなりにうれしいんです。でも、そうしてやった実験で、予想通りの結果ではなく、まったく思いもかけなかった結果が返ってくることがあります。


ユニークな3つ目のパターン



 山中 そのときがチャンスです。僕たちはいくら必死に考えても、他人と違うユニークなことはなかなか思い浮かびません。けれども、自然はまだまだ未知のことでいっぱいですから、僕たちが実験という手段で自然に問いかけると、まったく意外な反応を示してくれることがあるんです。自然がちょっとヒントを返してくれる、というんでしょうか。


 実験をしてみて、予想していなかったことが起こったときに、それに食らいつけるかどうか。それが他の人と違うことをやる2つ目のチャンスですね。


 羽生 自分が予想しなかった結果や出来事が起こったときに、そこに深く疑問を持つというか、自分なりに原因を考えていくんですね。


 山中 そうです。期待していたものとは違った結果が出たときにがっかりして終わってしまうか、それを「これは面白い」と喜べるかどうか、ですね。


 3つ目は、自分も他人もみんな「これができたら素晴らしい」と考えているんだけれども、「無理だろう」とあきらめて、誰もやっていないことに敢えてチャレンジするというパターンです。この3つが、僕の考え得る、他の人と違う研究をするパターンです。僕は、1つ目はもうダメだとわかっているので、2つ目と3つ目に懸けてきました。


 羽生 なるほど。



「知識が邪魔することもある」二人の天才が語る、無知であることが武器になる「納得の理由」【山中伸弥×羽生善治】』
に続く



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