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【ISOWA PRESS】

ISOWA発、お客様、業界関係者様にお送りさせていただくメールニュースです。
お仕事の合間にお気軽にお読み下さいませ。

第248号:『ISOWA AMERICA 新オフィスへ移転(後編)』

2020年08月01日 | Weblog
皆さま、こんにちは!

前号に引き続き、ISOWA AMERICA社長のロン・ミラーです。

前号と今号、2号にわたってお送りしている「ISOWA AMERICA 新オフィスへ移転」。
この移転を通して、ISOWA AMERICAの社員の一人一人が将来の夢を共有し話し合い、
夢に向かって協力し明るく取り組んでくれました。

今号は今回のオフィス移転と将来の展望について、
其々の社員からのコメントを皆さまへご紹介したいと思います。



運営チーム:カイザー

新しいオフィスへの移転計画では“スピードと対話”の精神に基づき、安全性と仕事の流れの効率性を重視しました。
倉庫内には小さいものはボルト1つから大きいものは段ロールまで多種多様な在庫部品があり、様々なラック構成や保管方法を考えました。
また人やフォークリフトなどの移動経路、敷地内の線引き、可動式/固定式の脚立、作業・梱包エリアについても検討しました。

倉庫内のレイアウトを決めた後、明るく安全で生産性の高い照明についても考えました。
こうして考えた最終のレイアウトははじめ少し奇抜に見えるかもしれませんが、動線が非常にスムーズになり、部品のお見積りや出荷がこれまでより効率的に行えることで生まれた時間をお客様との対話や積極的なサポートに時間を割り当てることができると期待しています。
また、新しく実施する梱包方法と固定棚番方式についても楽しみにしています。
これらの改善はお客様には見えないところかもしれませんが、リードタイムを更に短縮し、全体的なサービスレベルを向上させるためにも非常に重要だと考えています。
ご期待下さい。



管理チーム:アケミ

安全はISOWA AMERICAにとって非常に重要であり、社員一人一人が「安全第一」を考えながら、移転の計画と準備に多くの時間を費やしました。
私たちの新しいオフィスには、下述のような改善された多くの安全装置、そして、今後成長をしても十分なサポートできるようなスペースと設備が確保されています。

- リアルタイムのビデオモニタリングとすべての出入口での電子キーカードアクセスを備えた最新のセキュリティシステム。
- 環境を配慮しオフィス全体に動作検知LED照明。
- ADA(アメリカ障害者法)に準拠。
- 高さ調節可能な電動デスク、多関節式デスクトップモニターアーム、人間工学に基づいた快適な椅子、人間工学的に安全な作業環境の採用。
- 特にコルゲーターや製函機などの大型部品を扱う社員が安全に作業できるように、広い通路を備えた広々とした倉庫。
- 地元の消防署と事前に話し合って決めた非常出口ルートと救急用アクセス経路。

これら上述の改善には3つの目的があります。

1つ目は社員が効率的に仕事をするための安全な場所を提供すること。
2つ目に「やりなさい」という言葉だけではなく、実際に安全に対する会社の姿勢を示すこと。
最後は社員がお客様を訪問した際、安全に対する考えや恥ずかしくない行動を行えること。

私達は機械メーカーとして、常に機械に関する安全を追求していますが、まず自分達のオフィスから安全を考えるべきであり、自分達のオフィスで行っているお手本となる行動を現場に持ち込み、すべての活動において模範となれるよう考えています。



管理チーム:アン マリー

新しいオフィスへの移転を計画している時、
「是非この機会にハードウェア、ソフトウェア、デバイスのアップグレードを含むネットワークインフラの改善を行いたい!」と考えていました。

新しいオフィスには考えていたように、2段階認証を備えた安全なセキュリティシステムへのアップグレード、オフィス内のワイヤレスネットワーク機能の拡張、クラウドを使用した電話システムの設置、無停電電源装置(UPS)の容量の増加など出来る限りの事を行いました。
また、数年前に導入したSAAS(クラウドベースのERPシステム)を最大限にリモートワーク上で活用できるように、全社員にノートパソコンを与えて、いつでもどこからでもアクセス可能としました。
これにより部品の出荷等の物理的な作業を除いて、出社する事無く、事実上すべての作業はリモートで完了させることができるようになりました。

また社内作業とリモート接続の両方を向上させるため、光ファイバーも引きました。
これにより、お客様の機械で問題が発生した時にISOWA AMERICAの社員が高速通信を使って、リモートで問題の原因を調査することができるようになり、お客様にとっても非常に有益となります。
今回、このような最新のITへの取り組む事ができた事に満足しています。
私達はお客様の業務を中断することなくサポートできる安全で有能なシステムを維持させていく義務があり、今後も管理・改善を続けていきます。



サービスチーム:クレイ、ケイジ

新しいオフィスにて、これから研修の機会が今まで以上に広がることをとても楽しみにしています。
いままでは実機研修と授業形式の研修をお客様の工場にて行ってきました。 
た私達サービスマンが研修を受ける時ははるばる日本へ行って研修を受ける必要がありましたが、今後新しいオフィスで研修ができるようになり、日本へ行く必要が無くせるかもしれません。(日本での研修はとても楽しみにしていましたが…。笑)

私達サービスマンにとって、新しいオフィスの重要な特徴は新しいトレーニングルームと作業スペースとなります。
このスペースはISOWA AMERICAの新入社員、そしてお客様向けにトレーニングする為のスペースであり、近い将来、機械のユニットやトレーニングユニットを設置し、直接もしくはリモートにてお客様をトレーニングする事ができるようになる予定であり、いまからとても楽しみにしています。
技術は進歩し続け、この新しいオフィスはこれからお客様へより良いサポートをご提供できるような場になってくれると確信しています。



中南米チーム:アンドレ、フーラン

ISOWA AMERICAは新しい歴史の扉をまた1つ開ける事ができました。
この新しいオフィスを機に、ISOWAが業界の先駆者であり続けるために、機械を止めることなく、ISOWAファンも継続的に獲得していきたいと考えています。 

新しいオフィスでは在庫部品を増し、且つ効率が向上する事で以前より部品をより早く出荷できるようになります。
これから中南米のお客様をアメリカのお客様工場へご案内した後に、この新しいオフィスへお越しいただき、質疑応答やプレゼンテーションを実施する事もできます。
また新しいオフィスからリモートでお客様のマネジャー・機長・オペレーターの方々にトレーニングやサポートの向上を提供することができるようになります。



営業チーム:ケビン、スコット

新しいオフィスを構えた事で最も重要なことは、部品の在庫を更に増やすことができるように広大なスペースを確保したことです。
現状そして将来の入ってくる新入社員の為に快適な仕事環境を整え、サービス担当者と部品担当者が同じ作業エリアで共同作業ができるスペースや社内会議・役員会議・営業会議ができるスペースに加え、多くのお客様にお越しいただき本格的なトレーニングを行うスペースを構える事ができました。
フェニックスでお客様や友人に新オフィスをご覧いただける事を楽しみにしています!



ISOWA AMERICAの社員からの新しいオフィスに関する熱意のあるコメントはいかがでしたか?
今回お伝えした内容で、私達がどれだけ期待に胸を膨らませているかを
お分かりになっていただけたことと思います。
ISOWA AMERICAにとって、新しいオフィスは実用的且つ象徴的なものとなります。
私達がこれから進み続けるステップは、「今」を改善するだけでなく、
「未来」に向けてモチベーションを高め、一歩一歩前進することを目的としています。

私達は今回、新しいオフィスを構え新たな機会を得たことに加え、
信頼できるお客様との長期にわたる関係に感謝しています。

この新しいオフィスが私達の関係性や能力の向上につながり、
ISOWA100年の歴史の中で新たな一歩となると信じています。 


最後までお付き合いいただきありがとうございました。


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2┃ 「 リモートで据付 」
┃  ~社長磯輪のブログ『磯輪日記』より~
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アメリカのB社様から、段ボール印刷機ファルコンの2台目の注文を頂き、
春に船積みしましたが、その後、コロナウイルス感染が
世界中に広がってしまいました。

しかしお客様としては設備投資減税の適用を受けるために、
どうしても6月末までに生産を開始しなければなりませんでした。

4月の時点では、ここまで感染が拡大するとは想定しておらず、
据付工事はISOWAアメリカで行い、
最終調整時には日本からエンジニアが出張する計画でした。


▼続きはこちら(磯輪のブログ『磯輪日記』)

https://blog.goo.ne.jp/h_isowa/e/220dae874cbe56b6a64f040b129b18c0


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第247号:『ISOWA AMERICA 新オフィスへ移転(前編)』

2020年07月01日 | Weblog
皆さま、こんにちは!
ISOWA AMERICA社長のロン・ミラーです。
今回は2回に亘り、皆さんのお時間を少々いただき、ISOWA AMERICAの今後に関わる大きなニュースを共有させていただきたいと思います。

ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、ISOWAは1960年代に印刷機をアメリカへ販売し始め、1980年代半ばにはアメリカ市場での存在も認められてきました。
1989年にISOWA AMERICAの前身であるISOWA NORTH AMERICAを設立し、機械販売、サービス、部品販売を北米のお客様へご提供してきました。
2001年にISOWA AMERICAが現在のアリゾナ州フェニックス市にオフィスをかまえてからは、アメリカでの実績は更に強固なものとなり、北米だけではなく中南米も地域を拡大させ新しい機械の販売とサービスを行ってきました。
そして2020年の今年、皆さまのお力添えにより私達はいままでのオフィスよりも更に広く新しいオフィスを購入し移転することができました。

ISOWA AMERICA新オフィス建屋


ISOWA AMERICAがより広いオフィスへ移転したのは、過去10年において、今回が2回目となります。
これはISOWAにとっても、今のお客様、そして将来のお客様にとっても、大きな出来事だと私は考えています。
過去10年間で新しい機械の販売、サービス、そして部品の販売は年々増加傾向にあり、これら状況に対応し、段ボール市場における私達の成長と立ち位置にとっても、この3月に新しいオフィスへ移転したことは必要不可欠でした。
この新しいオフィスは以前の建坪面積の約3倍も広く、綺麗にリフォームを行い、私自身もとても気に入っています! 

新しいオフィスはフェニックス市のダウンタウンから西側に位置し、フェニックス国際空港からわずか15分のところにあります。
近くには良質なホテルや様々な美味しいレストラン、そして楽しく遊べる場所や有名なゴルフコースも多く、お客様にお越しいただくのも非常に魅力的なエリアとなっています。
今までの使用していたオフィスを継続するのではなく、新しいオフィスを旧オフィスと同じフェニックス市内に購入する事を決めて、それから移転するまでには約2年間の月日が掛かりました。
私達のサービスを更に向上させる為にどうする必要があるのか?について、時には立ち止まり、社員全員で真剣に考え、深く話し合いました。
話し合いは時々困難を極めました。
問題を洗い出すにはそれぞれ社員の日々の業務を振り返り、実際に何が起こっているか?を見極めなければなりませんでした。
日々の業務のデーターや事実に基づき、整理し理解をすることで、問題の本質に気付きました。
それからは焦点をしぼり、部品の納期に関係する全てのデータを分析し、社内工程の改善を進めました。

加えて、部品の納期短縮の為に、アメリカ国内で部品を製造するアイデアやフェニックスではなく別の拠点に部品とサービスのオフィスを設置するアイデアなどのメリットとデメリットについて(毎晩眠れないほど)考え、話し合いました。
話が長くなる為、話し合った全ての内容をこの場でお伝えすることはできませんが、その中から一つを共有させて頂きます。
納期短縮の為に社内の工程を段階的に様々な改善を試みましたが、私達が目標にしていた納期に到達できるほどの大幅な改善は見られず、より多くの在庫と広いスペースが必要だと分かりました。


より多くの在庫とスペースが必要と分かった後も多くの議論を重ねた結果、バラバラで複数の拠点よりも、以前よりも更に良いサービスがご提供できる拠点を1箇所持つことがお客様にとっては有益であるとの結論に至りました。
この結論が出てからは、北米および中南米のお客様をサポートするために、私達が取るべき次のステップは明確でした。
それは新しい広いオフィスを探して移転することでした。
オフィスを探して移転するまでの計画を練る事になりましたが、私達が想像していたより非常に時間と労力が掛かり、新工場を立ち上げられたお客様のご苦労が本当に良く分かりました。

数ある物件から選んだ現在の新しいオフィスは旧オフィスの倉庫より格段に広いだけではなく、今後会社が成長し社員が増えた時の為のオフィススペース、及びトレーニング設備用スペースをも確保できるぐらいの広さがありました。
新しいトレーニング設備については、私達自身もとても期待して準備を進めているところで、近いうちに詳細を皆さまへご報告する事ができると考えています。
また、北中南米のお客様へのトレーニングとISOWA AMERICAの新入社員へのトレーニングおいても、このトレーニング設備はこれから重要な役割を果たすと考えています。
其々のトレーニングは必要不可欠なものであり、今後沢山のシナジー効果をもたらすことを期待しています。

今回、大きな問題なく新しいオフィスへ移転できたのも、ISOWA AMERICAの社員の一人一人が将来の夢を共有し合い、その夢に向かって協力し明るく取り組んでくれたお蔭だと考えています。
そこで、次号では今回のオフィス移転と将来の展望について、其々の社員からのコメントを皆さまへご紹介したいと思います。


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2┃ 「 ますます いいチームに 」
┃  ~社長磯輪のブログ『磯輪日記』より~
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ホテルから見たアリゾナ州フェニックスの朝です。
砂漠の街っていうのがよくわかるでしょ。

フェニックスでの目的は、もちろんISOWAアメリカ訪問です。

少し前から、アメリカ出張の最後に必ず立ち寄るようなスケジュールになりました。
これはすべて現社長Ronの考えです。それ以前は、オフィスに立ち寄ることはほとんど
ありませんでしたから。

ISOWAの理念をできる限り理解して、それをISOWAアメリカとしても共有
するためにどうしたらいいかを常に考えてくれているんです。


▼続きはこちら(磯輪のブログ『磯輪日記』)

https://blog.goo.ne.jp/h_isowa/e/7fb12a5e2cb307ed09082f8771b7c096


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第246号:『ISOWAロゴ刷新のお知らせ』

2020年06月01日 | Weblog
ISOWAでは創立100周年を機に、ロゴを変更します。

ISOWAのロゴのスタートは、100年前の創業当時の蓑田鉄工所時代に遡ります。



蓑田鉄工所が使っていたロゴは、宝船をモチーフとしたものでした。
宝を積んで運んで来るという、縁起のいい姿を描いたものでした。

『磯輪』家の先祖は、丸木舟に乗った神様が流れ着いたという言い伝えのある三重県の志摩出身で、
この伝説にちなんで彼の地で盛んになったという舟づくりの船大工でした。
『磯輪』という姓は「舟=磯の輪(交通手段)」が由来ですが、
初代磯輪源一が『宝船』をロゴとしていた蓑田鉄工所で、
生涯の仕事となった紙器・段ボール機械製造に出会ったというのは、運命だったのかもしれません。

終戦を機に、1946(昭和21)年 磯輪鉄工所に社名を変更した後、
二代目磯輪英一が、当時不治の病と言われていた結核の療養中に考案した
$に似せた『丸ISマーク』を宝船の帆にあしらい、やがて単独の『丸ISOマーク』と、
今のロゴと比較するとやや縦長のISOWAへと変わっていきました。





時は流れ、創立70周年の1990年、磯輪鉄工所からISOWAへの社名変更に合わせて、
機械の堅牢さ、安定感を表現すべく、高さを縮め、その分幅方向に伸ばしたやや扁平の現在のロゴに変更し、伝統の『丸ISOマーク』は廃止しました。




そして80周年から始まった風土改革、90周年からの戦略ストーリー化が進行中に迎えた100周年。ISOWAが目指す方向をビジュアル面でもしっかりと表現したロゴに変わります。



新しいロゴは、中央部のメタリック・シルバーに鉄工所としてのルーツ、
100年間の段ボール機械作りの伝統と誇りを込めています。

次に下部のブルーです。

 『自分と自分の愛する家族の幸せのために働ける 世界一社風のいい会社をつくろう』

という理念と、ISOWAの社風を象徴するISOWAブルー。
理念がISOWAビト全員に浸透してきて、本来であれば外部からは見えないISOWAの組織風土が、今や少しずつ見えるようになってきた様子を、下からのISOWAブルーのグラデーションで表現しています。

そして最後にレッド。

理念はそのままではお客様にとっての新価となりません。
ISOWAの理念を『i機』、『止めません 止まりません』という
お客様にお届けできる形あるものにするには、大きな、大きなエネルギーが必要です。
そのエネルギーは、外からの強制では決して生まれません。
ISOWAビト一人ひとり『i』の心に宿る熱い想い、燃える情熱こそその原動力です。

新たにシンボル・カラーとしてワンポイントで採用したレッドは、
我々が創り出す作品である機械を『i機』に、
提供するサービスを『NEXT』『プレミアム』にという
 『業務のど真ん中で風土改革の成果を出す』 
と宣言した、我々ISOWAビトの魂の赤です。


時代が平成に変わった70周年に、社名を磯輪鉄工所からISOWAに変更しましたが、
平成から令和に変わって100周年での2度目のコーポレート・アイデンティティです。

この新しいロゴでISOWAは200年の計に踏み出します!


 株式会社ISOWA
  代表取締役 CEO(チーフ・描く(えがく)・オフィサー) 磯輪英之


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 「 30年ぶりのCIに向け 」
 ~社長磯輪のブログ『磯輪日記』より~
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30年くらい前に流行したCI。
この言葉、今、どれくらい通用するのでしょうか?

CIとは コーポレート・アイデンティティ の頭文字を取ったもの。
本来は「わが社はこういう会社ですよ」と社内外に宣言することです。

▼続きはこちら(磯輪のブログ『磯輪日記』)

https://blog.goo.ne.jp/h_isowa/e/8b7a2e9e6a401c2af2c97da372fafb79

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第245号:『WEB請求書!本格始動!』

2020年05月01日 | Weblog
こんにちは、西日本グループの犬居です。

お取り引きさせていただいているお客様にはご案内させていただいておりますが、
ISOWAでは2020年4月より
『お客様に紙でお送りしている請求書をWEB上で確認できるツール(WEB請求書)』を導入し、本格的な運用を開始しました。
メールアドレスのご登録など、ご協力いただき、本当にありがとうございました。

これまでは、請求書発送業務は、
 ① 請求書を紙媒体で印刷
 ② 金額を確認
 ③ 折って封筒に入れる
 ④ 切手を貼る
 ⑤ 郵便ポストに投函
 ⑥ お客様のもとへ到着
という手順でした。

ISOWAでは毎月300通以上の請求書を発送しています。
担当者は時間配分を考え迅速な処理を目指しますが
件数が多い場合など、発送までに時間がかかってしまうことがありました。
また、遠方のお客様は郵便が届くまでに2~3日かかることもあり大幅なタイムラグが生じていました。

「すぐに処理したいからFAXで送ってくれる?」と、
ご連絡を頂くこともあり、申し訳ない気持ちになったことが多々ありました。

今回導入したWEB請求書では、
 ① 請求書をPDF化
 ② 金額を確認
 ③ WEB上にアップロード
 ④ お客様へメールが届く(リアルタイム)
となっており、従来では考えられない早さでお客様とのやりとりが可能となりました。


また、万が一紛失した場合も、再発行(印刷)することができます。
最大4名までメールアドレスを登録することができ、部署一体ではもちろん、
製造・経理・管理職・・・など様々な部署でご確認いただき、処理の漏れを防ぐことが可能です。

先日、WEB請求書にご登録いただいたお客様より以下のような嬉しいメールを頂戴しました。

------------------------------------------
まさに止めません、止まりません、です。
今までは、月初め各社からの請求書が届くまでに日にちがかかり
処理が止まることが多々ありました。
しかし今月はISOWAさんの請求書が一番早かったです。
良いサービスのご提供をありがとうございました。

・・・

今回で WEB帳票サービスの利用は2度目になるのですが、
1度目の利用では特に何も感じませんでした。
今回このサービスが良い、と感じたのは、私の欲しい情報が手元にあり
「必要な時」「必要な物が」「すぐに」活用できた。
だからこそ これはいいですね、と感じました。
------------------------------------------

もう少しこうならないか?というご要望を受けることもございます。

そのようなご意見も、「WEB請求書」をよりいいものにしていく
貴重なご意見なので、とても有難く受け取っております。


------------------------------------------
「機械に関わらないところでも、
 お客様の『止めません、止まりません』に
 貢献するためには何ができるのか?何をしたらいいのか?
 もっともっと追及していきます。」
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これは、今回WEB請求書に関わった社員の言葉ですが
ISOWA全社で、あらゆる角度からお客様に貢献していきたいと日々、考えております。


昨今、新型コロナウィルスによるテレワークが増え、ペーパーレスが叫ばれる世の中となり、
毎日のお仕事に煩わしさを感じられている皆様も多いのではないでしょうか。
ISOWAでも非現業部門の者はテレワークを行いながら業務に励んでいます。

こんな今だからこそ「WEB請求書」がよりみなさまのお役に立てるのではないかという期待感を持って
一層改善に努めて参りますので、引き続き皆様のあたたかなご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。


もし、WEB請求書のご登録がお済みでないお客様は、
以下のQRコードを読み取っていただくか、以下URLからご登録が可能です。
※アクセスにはGoogleアカウントが必要となります

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSej7OLwRUyNQ1zHuEXN7FloIuq0rRVDKO9CwGt6_Djw3532nw/viewform?usp=sf_link


登録もISOWAでしっかりサポートさせて頂きますので
ご不明点はお気軽にご相談くださいませ。


ありがとうございました。



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第244号:『グローバルISOWAビト ~ISOWA流・英語学習の秘訣~』

2020年03月01日 | Weblog
皆様こんにちは、海外グループの弦本です。

昨年日本中が大いに盛り上がったラグビーワールドカップに続いて今年の夏は東京オリンピックも控えており、海外からの訪日外国人数も年々増加傾向の予想ですね。

観光だけでなく、日本で働く海外の方も増えてきている昨今、世界各国の方とコミュニケーションを取ることができ、ビジネスの商談でもプライベートの海外旅行でも便利な“英語”の重要性は年々高まっているように感じます。

こうした中、海外にもマーケット展開をしているISOWAは2009年から当時の貿易グループ(現在の海外グループ)や他部署の英語が得意なメンバーが先生となってISOWAビトへ英語を教える「E友プロジェクト」をスタートさせました。そして現在は希望者を対象に2017年からスタートした毎日25分の外部講師とのオンライン英会話レッスンサービスを通じてISOWAビトの英語学習を支援しています。

本号では現在の英会話レッスン参加者数名に目標、英語学習のコツや感想をインタビューいたしましたので一部をご紹介いたします。

英語の勉強を始めてみようかな、でもこういった勉強は継続が難しいのかな、とお考えの皆様のご参考になりましたらば幸いでございます。


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【東日本グループ Tさん】

数年前貿易の業務を引き継ぐことになり、英語が必要となりましたが当時の英語力ではなかなか理解が難しいことも多く、一つひとつの仕事にかなりの時間を費やしていました。
自身への苛立ちや悔しい想いから、英語を身に付けたいと思ったことがオンライン英会話を始めたきっかけです。
あとはベタですが海外旅行が好きなので、言葉の壁をなくしてもっと海外旅行を楽しみたいと思ったからです。

今は英語のできる後輩が入社し、貿易の業務から離れてしまったことで英語を使うシチュエーションが少なくなってしまいました。
そのため、仕事での明確な目標というのはありませんが、いつでも後輩のフォローができるようにはしておきたいな、と思って取り組んでいます。

あとはやはり英語を話せる人への憧れが強いので、自分自身のために引き続き頑張っていきたいですね。レッスンへの参加率を高く維持するには、いかに日々のレッスンを自身の生活のルーティーンにするかが重要かと思います。
「携帯を触っている時間があるなら…ゴロゴロしている時間があるなら…」と自分を奮い立たせて?毎日必死に頑張っています。

先日外国からのご夫婦が駅で困っている様子でしたので、目的地まではどの電車に乗ればよいか英語でお伝えすることができました。こうして実際に使えると、毎日の積み重ねが実になったことが実感でき、よしこれからも頑張るぞ、という気持ちになれました。



【iパーツグループ Mさん】

一番大きなきっかけとしては電話対応の不便さと海外旅行です。
機内ではなんとなく過ごせても入国審査に始まりホテルの受付など英語が分からないときに取り残され感が寂しい、ホテルのフロントマンがいい感じ?の人ならなおさら直接話してみたい!という気持ちがきっかけです。

日常英会話用の教材を使用し、英語を楽しんで話せるようになっている将来の自分を想像することでモチベーションを保っていますが、しかし!現実はそんなに甘くないことを私は理解しています。殆ど進歩していない勉強に、ため息が出ることもありますがここで辞めたら今までの学習も意味がないと思って少しずつ前進中です。

本当は「突っ込み」が入れられるようになることが希望です。ただハードルが高いので、今は早く講師に色々な質問が出来るようになることが次の目標です。自分がレッスン受けることに必死で相手に聞きたいことが浮かばないので、早く日本で相手に好奇心を抱くように講師にも質問できたらと思っています。

自分の三日坊主を知っているためなるべく毎日触れて、英語を勉強したいと思った時の気持ちを忘れないようにしていますが、最近は少しレッスンを休むこともあります。
以前は体調が悪いときや用事があるときでも無理してレッスン受けていましたが、無理のないペースでレッスンを受けることが継続につながるのでは、と思うようになりました。

講師の先生に話が通じたときや、好きな海外ドラマのフレーズを聞き取れたときは少しずつでも勉強の成果がでてきた、と感じることができますね。



【東日本グループ Iさん】

ISOWAには海外のお客様もいますし、英語は今後必要になってくるスキルでは?と思っていました。英語を勉強したいと考えていた時期にレアジョブの話をいただき、これまでは実用英会話の教材を使っていましたが、ここ1、2ヶ月は毎日内容が変わる新聞コラムのような教材を使っています。

英語を話せるようになりたいという気持ちが一番のモチベーションですね。レッスンで出てきた単語やフレーズを会話の中で使えると知識として蓄積されたことに対する喜びがあります。今後はレッスンの度にわからない単語、フレーズはメモしているので、それをまとめてオリジナル単語帳の作成に着手したいです!

続ける秘訣はレッスンを生活の一部として捉えることだと思います。私の場合は平日ほぼ決まった時間帯にレッスンを受けることで日々のスケジュールの中に組み込んでしまっています。海外の映画はどちらかというと吹替よりも字幕派なのですが、実際に喋っているセリフと字幕の微妙な違いに気づけた場面があり、自分の成長を感じることができました。



【管理グループ Hさん】

始めたきっかけは、学生時代英語の勉強が中途半端で終わってしまったことを後悔していてもう一度チャレンジしたいと思ったことです。普段は時事問題や流行の話題を扱った新聞コラムのような教材や、ビジネスシーンで使用される具体的な英語を学べる実践的な教材を使用しています。レッスンを始めてから一時期、輸入関連の仕事を担当しました。

このような機会を提供してくれる会社への感謝の気持ちと、海外の人と自由にコミュニケーションをとりたいという私の願いを理解して、応援してくれる家族の存在がモチベーションに繋がっています。

先日、自社加工工場で海外の工作機械が停止してしまったことがあり、英語を勉強しているということで、現地メーカーの仲介役を頼まれました。何度かメールのやりとりをして、ついに機械が動いたと聞いた時、レッスンを続けてきてよかった!と思うと同時に、支援してくれている会社に少しでも恩返しできたのかな、と嬉しくなりました。



【海外グループ Sさん】

英語で話すことを習慣化したかったためオンラインでの英会話レッスンを始めました。最初はビジネス用英会話の教材を使用していましたが、テキスト通り進めることが活きた英語ではないと感じてきたので最近はずっと自由なテーマで講師の方と話せるフリーカンバセーションを通じて様々な話題で会話を楽しんでいます。

現在、私は海外グループに所属しておりフィリピンのお客様を担当させてもらっていますので、レッスンを通じてフィリピンのことを知ることでフィリピンのお客様との話題のきっかけになることがモチベーションの一つです。英語を用いて今まで縁も無かったフィリピンの方々とお互いの国について楽しみながら語り合い文化の違いなど知れることが一番大きなモチベーションかもしれません。

教材を使用すると予習が必要になりますが、忙しくて予習ができていないと「予習していないから今日は休もう」というマインドになりがちかなと思うので、フリーカンバセーションはお勧めです。フィリピンについて知りたいという想いがあれば25分はあっという間だと思います。

フィリピン単独旅行に行き、もっとフィリピンについて知ることが次の目標です。


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いかがでしたでしょうか?

国や言葉が違っていても、人と人をつなぐのはいつもコミュニケーション=対話です。
英語が話せるということは単なるスキルではなく、自分とは異なる背景を持った相手の考えを知り、自分の考えを理解してもらうこと、取り入れる情報を増やすことや広い視野を手に入れる方法の一つにも繋がるのではないかと考えております。

ぜひこの機会に皆様も国際化の時流に乗って、英語学習を始めてみてはいかがでしょうか。
皆様からのご質問・ご感想をお待ちしております!


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みなさまのご意見・ご感想・叱咤激励をお待ちしております。
https://forms.gle/RCDtZCA6dCzLWmUd7


【ISOWA PRESS】では随時お客様からの
「業界のこんな事に興味がある、こんな事を知りたい」という
ご要望を記事にしていきたいと思います。

ご興味・ご関心のある事柄がございましたら是非お知らせ下さい。


第243号:『ISOWA人生、半世紀! 50/100年勤続者の本音インタビュー  ~ISOWA流 勤続表彰とは?~』

2020年02月01日 | Weblog
こんにちは。西日本グループの犬居です。

突然ですが、今から50年前、1970年というと何を想像しますか?

私はまだ生まれていなかったので、当時のことを簡単に調べてみました。
主な出来事としては、
・アポロ13号打ち上げ(月面着陸はできず)
・名古屋市でケンタッキー・フライドチキンの日本第1号店が開店
・銀座、新宿、池袋、浅草ではじめての歩行者天国が実施
・ビートルズの解散
・「トミカ」発売
・よど号ハイジャック事件
などがありましたが、その中でも一番は、
・大阪で日本万国博覧会が開催 されたことだと思います。
入場者数は6421万人と大盛況でした!
今でも高度経済成長期を回顧する際には大阪万博が引用されることが多いですね。

そんな1970年のISOWAは、
当時の社名は『磯輪鉄工所』、一番の主力機種は『PS2』でした。
PS2は1964年にリリースされたのち、
1970年前後の3年間で115台を出荷しました。
後々、PS2は460台を出荷するとともに、
姉妹機種であるPS3は88台、PS4も88台を出荷します。
これが『プリスロのイソワ』と言われる所以です。

また、フレキソ印刷機である『PS5B』や『PS6B』が開発された年代でもあります。
フォルダグルアメーカであるユニバーサル社と技術提携をして
約10年間でヨーロッパを中心に、480台ものFFGを出荷しました。


そんな年に入社し、今年で勤続50年を迎えた大先輩4名に、
50年間元気に働き続ける秘訣などを聞いてみました。


Aさん(サービスセクション)

上司・仲間に恵まれ、良い人間関係を作ることができ、勤続50年を迎えられたと思います。
入社当時は、工場ひとつだけの「町の鉄工所」というイメージが強かったです。
当時の先輩は職人気質の人が多く、新人の頃にはよく叱られ、
時には工具が飛んでくるような怒られ方もありました。
仕事は教えてもらうものではなく、常に自分で考えるものと思い頑張ってきました。

私は組立とサービスを中心に、途中、営業所での勤務も経験しました。
当時、苦労したエピソードとして、昔は当然カーナビがなかったので、道を覚えることが大変でした。
現場に行くことすら億劫な気持ちになっていたことを今でもよく覚えています。

昔のサービス体制は、大勢で行って作業をして早く帰ってくるイメージでした。
お客様も比較的のんびりされていた気がします。
修理作業で思わぬトラブルになった時も、みんなで考え、アイディアを出し合いながら
解決していくのが大変でもあり楽しくもありました。

これからもISOWAビトには、部署関係なく積極的に
お客様の工場を「止めません!」と意識した行動をできる人が増えてほしいと思います。




Iさん(組立セクション)

健康な体に恵まれ、50年間働くことができました。
健康の秘訣は、オンとオフの切り替えをして、こまめに身体を動かすようにし、仕事も遊びも一生懸命やることです。

私は入社後、組立とサービスを中心に働いてきました。
当時は単体印刷機がほとんどで、コルゲータは低速マシンが多く、比較的コンパクトな機械ばかりでした。
今より昔のほうが、組立場所は広く感じられましたが、スペースがある分、乱雑に部品棚が置かれていたように思います。
現在は、FFGが主流となり、コルゲータも高速化・広幅化して機械が大型化してきています。
組立工場の有効利用を考え、棚や部品の置き方、配膳方法を考えて工場のショールーム化に努めています。

昔、印刷機の据え付けを行った時、シートズレやシート排出に問題が多く、改造等を行って対応をしたが改善が見られず、お客様の担当部長様に
厳しくお叱りを受けたことがあります。その時のことは今でも忘れられません。

今のISOWAは私が入社した頃に比べ各部署の壁が低くなったと思います。
さらに話し合いを行い相手の立場になった行動をして、ISOWAをより働き易い会社にしてください。




Uさん(海外セクション)

入社後、組立、サービスを中心にワンラインコルゲータ据付に従事しました。
これまで20台ほど据え付けたのでISOWAの中では一番多いんじゃないかと思います。

入社した当時のISOWAは、駐車場が整備されておらず未舗装の工場周りや空き地に停めていて、雨が降り出すと大変でした。
勤務時間が、8時から16時までだったので平日でも楽にレクリエーションが楽しめました。

コルゲータラインを据付したときの最も苦労したエピソードとして、ダブルデッキコルゲータを据付ける時、芯出し基準の難しさと
二階での反転部分での片段蛇行をしないようにするには、どうすれば収まるか、と方法を考えるのに苦労しました。

また、海外での仕事でのエピソードで、中国のコルゲータ据付時に、行先の違う車に乗ってしまい、行方不明者になりかけたことがあります。
言葉で意思疎通することの大事さを、身をもって体験しました。

50年働き続けられた理由は、祖先から健康な体を授かったこと、妻の食事の献立メニュー、そして健全な会社経営者に恵まれた事です。

これからのISOWAビトには、仕事に対して「なぜ?」の意識と、イマジネーションを豊かにしてほしいこと、そして脳の海馬を鍛えること、
そして、ひとつだけでいいので「これだけは誰にも絶対負けない!」と思える得意分野の習得をしてほしいと思います。




Mさん(調達セクション)

入社後、加工、組立など経験し、現在まで40年ほど調達の仕事をしてきました。
昔は、荷物を移動する際にリフトが一台しかないためリフト待ちの時間がとても長かったです。
現在はパソコンで入力している伝票処理も、当時は手書きでした。

業務中のエピソードとして、鋳造先が人員不足で納期遅れになった際、9時から17時まで鋳造先に出向き、 鋳造するための芯取作業、
鋳造後の鋳物材料のバリを取るためのサンダーがけやショット打ち、重量測定やトラックでの集荷などを自分で行ったことが忘れられません。

上司・先輩後輩・同僚・他部署の方に助けられ、50年間働き続けられたと思います。
琵琶湖でのバーベキュー、小牧山での花見、大相撲観戦、名城公園での花見など多くのレクリエーションも経験し、良い人間関係を築くことができました。

これからもISOWAビトには、ONE TEAM ISOWAで今以上にコミュニケーションを取って自分を主張してほしいと思います。




いかがでしたでしょうか。
半世紀となりますと、様々なエピソードがありますね。
今と比べると、働き方や仕事のツールも全然違うのではないかと思います。

永年勤続者は朝礼時に社員全員の前で表彰されます。
そのときに渡される『感謝状』、よくある表彰状とは一味違います。



今回は、このようなクリスタルの盾が贈呈されました。
文面は、その人の業務中のエピソードや人柄に触れた、ISOWAらしいメッセージが刻まれています。


先輩方に笑われないようないい会社にして、
毎年50年勤続の人を輩出できるような会社にしていきたいです。

これからもお客様に愛される会社を目指し、世代を超えて、社員一同邁進してまいります。



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「業界のこんな事に興味がある、こんな事を知りたい」という
ご要望を記事にしていきたいと思います。

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第242号:『なぜISOWAは100年企業となることができたのか ~ISOWAの歴史を振り返る~』

2020年01月01日 | Weblog
皆様、明けましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。
2020年第1号【ISOWA PRESS】は東日本グループの稲垣が担当させていただきます。

さて、ISOWAは今年創業100年を迎えることができました。
今年創業100年を迎える会社は他に1176社あり(帝国データバンクより)、マツダ様、イトーヨーカ堂様、リンナイ様などが挙げられます。業種別としては製造業が287社で最多となっています。
このような大企業様と並んで100周年を迎えることができるのも、お客様のご支援のおかげでございます。ありがとうございます。
今後とも変わらぬお引き立てのほど宜しくお願い申し上げます。
またこのご恩を御返しできるよう、一丸となってさらに「止めません、止まりません」を追求して参りたいと思います。

弊社には勤続50年を超える大ベテランが数名現役で活躍しており、当時の話を聞くことができます。しかしそれは100年の歴史の後半であり、その時代があるのも前半50年があったからこそです。近年のISOWAについては、メール、社長ブログ等あらゆる方法でお伝えしておりますので、今回は「なぜISOWAは100年企業となることができたのか~ISOWAの歴史を振り返る~」をテーマとし、簡単ではありますが、創業当時や、その後の発展について歴史をご紹介し、100年続いている理由を探りたいと思います。
尚、ご紹介にあたり、企業名や個人名の敬称は省略させて頂きますので、悪しからずご了承下さい。


【ISOWAの成り立ち】

ISOWAは、1920年に創業された紙器機械メーカーの蓑田鉄工所名古屋工場を前身として、ここまで歩みを進めています。
蓑田鉄工所は大阪が本社で、本社の創立時期は不明です。しかし業容拡大に伴い、東京、
そして1920年に名古屋工場を開設し、ISOWAの創立者である磯輪源一が偶然同工場の
前を通りかかり、求人広告を見たことからすべてがはじまりました。入社後、昭和4年世界大恐慌の影響で、蓑田鉄工所本社が経営不振になる中、業績が順調であった名古屋工場を分離する形で、昭和6年合資会社蓑田鉄工所名古屋工場が誕生し、その際磯輪源一が経営に加わりました。その後わずか、5か月後、代表の蓑田氏が逝去。磯輪源一が社長となり、昭和8年名古屋市中区から北区に新工場を建設し、独立を果たすこととなりました。
昭和13年合資会社を解散し、蓑田家の方々は会社を去りましたが、「蓑田」というネームバリューがあったため「磯輪」とはせず、社名そのままで個人経営で事業を続けることとなりました。


【株式会社磯輪鉄工所誕生】

2代目社長となる磯輪英一は名古屋工業専門学校(現在の名古屋工業大学)にて機械工学を学び、株式会社大隈鐵工所(現在の株式会社オークマ)様にて1年研修を受けたのち、昭和24年蓑田鉄工所名古屋工場へ入社しました。
最先端の技術を身に付け入社しましたが、当時の仕事の半分は大隈鐵工所の下請仕事も多く、社員20名弱の小さな会社でした。昭和25年朝鮮戦争による特需により日本の景気が上向きとなり、本来の紙器機械の仕事も増え、業績は次第に回復していきました。これを受け、昭和27年株式会社磯輪鉄工所が設立されました。


【プリスロのISOWA】

「プリスロのISOWA」先輩方と話しているとたまに聞こえてくる言葉です。
ここではその言葉について少しひも解いてみたいと思います。
ISOWAがプリスロを手掛け始めたのは、昭和30年頃、当時プリスロは日本で10台程しか稼働しておらず、お客様からのリクエストを受け「ジュウセット付横通式2色印刷機」という名前で開発しました。その後、設計事務所に協力を仰ぎながら磯輪英一の手によって後継機である「6R」「7R」が生み出されました。
しかし、他社が高性能プリスロを開発し、6R、7Rが性能として劣る機械になってしまう時期が到来し、ISOWAは頭を悩ませました。その当時は不安感が漂い、「眠れない夜が続いた」と磯輪英一は語っていたそうです。
そこから、他社の性能に負けず、なおかつ他社よりも安価な機械の開発を目標に掲げ、昭和38年「PS-2」を発表し、好評を博しその後もこのPSシリーズは多くのお客様から求められました。
これが「プリスロのISOWA」といわれた由縁です。


【さらなる発展を求めて】

ISOWAはこれまでに数社の海外機械メーカーと技術提携を結び、日本より進んでいた海外の技術を取り入れ、時代に沿った機械をご提案して参りました。ここでは4社をご紹介しながら当時を振りかえってみたいと思います。


1.ジェネラル・コルゲーティッド・マシナリー社(米国)

昭和30年代後半、段ボール箱製作がワイヤージョイント箱からグルージョイント箱に移行し始め、生産性の高いフォルダグルアが注目されていました。他社が海外メーカーとの技術提携によりフォルダグルアを開発する中、ISOWAは独自で開発を進めており、技術面で大きく遅れをとっていました。
そこで海外メーカーとの技術提携を目指し、その候補先として米国のジェネラル社を選びました。10か月にわたるラブコールの末、昭和39年、磯輪英一が単身訪米しましたが、聞いたこともない日本の会社からの申し込みにすぐに応じるはずもなく、何度も足を運びました。そして1週間ジェネラル社へ通い詰めたのち、その熱意が認められ、ついに技術提携を結ぶことができました。
これによりジェネラル社のセミオートグルアを国内にて販売できることとなりましたが、売上は思ったより伸びず、さほど効果はなかったかのように見えました。
しかし、ジェネラル社はプリスロを扱っていなかったため、「ISOWAのプリスロをぜひアメリカで販売したい」という話となり、思わぬ形でアメリカ進出を果たすことできました。昭和41年アメリカ向けのプリスロ第1号が輸出され、アメリカの機械と遜色ないと評価されその後何台も出荷されました。


2.ワード社(米国)

セミオートグルアに続き、業界で注目が集まっていたのがロータリダイカッタでした。
磯輪英一は早くからロータリダイカッタの将来性に目をつけ昭和38年から試作を重ねていました。が自社開発は思ったように進みませんでした。当時国内では、ハードカット方式のダイカッタのみ製造されていたことから、磯輪英一は将来主流になると考えたソフトダイカッタを採用しているワード社との提携を考えました。
ワード社はロータリダイカッタのトップメーカーであり、ジェネラル社以上に提携には困難を極めると予想されていましたが、ワード社は歴史が浅く、技術提携の経験もなかったため順調に話が進み、昭和41年に契約を結ぶことができました。
1日でも早く国産化を成功させようと奮闘し、同年11月国産ロータリダイカッタの公開試運転を実施することができました。その後多くのお客様よりご注文を頂き、ロータリダイカッタはプリスロとの2枚看板でISOWAの成長に貢献しました。


3.ユニバーサル・ヨーロッパ社(スイス)

ISOWAがヨーロッパへプリスロを販売したいと考え、販売提携を結んだのがユニバーサル・ヨーロッパ社でした。昭和41年磯輪英一はヨーロッパにおけるISOWAのプリスロ販売代理店として選んだユニバーサル社を訪ねました。するとフォルダグルア専門メーカーであったユニバーサル社はプリスロを切望しており、ユニバーサル社のフォルダグルアにISOWAのプリスロを連結してヨーロッパで販売する計画が進み始め、販売提携が合意されました。連結可能なプリスロを開発するために、ISOWAの技術者が現地へ赴き、ヨーロッパのプリスロを研究、当時開発中であったPS-5・6を修正し、新たにPS-5B・6Bとしてヨーロッパに送り出しました。ヨーロッパでの市場開拓に成功し、当時は組立工場で何台もの海外向け同機種が組まれていました。


4.コッパース社(米国)

当時世界の段ボール機械メーカーのビッグ3の一つとして数えられていたのが、コッパース社です。他2社はラングストン社、S&S社であり、それぞれ国内他社メーカーと提携していました。日本進出を望んでいたコッパース社とフォルダグルアの技術を求めていたISOWA、両社の思惑が一致し、昭和44年コッパース社と製函機に関する技術提携を結びました。コルゲータの技術のためにも昭和47年コッパース社との合弁会社「イソワ・フーパースィフト」を発足。同社はコルゲータオートスプライサ、騒音防止装置、ラミネータ等の製造、販売を事業内容とし、現在の株式会社イソワ・フーパースィフトの前身となります。
この会社名のフーパースィフトとは、コッパーズ社が買収したコルゲータ機械を製造していたフーパー社と、印刷機を製造していたスィフト社の両社の社名が由来です。コッパース社との合弁会社でしたが、フーパー・スィフトの名前が採用されました。この提携によりISOWAのコルゲータ技術は大きく前進しました。
また、このコッパース社へは現社長磯輪英之が大学を休学し、約10か月間勤務していました。当時はISOWAと技術提携をしたことを知らない社員に「お前、スパイに来たのか」と言われた一幕があったとか。とはいえ友好的な社員も多く、皆と仲良くなれたと磯輪英之は語っています。


【その後のISOWA】 

その後、ISOWAは日本初のNC(数値制御)装置を主体としたシステム「INAC」や、プリスロの常識を覆す、ロール本数を7本→2本で可能とした「エクシード」の開発に成功しました。これはその後の「スーパーフレックス」「ハイパーフレックス」へとつながっていきました。
そして、平成13年6月磯輪英之が第4代目社長となり、風土改革に着手。「ISOWAは止めません!止まりません!」を掲げ、その成果の一旦として、大ヒット製函機である「アイビス」等の「i機」を生み出しています。


以上、駆け足ながらISOWAの歴史を振り返って参りました。「へーそんな歴史があったのか」とお楽しみいただけたのならうれしく思います。
振り返ってみると、ISOWAはその時代時代に必要なものを取り入れ、変化してきたと言えます。「企業は環境適応業である」という言葉にあるように、変化を恐れず挑戦し続けてきた歴史がありました。
そして100周年を迎えるのもこれまでの先人たちの尽力と、関係お取引先の皆様のご協力、何よりも全てのお客様のご声援のおかげであると実感します。
ISOWAが今後150年、200年と続く企業になるよう、一層、挑戦していきたいと思います。
長文となりましたが、お付き合いいただきありがとうございました。



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第241号:『ISOWAの働き方改革』

2019年12月01日 | Weblog
皆様こんにちは。海外グループの三枝です。

突然ですが、皆様はテレワークという言葉を耳にされたことが
あるでしょうか。
テレワークとは、「情報通信技術(ICT)を活用し、
時間や場所を有効に活用できる柔軟な働き方」のことです。

政府はオリンピック期間中の交通混雑緩和のためにテレワークを
推奨しているそうです。
最近ではテレビのニュースでもよく耳にするようになりました。

弊社では社員の働きやすい環境づくりの一環として、
テレワークを実践しています。

今号の【ISOWA PRESS】では弊社の中でテレワークを
実践している社員の感想などをご紹介させていただきたいと思います。

テレワーク導入をご検討されている皆様のご参考になりましたら
幸いでございます。


^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

◆東日本グループ H.Sさん

働き方を見直す中で『在宅ワーク』の取り組みを始めました。
『在宅ワーク』といっても、単に自宅で仕事をする、という
ことよりはもっとフレキシブルな働き方を目指しています。

ネットワーク環境、コミュニケーションツールの発展により、
今や会社にいなければ出来ない仕事は限られます。
自宅、外出先、出張先どこでも場所を問わず会社にいるのと
同じレベルで仕事ができます。
自宅で仕事をするもよし、外出先で仕事をするもよし、会社で
仕事をするもよし、いかにムダなく効率よく働くかが大切だと
思います。

その中でも通勤の時間節約や負担軽減は大きなメリットといえます。
毎日往復2時間、満員電車に揺られながらの通勤はとても
ストレスが溜まります。それがなくなるだけで、
ゆっくり考え事をしたり、家事の手伝いをしたり、心身ともに
余裕が生まれます。

今のところは特にこれといったデメリットは思いつきませんが、
今回の『在宅ワーク』はあくまで働き方を見つめ直すきっかけに
過ぎません。
『世界一社風のいい会社を目指して、自分と自分の愛する家族の
 幸せのために働く』という理念を軸に
本当に働きやすい環境を考え、創り上げていくのが
自分たちの役割です。
今のISOWAであれば、過去に例がないことでも、
それが本当に理念に沿ったものであれば、「やってごらん!」と
背中を押してもらえます。

10年後、20年後、今とはまったくちがう働き方をしている
自分たちを想像しながら、仲間と知恵を出し合い、
考えていきたいと思います。




◆西日本グループ N.Hさん

場所や時間を選ばずに社内と同じネットワーク環境で業務に
あたることができるので、今まで事務所で行っていた業務が
移動時間中や出張先でも行えるようになり、業務効率アップに
繋がっています。

在宅ワークも数回行いましたが、通勤時間の焦りもなく、
すぐに業務に取りかかれるため心身ともに余裕が生まれています。
朝の育児手伝いや家族とのコミュニケーションの時間も増え、
仕事面でもプライベート面でもメリットはあると実感しています。

プライベートが安定・充実すると、仕事にも好影響があるため、
今後は回数を増やし取り入れていきたいと思っています。

しかし、周囲からの業務内容が見えないことや
コミュニケーション不足が出てくることもありますので、
今まで以上に自分に厳しくする必要もありますし、
普段のコミュニケーションも積極的にとっていく必要があると
感じています。

現在、テスト的に実施させて頂いていますが、
多くの方に在宅ワーク、テレワークを活用頂き、
仕事面、プライベート面を充実したものにして頂ければと思います。




◆東日本グループ S.Iさん

まず現状テレワークといえるような具体的な働き方というと
 ・新幹線(移動中)での仕事
 ・ホテルでの仕事
 ・自宅での仕事
があります。

出張の際は主に新幹線を利用しています。
以前は新幹線ではiPhoneによる作業であったため、
やはり限界があり、効率的とは言えませんでしたが、
在宅用パソコンが配布された今は新幹線内でも、事務所にいるときと
同じように働けるようになりました。

お客様からのお急ぎのお問い合わせの対しても今までは
「申し訳ございません。今新幹線に乗っておりまして・・・」
でしたが、現在は、
「承知しました。すぐ調べます」
というように、内容によっては迅速な回答も可能となる場面も
出てきています。

また、出張帰りの際も以前までは終業時間まで少し時間がある
場合は、事務所に帰社していましたが、現在はそのまま直帰、
在宅での仕事ができるため無駄なく仕事ができていると
感じています。

東京営業所に在籍していた際は、満員電車によって
始業前から一仕事となっていたのが、在宅ワークをすることで
その時間を無くすことができ、身体的、精神的にも余裕が
あったように感じていました。

柔軟な働き方によって、より良い就業環境を目指すはしりとして、
これからもテレワーク(在宅)を活用し、その効果を
探っていきたいと思います。




◆西日本グループ K.Sさん

私は現在、育児時短勤務制度と併用して、週2~3日在宅での
勤務をさせていただいています。

子育てが始まると夫婦の生活は一変します。
毎日の保育園への送迎・朝の準備から夜こどもを寝かせるまで、
一日中バタバタと時間に追われています。

在宅勤務の一番のメリットはやはり通勤時間の節約ができること
だと思います。
自宅と会社の距離が長い社員であれば尚更そのメリットは
大きいと感じます。

私自身、通勤時間の節約のおかげで、気持ちに余裕が生まれ、
家族、こどもはもちろん、他者への接し方にもいい変化が
現れてきています。
「自分と自分の家族のために」働けていると
より実感できるようになってきました。

また、仕事へのメリットとして「出社=仕事」という概念が
なくなりました。
そのおかげで、業務時間外にも、仕事のことを考えることが増え、
日常の中や子育てで学んだことから仕事へのヒントを得ることも
増えてきていると感じています。

ISOWAでは、まだ全社員がテレワークができる環境はなく、
先駆けて在宅勤務をさせていただいている身なので、正直、
通常勤務をしてみえる方々にどのように思われているのか、
何かいわれていないのかな・・・と少し不安に感じることも
あります。

しかし、自分に与えられたチャンスだと思い、今後も
プロセスも大事にしながら周囲の方にも賛同いただけるよう、
目に見える結果も出していきたいと思っています。

社内で、育児・介護者だけでなく、たくさんの方々に
テレワークの輪が広がるように、
未来に向けてのペーパーレス化や、業務効率化を目指して
行動していきたいです。

一人でも多くの人のワークライフバランスが実現し、
充実感を持って仕事に取り組めることが、
お客様へ更なる価値をご提供できることに繋がると信じています。




◆広報室 H.Mさん

私が在宅勤務に至った理由は、夫の転勤でした。
家族で一緒に生活したい、けれども仕事も辞めたくない。
ほとんどわがままに近い願いだったので半ばクビ覚悟で、
正直に上司に話したところ、
「あなたの仕事なら在宅でできるでしょう」と
思いもよらない温かい提案をしていただきました。
思わず泣きそうになるくらい嬉しかったことを覚えています。

よくある「在宅勤務」は、週に一日だけ出社せずに
家で仕事をする、といったようなものだと思いますが、
住まいがかなり遠方になってしまった私は、在宅がメインで、
1~2週間に一回出社する、という形になりました。

普段出社している方が、在宅勤務をする場合、
おそらく考え方としては「家でもできる仕事は、家でやる」と
いうものだと思います。
しかし、結局のところ、「家でもできる仕事をやる」スタンスでは、
在宅ワークは、出社して仕事することの下位互換手段にしか
なりえません。

とりわけ、私はほとんど出社しませんので、この考え方で臨むと、
ただの雑用係、しかも会社にいない分、貢献度のかなり低い雑用係
にしかなれず、それでは会社が私に払ってくれるコストに全く
見合いません。

そのためまずは「会社にいないからこそできる、やりやすい
仕事をする」という考え方にシフトチェンジする必要がありました。
(私がそれに気づけたのは、在宅勤務を始めてしばらく
 経ってからのことで、偉そうに言えませんが)

仕事環境として、職場と家とを比べた場合の家の圧倒的メリット、
それは自分の思考に没頭できる、ということです。
情報が入りにくいデメリットの裏返しとして、自分自身の世界に
集中するには最適な環境です。
このメリットが最大限生きるような仕事をする、それが、
在宅勤務を本当の意味で成功させるカギだと思います。

最後に、在宅勤務は、出社して仕事をしている同僚あってこそ
成り立つものであり、悪い言い方をすれば甘い蜜を
吸わせてもらっている状態とも言えます。
そのことへの感謝だけは絶対に忘れないようにしたいと思っています。
製造業であるISOWAでは、そもそも在宅勤務ができる職種も
限られています。そんな中で、在宅勤務させてもらっていることには
申し訳なさもあります。
だからこそ、「在宅であっても、仕事を辞めないでくれてよかった」と
思ってもらえるような仕事をすることが、会社や同僚への
一番の恩返しだと思っています。
そんな仕事ができていると胸を張って言うことは到底できませんが、
それを目標に励んでいます。


^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

テレワーク経験者の感想、ご紹介はいかがでしたでしょうか。

働く部署、立場によって捉え方は異なると思いますが
大事なのはテレワークを活用することによって働き方に選択肢が増え
仕事もプライベートも充実することではないかと思います。

皆様のご感想をお待ちしております。




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第240号:『技能検定への取り組み』

2019年11月01日 | Weblog
こんにちは、西日本グループの犬居です。
今回の【ISOWA PRESS】は、「技能検定への取り組み」に
ついてご紹介します。

ISOWAでは、毎年、現場の若手社員が技能検定に挑戦しています。

まず「技能検定」とは?
→1959年から始まった、
「働くうえで身につける、または必要とされる技能の習得レベルを
 評価する国家検定制度」です。

試験に合格すると合格証書が交付され「技能士」と名乗ることができます。


今年の受検者に感想を聞きました。


K <入社10年目>

マシニングセンタ作業一級を受検しました。実技には自信があったので
腕試しの意味も込めて受検したいと思いました。
これまでは部署内で、過去問題を共有し受験対策をしていましたが、
今年度から受検者自身で、過去の合格者にお願いし資料を集めて、
教えてもらうことが大変でした。
また、日常業務で使用している機械で練習する必要があったため、
生産計画に支障がでないよう効率よく練習することを心掛けました。
結果は合格でした。来年以降、受検する人が一発合格できるよう
自分自身の経験を活かして協力していきたいです。



B <入社10年目>

汎用フライス盤作業二級を受検しました。
先輩社員から推薦されたのがきっかけで受検しました。
いざ練習をはじめると、日常業務と同じ機械を使ってはいるものの、
内容が全然違って焦りました。
新たな力をつける気持ちで初心に返り、取り組みました。
練習していくうちに、次の工程への頭の切り替え方、体の動かし方、
時間の使い方が変わり、意識が向上しました。
来年以降受検する人に自分の経験談を具体的に伝えることで、
モチベーションの土台を作れるよう指導していきたいです。



I <入社3年目>

今回、汎用フライス盤作業二級を受検しました。
昨年のリベンジをするために自ら立候補しました。
昨年の練習の仕方や取り組む姿勢を見直し、何度も反復練習を
行いました。
とくに意識したポイントは、無駄な動きをなくすことでした。
検定に取り組む前は、自分の中で作業のイメージができておらず、
無駄な動きが多かったのだと気付きました。
試験後に上長から「無駄な動きが減ったね」と言われ嬉しかったです。
「合格」だけでなく、日々の業務に対しての成長を実感できた
ことが一番大きな収穫だと思いました。


以上、受検者の感想でした。



試験の日程が近づくと受検者は、業務後に練習をはじめます。
社外の方にお話しするとよく驚かれるのですが、残業扱いでは
ありません。業務命令ではなく「自発的な想いで受検するから」です。

また資格取得については、業務に対する貢献度や、周りに好影響を
与えているか、という面で評価しますので
単純に資格を取ったという意味での手当はつきません。


受検者は合格を目指して試験に取りかかったものの、
「大変だなー」と億劫な気持ちになることはありますよね。
しかし、実際に練習を始めると、仲間と競い合いながら
ワイワイ時間を忘れて、遅くまで頑張ります。
そしてその受検者を親身に指導する上司や先輩、
練習に集中できるよう環境を整えてくれる仲間がいるからこそ、
「応援してくれる周りの人のためにも合格するぞ」と
必死に練習をします。


その雰囲気を見た後輩がまた翌年以降に受検し、
合格者は自らの経験を持ってサポートをします。
試験に向けて磨いた技術によってISOWAの製造グループが
より輝きます。

だからISOWAでは毎年10名前後の社員が技能検定に挑戦します。
すっかりISOWAの風土となりました。


また、この技能検定の練習は、
ものづくりの灯を絶やさないよう、技能を継承していくことの
大切さに共感して下さる、TASUKEビトのご協力があってこそ
成り立ちます。
受検者がますます頑張ろうと思える大きな理由のひとつでは
ないでしょうか。



そして結果よりプロセスを重視するISOWAでは、
合否発表前に英之さんより受検者と指導者を対象とした
慰労会が開かれました!

合格者は来年の受検者に指導することになりますので、
指導者の想いを直接聞けるのはとても有意義な時間に
なったのではないかと思います。
また、慰労会中に違う検定の話聞き、自部署でも業務で
役に立つのではと思い挑戦したいと思った、という
意見もありました。


その時の様子は磯輪日記をご覧ください。
https://blog.goo.ne.jp/h_isowa/e/d75927bd5871c80b31272bbee935fa3e


ISOWAの製造グループは部品一点一点に心を込めて
製作しています。その部品の集合体が『i機』となります。
ISOWA社員一人一人が理念と向き合い、
お客様のお役に立てるよう、今後も社員一同精進していきます。


ありがとうございました。


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第239号:『新入社員営業研修振り返り』

2019年10月01日 | Weblog


皆さま、こんにちは!

お客様営業本部 東日本グループ、入社3年目の近藤です。
読者の皆様の中には電話対応でお話したことのある方も
いらっしゃいますでしょうか?
初めましての皆様、どうぞこれを機に名前を覚えてくださると
とっても嬉しいです^^

時が流れるのは本当に早いもので、新年度が始まり早半年が経ちました。
皆様の会社にこの4月に入社された新入社員の方々も、新生活に
だいぶ慣れてきたところだと思います。
私も、つい2年前に新入社員としてISOWAに入社しましたが
昨日のことのように当時のことを思い出します。

今回の【ISOWA PRESS】では、営業で7月から3ヶ月間の
研修を終えた新入社員・S君の振り返りというテーマで
本人にインタビューをしていきたいと思います!

その前に私から、簡単に「研修の目的」「営業での研修内容」の
2点についてお話をさせていただきます。


<研修の目的>

実は、S君は営業配属ではなく、技術に配属の予定なのです。
なぜ、技術配属と決まっているのにわざわざ営業で研修をするのか?
というのには、きちんと理由があります。


1.お客様の生の声を聞く

 ISOWAの顔であり、よりお客様と近い立ち位置である営業という
 部署でお客様の直接の声を聞き、お客様の目線で機械を見ることが
 できるようになって欲しいという想いがあります。
 また、同時に営業マンのお客様に対する対応を知り、
 お客様に信頼して頂くことの大切さを学んでもらいました。


2.コスト感覚を身に付ける

 私たちが売る機械の中には、価格が数億円に上るものもあります。
 お客様にとっては、数十年間にわたって使い続けることを前提に
 購入に踏み切られる、とても大きな決断になります。
 さらに、このようなお客様の想いを感じ取りながら、業務で
 余分なコストをかけないように考えるきっかけにしてもらいました。


3.機械を出荷する一連の流れを知る

 機械がISOWAからお客様のもとに届くまでの流れを
 理解してもらいます。ISOWAの営業は『売ったら終わり』では
 なく、むしろそこからが始まりです。機械が出荷され、お客様の
 もとに納入された後、ISOWAビトとしてどのようにフォローして
 いくのかも同時に学んでもらいました。


<営業での研修内容>

実際に、上記の目的を意識してもらいながら営業マンとともに
お客様のもとに行き打ち合わせ、機械の据付等に同行をしました。
そして、社内では事務的な作業としてお客様に提出する御見積書等
資料の作成、また立会検収ではお客様に向けての説明、
ISOWA恒例の自分語りのデビューも果たしました。
毎日、新しいことへのチャレンジの連続で、充実した研修になったようです。


では、前置きが長くなりましたが早速S君に
インタビューをしていきたいと思います!

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Q1.ISOWAに入社した理由は?

 説明会で先輩方がとても親切にお話ししてくださったことが
 最初のきっかけです。
 工場見学の際にも、自分の悩みに対して真摯に相談してくださり、
 この人たちと働きたいと思うようになりました。

 また、自分自身、働く上で人とのコミュニケーションは
 大切にしたいと考えていましたので、ISOWAの風通しのいい環境、
 対話ができる環境にはとても魅力を感じました。


Q2.3ヶ月間の営業研修で一番印象に残ったことは?

 お客様の前で立ち合い検収の説明と自分語りを行ったことです。
 初めてお客様への発表をするため、準備して、練習して、
 本番もとても緊張したことを覚えています。
 たった10分足らずの説明のためですが、時間をかけて段取りをして
 下準備をすることの大変さ、大切さを感じました。


Q3.3ヶ月間の営業研修で学んだことは?

 お客様の生の声を聴いて、お客様それぞれが多かれ少なかれ
 改善したいと思う部分があることを知ることができました。
 特に使いやすい機械を目指すにあたってのご要望は多くあり、
 まだまだいい機械を目指していけると感じたとともに、
 こういったお客様のご要望があるからこそISOWAの機械も
 よりよくなっていけると学ぶことができました。

 お客様に喜んでいただくために、どのような提案ができるか、
 技術として何ができるのか、まだ時間はかかるかもしれませんが
 お客様の悩みを解決できるようになりたいです。


Q4.将来どんなISOWAビトになりたいですか?

 研修の中で多くの先輩ISOWAビトに協力していただき、
 多くのお客様を訪問させて頂きました。
 このような繋がりを大切にして、社内外問わず気軽に
 相談してもらえるような、信頼されるISOWAビトに
 なりたいです。

 また、いずれはお客様の声を聞くだけに留まらず、誰もが
 思いもよらないようなISOWAらしい価値を生み出せるように、
 常に「飛躍」を意識しながら業務に取り組み、考え続けていきたいです。

 最後に今回の研修にあたり、多くのお客様を訪問させていただきました。
 研修の中での学びはお客様のご協力があったからこそ学べたことだと
 思います。本当にありがとうございました。

 今回の学びを踏まえて業務に励み、恩返しできるよう精進して参ります。

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いかがでしたでしょうか?

新入社員S君のフレッシュで熱い想いが伝わりましたでしょうか?

何事にも、学ぶことが多い新入社員。技術に配属された後も、初心を忘れず、
営業で学んだことを活かし、お客様の想いと私たちISOWAビトの想いを
繋いでいってほしいと思っています。

今後ともお客様に真の価値をご提供できるように、そして私たちの機械が、
お客様の元でi機として光り輝けるように、ISOWAビト一同
日々精進して参ります!


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みなさまのご意見・ご感想・叱咤激励をお待ちしております。
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【ISOWA PRESS】では随時お客様からの
「業界のこんな事に興味がある、こんな事を知りたい」という
ご要望を記事にしていきたいと思います。

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