【ISOWA PRESS】

ISOWA発、お客様、業界関係者様にお送りさせていただくメールニュースです。
お仕事の合間にお気軽にお読み下さいませ。

第57号:上海展示会「SINO-CORRUGATED 2009」レポート

2009年04月20日 | Weblog

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       ISOWA Mail News  【ISOWA PRESS】

            2009/4/20 第57号
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  この【ISOWA PRESS】は、日頃からお世話になっている
  お客様、業界関係者様にお送りさせて頂くメールニュースです。
  弊社及び業界にまつわる様々な情報を掲載していきますので
  お仕事の合間にでもお気軽にお読み頂ければ幸いです。


 ■CONTENTS■
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 1├ 『上海展示会「SINO-CORRUGATED 2009」レポート』
 2├ 「会社は“雰囲気”で選ぶ時代!?」です。
 3├ 編集後記
  |                   ※等幅フォントでご覧ください
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  みなさまこんにちは(^-^)/

 桜の木も緑の葉が目立つようになりましたね~☆
 暖かい日が多く、花見などに出掛けられた方はしっかり楽しめたのでは
 ないでしょうか?!
 弊社の桜の木も、ハラハラと舞う散り際まで楽しめました(*´∇`*)

 他にも工場の清掃活動中に社員が球根を植えた“チューリップ”などの
 春の花々に加え、冬の“すいせん”までも長く愛でる事ができ、
 夏になると“ひまわり”も咲き始めるので今からとても楽しみです(*^_^*)

 綺麗な草花に囲まれた会社は友人・家族にも自慢なんですよ★
 今は桜の木の下で、たくさんの毛虫くん達が活動中です・・・

 事務所内には観葉植物や切花などが飾られており、暗いニュースが多い
 世の中で、見た目の美しさはもちろんのこと、社員の心配りにも
 癒されていますo(≧∇≦o)


 さて、今回の【ISOWA PRESS】57号は先日上海で行われた
 SINO-CORRUGATED 2009展示会レポートをお届けします。

 それでは【ISOWA PRESS】57号をスタートします(*’ー’*)/
 お付き合いの程よろしくお願いします♪♪


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 1┃ 『上海展示会「SINO-CORRUGATED 2009」レポート』
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 昨年のリーマンショックを引き金に金融危機が起こり、それが実態経済まで
 波及して国内では昨年10-12月の4半期ではGDPがマイナス12%と驚くべき
 数字となっています。 まだ先の見通しがたたない世界経済ですが、そんな
 中で唯一プラス成長で見通しも明るいと言われる中国の上海にて
 2009年4月7日から10日まで「SINO-CORRUGATED 2009」が開催されました。

 今回弊社は出展しませんでしたが、本社から3名が訪中してその雰囲気を
 肌で感じてきましたので、そのレポートをお届けします。


 今回の上海展示会に出展している企業・団体は約500社あり、数字だけ聞くと
 先回と同様のすごい数ですが、実際にはキャンセルなどもかなりあったようで、
 当初予約でいっぱいといわれていた展示会場もところどころ空きスペースが
 見られました。
 やはり、ここ中国でも不況の影響を受けていることを実感しました。

 では、出展している会社が自粛しているかといえば、そんな雰囲気は
 全く感じられず、やたらと派手なブースが多く見られました。
 中国・台湾メーカーは殆どのブースが機械を出展し、実演・生産している
 ブースも多くありました。

 その中でも1番派手だった台湾のあるメーカーのブースに入ってみると、
 印刷機の前には大きなステージがあり、その前にはステージを囲むように
 ソファーがU字型に数列並び、その横には何でもほしいドリンクがもらえる
 バーまでがあります。

 「このステージはいったい何のために?」と思っていると、華やかな衣装の
 女性が突如現れバイオリンを弾きはじめるではありませんか!
 ミニコンサートさながら美しい音色を2曲奏でてくれました。
 その次にはアイドルグループのような女性3人組が登場して歌を歌うなど、
 まさに“バブリー”な会場で驚きました。

 一方、欧州メーカーではBHS、エンバ、マーキップ、フォスバーなどが
 出展していましたが、機械を出品していたのはBHSのみでした。
 それ以外のメーカーは前回と同様に機械展示は行わず、商談スペースが
 有るだけでした。

 ただ今回は機械を展示していない代わりに、機械の大きな写真とテレビがあり、
 ビデオを見る事ができるようになっていました。日本のメーカーは小さな
 スタンドだけの出展や中国のローカルメーカーとのタイアップでの出展のみと
 いったところでした。

 今回出張者3名が感じた中国市場のトレンド(?)をコルゲータと印刷機に
 分けてまとめてみますと下記のようになります。

 コルゲータ
  ・段ロールはタングステン溶射が一般に普及し始める。
  ・シングルフェーサはカートリッジタイプが出現。
  ・スリッタはサーボで位置決めする一枚刃タイプが出現。
  ・サーモバーやコンタクトバーに類似したものの出現。

 印刷機
  ・多色印刷機が多く、スピードよりもグラフィックの鮮やかさを各社競争。
  ・サーボ、サクション搬送、ベルト搬送、
               リードエッジフィーダなどの機能付。
  ・CNC機が出現。
  ・フレキソ・ダイカット機が多い。
  ・FGを付けたインライン機が出現。


 前回の2007年展示会では、FFG(フレキソフォルダグルア)を
 出品していたのは台湾のメーカーだけだったのですが、今回は
 たった2年の違いで数社の中国メーカーがFFGを出品していました。
 
 驚くべき発展です! また、中国製の単体グルアと固定式印刷機が
 初めて登場したことも今回の展示会の特徴の一つと言えます。
 ただ、中国メーカーのどの機械も安全面や環境面などはあまり考慮されて
 いないようであり、低コストでできる理由が納得できる
 箇所も多々見られました。

 段ボールの生産量はGDP(国内総生産)や経済の発展に連動するといわれて
 いますが、360億平米(2007年度)を生産している世界第1位のアメリカも、
 340億平米を生産し日本を追い抜いて第2位となった中国に抜かれるのも
 時間の問題かもしれません。

 次回の展示会までにいったいどこまで発展しているのでしょうか?
 今後ますます目が離せなくなりそうな中国の段ボール業界でした。


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 2┃「会社は“雰囲気”で選ぶ時代!?」です。
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 このコーナーは弊社の監査役である日本経営教育研究所の石原明氏が
 お届けします。
 石原氏のプロフィールについては下記URLをご参照下さい。
 〔http://www.nihonkeiei-lab.jp/company/profile.htm
 おすすめ本の紹介を始め、面白い企業や商品、世の中の現象やトレンドなどの
 コメントを、経営コンサルタントならではの独自の切り口でお届けします。


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 本日の話題は、

    「会社は“雰囲気”で選ぶ時代!?」です。


                 それでは始まりま~す(@^^)/~~~

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 ○最近、ちょっとおもしろいアンケート結果に目がとまりました。その
  アンケートとは、日本能率協会が、今春、企業に入社した男女1,334人を
  対象に実施した調査です。

 ○まず、「今の会社を選択した理由は?」という設問があったのですが、
  あなたは、この答えをどう予想するでしょうか。やはり「やりがい」?
  それともズバリ「給料の高さ」あたりでしょうか……??

 ○それが意外や意外、『雰囲気がよい会社』(25.1%)という答えが1位に
  なったのです!全体の4分の1に当る人が「雰囲気」で会社を選んでいる
  わけです。しかも、2位の「自分のやりたい仕事ができる職種」(10.7%)
  を大きく上回る結果です。

 ○「雰囲気」というのは、何とも抽象的な言葉ですが、要は数字や理屈より、
  自分の“感性”で会社を選ぶ人が増えた、ということでしょう。
  ということは、会社側も、若者の感性に訴える「会社の見せ方」を考える
  必要が出てきたということになります。

 ○一方、「入社3年以内に身につけたい能力・スキルは?」という設問では、
  『ビジネスマナー(言葉遣い・電話の応対)』を挙げた人が、約6割
  (58.8%)もいたそうです。今や「言葉遣い」をきちんと教えるのも、
  会社の重要な役割になったのかもしれません。

 ○次いで、「仕事上の基礎知識・基礎能力」(52.6%)、「仕事の基本動作
  (報告・連絡・相談)」(43.1%)が上位に並んだそうですが、
  いずれにしても、その人が「初めて入った会社」では、特に社会人としての
  “基礎力”を学びたいのだという意向がはっきりと出ています。

 ○さらに興味深いのが、転職や独立に関するアンケート結果なのですが、
  なんと、「なるべく早く転職・独立したい」と答えた人は2.6%に止まり、
  「いずれは転職したい」も9.3%、「場合により転職したい」が、27.3%と
  いう結果になったみたいです。

 ○また、「場合により独立したい」と答えた人は7.6%、「いずれは家庭に
  入りたい」が10.6%、そして『定年まで勤めたい』と答えた人が一番多く、
  33.4%を占めたというのです。

 ○このアンケートは、新入社員たちがまだ実際に仕事を始める前に実施された
  ものなので、仕事の現場に付いてからはその意向が変わる可能性も
  ありますが、この結果を見る限りでは、少し前に言われていた、
  「3年で会社を変わる」という感覚は相当薄らいでいるようです。

 ○もちろんアンケート結果を鵜呑みにしていいという話ではありませんが、
  経営者としては「トレンド」を掴むような気持ちで、こうした調査結果
  なども、こまめにチェックする習慣をつけておいた方がよいでしょう。

 ○マーケットリサーチも全く同じですが、「こうあるはず」という勝手な
  思い込みを持たず、常に現場の“生”の声を素直に拾える、柔軟な
  経営者でありたいものです(@^^)/~~~

 ★日本能率協会
  http://www.jma.or.jp/


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 3┃編集後記
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 【ISOWA PRESS】57号はいかがでしたか?!
 不況というニュースばかり耳にしますが、それでも中国の成長は
 素晴らしいですね(^~^) 我が社も負けないように努力します!!


 4月も終わりに入り、弊社からもたくさんの社員がゴールデンウィークの
 据付工事でお客様のもとへ向かいます★

 安全作業に充分に注意し、順調な立ち上がりとなるよう努力しますので
 宜しくお願い致しますm(__)m

 それでは皆様、良い休日をお過ごしください(*^0^*)


           ◇      ◇      ◇


 【ISOWA PRESS】では随時お客様からの
 「業界のこんな事に興味がある、こんな事を知りたい」という
 ご要望を記事にしていきたいと思います。

 ご興味・ご関心のある事柄がございましたら是非お知らせ下さい。

 次号は5月20日(水)の予定となっております。
 どうぞお楽しみに!


 ━━━━━━━━━━━━━━━━━ Copyright(C) 2009 ISOWA Corporation■


第56号:インク粘度は任せろ! 特許取得済み『適粘くん』

2009年04月06日 | Weblog

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       ISOWA Mail News  【ISOWA PRESS】

            2009/4/6 第56号
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  この【ISOWA PRESS】は、日頃からお世話になっている
  お客様、業界関係者様にお送りさせて頂くメールニュースです。
  弊社及び業界にまつわる様々な情報を掲載していきますので
  お仕事の合間にでもお気軽にお読み頂ければ幸いです。


 ■CONTENTS■
 ─┬─────────────────────────────────
 1├ インク粘度は任せろ! 特許取得済み『適粘くん』
 2├ 「『セカンド挙式』がメジャーに!? マーケットを創造するとは」です。
 3├ 編集後記
  |                   ※等幅フォントでご覧ください
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  皆さまこんにちは(o^-^)b

 いつの間にか4月に突入しちゃいましたね~♪♪
 ポカポカ陽気でとても過ごしやすい時期が到来しましたが、
 皆さま元気にお過ごしでしょうか?!

 私の周囲はこの春から進学、新社会人、転勤、転職・・・期待と不安を胸に
 新たなスタートを切った友人がたくさんいます☆

 弊社も4月1日に無事16名の新入社員を迎える事が出来ました
 ( 。・_・。)人(。・_・。 )

 この季節になると「初心を忘れず、仕事に取り組まなければ!!」と
 新入社員の姿を見て気が引き締まります。
 自分が年々きちんと成長出来ているかどうかは別の話として・・・
 ですけどね(゜□゜;)汗

 さて、今回の【ISOWA PRESS】56号は『適粘くん』という
 フレキソインクの粘度を自動管理しちゃう粘度計について紹介します。

 それでは【ISOWA PRESS】56号をスタートします(*’ー’*)/
 お付き合いの程よろしくお願いします♪♪

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 1┃ インク粘度は任せろ! 特許取得済み『適粘くん』
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 こんにちは 大阪営業所の山下です。

 今回は、フレキソインクの粘度を自動で管理する粘度計『適粘くん』を
 紹介します。

 ザーンカップを用いた粘度管理だと、手間が掛かり測り方によっては
 個人差が生じます。お客様からも印刷仕上がりのムラを極力なくして欲しい
 との要望が多くあり、そんな声に応えるべく開発されたのが『適粘くん』です。

 小型タイプなのでインク循環経路中に設置可能で、他社製フレキソ印刷機にも
 事前調査して問題が無ければ設置出来ます。導入実績は286台
 (うち他社製26台)あり、特許も取得していますので、他社ではできません。

 そんなISOWAが誇る『適粘くん』をこの春、M社様の他社製フレキソ
 印刷機に設置させて頂きました。その導入効果をI工場長様、N機長様に
 伺いましたので、インタビュー形式にて紹介します。

 ※他社製に取り付ける場合は、事前に現地調査が必要になります。
  状況によっては設置出来ない場合があります。
  詳細に関しては弊社営業マンまでお尋ねください。

山 下 :なぜ適粘くんを導入しようと思いましたか?
I工場長:インク粘度のばらつきが原因と思われる、インク濃淡のクレームが
     あったので、適粘くんを導入しようと思いました。
     オペレータの手間が掛からず自動で粘度管理でき、日々の
     メンテナンスが不要な事も決め手ですね。
     一番心配だったのが他社製のフレキソ印刷機に設置できるか?
     でしたが、設置した実績があったので安心しました。
     設置後の状態を見てもスッキリとしており満足しています。

山 下 :インク濃淡が発生するとありましたが、どんな対応されていましたか?
I工場長:当然水を足して調整していますが、各オペレータの目方
     (経験による勘)に頼る部分が多く、仕上がり状態でインク濃淡が
     分かる事が多く、気づいてからの調整になるのでタイムラグが発生し、
     インク濃淡が出てしまいます。

山 下 :ザーンカップで定期的に測り粘度調整されていましたか?
I工場長:ザーンカップを使って調整していますが、手間が掛かるので
     毎回は使っていません。
     測り方にも個人差があるので、ザーンカップ秒でインク濃度を
     統一する事が出来ませんでした。
     目安にはなりますがやはり経験による目方で調整しがちです。
     だから、新人には任せられませんでした。

山 下 :適粘くんを導入してどんな効果がありましたか?
I工業長:やっぱりインク濃淡によるクレームが無くなった事が大きいですね。
     あと、インク粘度を数値(ザーンカップ秒)で表せるので、
     誰が見ても分かるのがいいですね。

山 下 :N機長様、実際に使われどんな効果がありましたか?
N機長 :大口オーダーの最初と最後でインク濃淡を気にする必要が
     無くなった事が大きいですね。
     自動で粘度をコントロールするので、オペレータの負担も減り、
     他の品質面にも気を配れるようになりました。
     新しい装置が付いたが、特に日々の清掃が要らないのもいいですね。

山 下 :インクが付着して内面が見え難く成って来たら必ず洗って下さいね。
     ザーンカップ秒をプリセットするだけで段階的に加水し±0.2秒に
     コントロールしますが、その精度はどうですか?
N機長 :問題ないですよ。
     常に粘度を監視して異常があるとタワーライトで表示し、粘度が
     上がってもすぐに分かります。
     そして、自動的に約1分間隔で水を加えて設定値までコントロール
     してくれるので、人か管理するよりずっと正確にコントロール出来て
     いると思いますよ。
     お客様毎にインクが決められており、当社では約100種類以上あり、
     黒色だけでも4種類あります。
     それだけにインク濃淡に対しても細かいコントロールが必要です。
     当社は、2直生産体制でオペレータも交代するので、なかなか
     色目が統一できませんでした。
     でも、適粘くんを設置してからは、お客様毎の色目を細かく数値で
     各オペレータに伝達できるので、1直でも2直でも統一した
     色合いが出せるようになりました。

山 下 :他に何か気づかれた事はありましたか?
N機長 :色替えした間際は、若干色が薄くなる傾向になりますね。
     クレームにならない程度なので問題ないです。

山 下 :たぶんチューブに洗浄後の水が多少残っているのが原因だと思います。
     問題になるようなら直ぐに連絡ください。
I工場長:導入してよかったですよ。予算が取れるならもう一機種も
     導入したいですね。

山 下 :ご注文お待ちしております。 ありがとうございました。


 段ボール需要が減少する中、利益確保の為製品ロスを極力出さないように
 尽力されている事と思います。
 ロス削減には、操作するオペレータの技量が大きく関わっており、
 長年培われた経験をフルに発揮されていると思います。

 今後、団塊世代の退職に伴い新人オペレータが入り、"経験"を伝承されて
 いると思いますが、なかなかうまく伝わらないのが現実だと思います。
 そういう時こそ『適粘くん』のような誰が操作しても同じ品質の製品が
 作れる機械が必要だと思います。

 機械メーカーとしてそんな機械の開発に力を入れております。
 皆様の長年培われた経験も参考にさせて頂きたいので、是非教えてください。
 そして、更なる技術革新を遂げ段ボール業界の発展に貢献出来るように
 努めたいと思います。   ありがとうございました。


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 2┃「『セカンド挙式』がメジャーに!? マーケットを創造するとは」です。
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 このコーナーは弊社の監査役である日本経営教育研究所の石原明氏が
 お届けします。
 石原氏のプロフィールについては下記URLをご参照下さい。
 〔http://www.nihonkeiei-lab.jp/company/profile.htm
 おすすめ本の紹介を始め、面白い企業や商品、世の中の現象やトレンドなどの
 コメントを、経営コンサルタントならではの独自の切り口でお届けします。


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 本日の話題は、

 「『セカンド挙式』がメジャーに!? マーケットを創造するとは」です。


                 それでは始まりま~す(@^^)/~~~

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 ○先日、男性にとってはちょっと空恐ろしいようなニュースを耳にしました。
  最近、結婚10年とか20年といった節目に、『2度目の結婚式』を挙げる
  夫婦がじわじわと増えてきているんだそうです。もちろん、同じ相手と
  ですよ(笑)。

 ○ひと昔前には、宝飾店の広告戦略にまんまとやられ、『スイートテン
  ダイヤ』が当たり前になったように、もしかしたら『セカンド挙式』が
  当たり前になる時代がやってくるのかもしれません(@_@;)

 ○このところ、少子化による人口の減少や晩婚化が進んだことなどで、
  長期的に見ると年間の婚姻件数は減少傾向にあります。しかも、業界の
  推定では、結婚したカップルのうち、“結婚式”を挙げるのは3分の2
  程度なのだとか。

 ○さらに、最近では「レストランウエディング」の流行など、披露宴の
  あり方もずいぶん変わってきています。『ジミ婚』などという言葉も
  ちょっと古くさく感じますが、最近の若者たちの価値観では、結婚式に
  お金をかけない人たちが主流になっているのかもしれません。

 ○そういえば、女優の沢尻エリカさんとハイパーメディアクリエイターの
  高城剛さんが、年明けすぐ、明治神宮で挙式しましたが、その際彼女が身に
  つけていたあの内掛けは、レンタルだったそうですよ。

 ○報道によれば、レンタル料金50万円で借りたものだったみたいです。
  「自由人」を地で行くような二人ですから、結婚式に巨額のお金を使う
  ことが価値観に合わなかったのかもしれません。ここぞとばかりに
  見栄を張ったりしないのも、二人のスタイルなんだと思います。

 ○しかし、若者たちがそんなスタイルを「カッコイイ!」と感じてしまったら、
  ますます派手な結婚式を挙げるカップルが減ってしまいます。
  ・・・業界的には、ちょっと困った事情ですよね(ーー;)

 ○そこで、『セカンド挙式』なんです。女性には、裾を引きずるような
  ドレスを着てお姫さまに変身したい願望が、いくつになっても眠って
  いるようです。「結婚式だけなら何度でもしたい!」という女性たちの
  声を耳にしたこと、ありませんか?

 ○現に、地方のホテルの宴会場で好みのドレスに着替え、プロに撮影して
  もらえるというバスツアーが人気を博しているようですが、結婚式なら
  自分が主役。女性にとって、まさに晴れ舞台です。

 ○しかも、若い頃より多少金銭的にも余裕があるでしょうから、マーケットと
  しては、かなり“おいしい”感じがします。今一番元気だとされる
  「アラフォー」世代も、飛びつきそうですよね。

 ○もちろん、1社だけでは難しいでしょうが、数社が集まって、『セカンド
  挙式』のムーブメントを起こしていけば、スイートテンダイヤを超える
  可能性も感じます。

 ○で、こんなトレンドに、いち早く目をつけているのが旅行業界です。
  「いまさら結婚式はちょっと…」というご夫婦に向け「セカンドハネ
  ムーン」を提案しているんです。ハネムーンという名前がちょっと
  気恥ずかしいことから『ロマンチックジャーニー』として売り出して
  いたりします。

 ○近畿日本ツーリストによると、参加者の約2割が熟年カップルという
  ツアーもあるそうで、なかには、子どもたちが結婚記念日に両親に
  プレゼントしているケースもあるようです。

 ○こんなふうに、『セカンド挙式』が一般的になると、潤う業界が増えると
  思うんですが、エステ業界などもそのひとつですよね。憧れのドレスを
  着るためには、プロポーションもお肌のハリも、維持しないと
  いけませんから(*^_^*)

 ○妻がいつまでもキレイ…これが男性にとって、『セカンド挙式』が
  メジャーになった場合の唯一の利点かもしれません(笑)。それはともかく
  「マーケットを創造する」という意味では、いい事例だと思います。
  参考にしてください(@^^)/~~~


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 3┃編集後記
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 【ISOWA PRESS】56号はいかがでしたか??

 事務処理をする際に『適粘くん』という単語はよく目にしていて、
 変わった商品名を付けたんだな~。と前から気にはなっていたんですが、
 実際どんな装置なのか詳しい事まで知らなかったので、今回個人的には
 興味深々で読み進めてしまいました!!!笑

 安定した製品を作る為には誰が操作しても一定の製品を作り出さなければ
 いけませんが、尚且つそこに段ボールに対する愛情や熟練技術者の勘や
 技が融合して世の中に段ボールが生み出されているのだと思うと、とても
 素敵な事だなぁ~って思いますヽ(〃^▽^〃)ノ


 東海地方は桜が満開になりました☆
 皆さまお花見で飲み過ぎて体調を崩さないよう
 健康管理に気をつけ下さい( 。・_・。)人(。・_・。 )


           ◇      ◇      ◇


 【ISOWA PRESS】では随時お客様からの
 「業界のこんな事に興味がある、こんな事を知りたい」という
 ご要望を記事にしていきたいと思います。

 ご興味・ご関心のある事柄がございましたら是非お知らせ下さい。

 次号は4月20日(月)の予定となっております。
 どうぞお楽しみに!


 ━━━━━━━━━━━━━━━━━ Copyright(C) 2009 ISOWA Corporation■