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ISOWA Mail News【ISOWA PRESS】 ――→ 2006/10/20 創刊号
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この【ISOWA PRESS】は、日頃からお世話になっている
お客様、業界関係者様にお送りさせていただくメールニュースです。
弊社及び業界にまつわる様々な情報を掲載していきますので、
どうぞお仕事の合間にでもお気軽にお読み下さい。
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■CONTENTS■
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1├ ISOWAメールニュースが始まりました!
2├ ケース値上げ進んでいますか?~ 業界最前線レポート ~
3├ 石原明 経営のヒント~ 豪華客船で世界一周の旅 ~
4├ 編集後記
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1┃ISOWAメールニュースが始まりました!
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このメールニュースは弊社ISOWAの日頃の活動や出来事、また段ボール
業界の動向や気になる話題などをお客様や業界関係者の皆様にお送りし、
よりISOWAを身近に感じて頂く為に発行するメールニュースです。
弊社の取り組みをお伝えし、ご意見、ご感想を頂ければと思っております。
今月号のコーナーの他にも興味を持って頂けるようなコーナーを用意して
おりますのでどうぞご期待下さい。
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2┃ケース値上げ進んでいますか? ~ 業界最前線レポート ~
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原紙高、燃料高を受け、苦しい状況が続く段ボール業界ですが、
報道等によると、シートの値上げはかなり達成しているようです。
一方、製品(ケース)への価格転嫁はなかなか進まないようです。
実際はどのような状況なのでしょうか。
そこで10月2日から10日までのおよそ1週間、当社の総勢16名の
営業スタッフにより段メーカー様を対象に、ケースの値上げ状況に
ついてのアンケート調査を実施、なんと63件もの回答を頂きました。
ご協力ありがとうございました。
それではその質問と結果をお伝えします。
Q1:ケース値上げはユーザー件数の何パーセントくらい達成できましたか?
0%~20% 10社
21%~40% 11社
41%~60% 15社
61%~80% 12社
81%~100% 2社 ―→ 平均 47%
Q2:ケース値上げは生産平米で何パーセントくらい達成できましたか?
0%~20% 12社
21%~40% 15社
41%~60% 14社
61%~80% 5社
81%~100% 2社 ―→ 平均 39%
Q3:原紙値上げ分ですと平米あたり約4円の値上げとなりますが、
平均で何円くらい値上げできましたか?
~1円 4社
~2円 12社
~3円 19社
~4円 7社
~5円 4社
5.1円~ 4社 ―→ 平均 2.97円
件数と平米数で達成率に開きがありますが、量の多い主力ユーザーには
なかなか値上げができないのが実情のようです。ただ、件数でわずか3%
のユーザーへの値上げで、量では30%も達成しているお客様もありました。
数字から各社の値上げ戦略が伺えます。
また今回原紙の値上げはkg当り5円ですので、平米あたり最低4円の
価格転嫁が必要となりますが、平均では3円に満たないのが実情のようです。
回答には0円から7円以上まで幅があり、前回値上げの積み残し分をこの
機会に一緒に価格転嫁できたお客様もあるということでしょうか。
地域的にみますとQ1、Q2ともに60%を越す東海地区の善戦が目立ちます。
8~9割方決着し、しかも満額以上の値上げというお客様も複数あります。
逆に関西地区では全項目で平均を下回っています。
すべてゼロというところもあり、苦戦が目立つようです。
「うちは特殊なことをやっているから認めてもらっている」
「大手と競合しているから難しい」
「この地域は厳しくて…」
といったコメントも見受けられ、受注内容や地域的要因によって
各社まちまちのようです。
多くのお客様では「メインユーザーでの決着は年明け」または
「来年度から」という声が聞かれますので、月を追うごとに
値上げの達成率も上がっていくのではないかと思われます。
尚、詳しいデータをご希望でしたら、弊社担当営業マン、
またはこのISOWA PRESSへの返信でお申し付け下さい。
※お送りするデータには会社を特定できるような情報の記載は
一切ありませんので、ご了承下さい。
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3┃石原明 経営のヒント ~ 豪華客船で世界一周の旅 ~
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このコーナーは当社の監査役である日本経営教育研究所の石原明氏がお届けします。
石原氏のプロフィールについては下記URLをご参照下さい。
〔http://www.nihonkeiei-lab.jp/company/profile.html〕
おすすめ本の紹介をはじめ、おもしろい企業や商品、世の中の
現象やトレンドなどのコメントを、経営コンサルタントならではの
独自の切り口でお届けしていきます。
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ある日、新聞の全面広告に目が留まりました。
『飛鳥Ⅱ世界一周102日間クルーズ!』102日間とはこれまた
優雅だなぁと、その費用を見てみると、何と350万~1700万円…
ちょっとすごい金額ですよね(@_@;)
しかも、この募集広告は2008年4月からのツアー客を募集するもので、
この金額は「早期割引価格」なんだそうです。
正規の価格だと、387万から~1900万円するのだとか。
巷では、2007年問題などと騒がれていますが、団塊の世代の
退職金を狙った広告なのかな、などと思ったりもしますが、
それはともかく、世の中には、こういう旅行に行こうと普通に
思う層が確実に存在するということです。
長いこと会社を経営していると、自分の業界の枠に囚われた
思考回路が出来上がり、ついつい自分の物差しで世間を見て
しまいますが、経営者としては、「自分の想像外」のこと
にも注意深く目を向ける感性を持ちたいものです。
自分だったら、お金はもっと別のことに使うとか、102日間も
家を空けられないよとか…色々思うことはおありでしょうが、
この豪華客船・飛鳥が大人気を得ていることだけは確かな事実のようです。
ちなみに、日頃、嫁×姑のバトルにうんざりしているご主人が、
102日間の平穏な暮らしを求め、親孝行と称して、お母さんを
この船に乗せるなんて、シニカルな需要もあったりするみたい
ですから、世の中には自分の想像を超えることがたくさんあるものです(笑)。
このツアーは、日本で最初のクルーズ専門の旅行会社ゆたか倶楽部
というところが企画しているものですが、この会社が本当に上手な
「顧客化」をしていたなら、「怖いものなし」といった感じですよね。
なんせ、客層がいいですから(*^^)v
それに、102日間も一緒に船旅をすれば、気の合うお客さん同士は、
相当仲良くなるはずですから、自然とコミュニティが出来上がりますし、
旅から帰った後も、そのお客さんたちに楽しい情報を提供し続けていけば、
そこから新たなビジネスチャンスも生まれてくると思います。
たまには日常を離れ、枠を外していろいろと考えてみると
経営に活かせるヒントが見えてきますよね(@^^)/~~~
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4┃編集後記
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みなさま初めまして。メールニュース編集長の久野(くの)と申します。
【ISOWA PRESS】創刊号いかがでしたでしょうか。
初めてのメールニュース配信ということで不安と緊張で一杯ですが、
最後までお読み頂きありがとうございました。
「業界最前線レポート」では、毎回様々なテーマについて弊社のお客様に
アンケートを実施していきたいと思っています。「こんな事が知りたい」、
「こんな事をを調べて欲しい」などご要望がありましたら、どしどしお寄せ下さい。
また、当社の営業マンがアンケートのお願いをすると思いますが、ご協力の程
宜しくお願い致します。
次回は11月6日(月)配信です。どうぞお楽しみに!
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