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ISOWA Mail News 【ISOWA PRESS】
2016/6/29 第198号
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この【ISOWA PRESS】は、日頃からお世話になっている
お客様、業界関係者様にお送りさせて頂くメールニュースです。
弊社及び業界にまつわる様々な情報を掲載していきますので
お仕事の合間にでもお気軽にお読み頂ければ幸いです。
■CONTENTS■
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1├ 『 地球の裏側でISOWAシングルフェーサ新境地! 』
2├ 「 人工知能が助けてくれる 」~社長磯輪のブログ『磯輪日記』より~
3├ 編集後記
| ※等幅フォントでご覧ください
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こんにちは(^_^)/
最近とっても暑くなってきましたね。
真夏が近づいてきている感じがします!!!
私は断然冬より夏がスキです!!!
今は同期や友達とBBQやプール、お祭りに行く計画を立てていて、
とってもワクワクしていますヽ(^o^)丿
夏しかないイベントってたくさんありますよね!
社会人2年目となり、仕事を頑張りつつ、
プライベートも充実させるのが私の今年の目標です☆
さて、今回の【ISOWA PRESS】198号では
「地球の裏側でISOWAシングルフェーサ新境地!」をご紹介致します。
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1┃ 『 地球の裏側でISOWAシングルフェーサ新境地! 』
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皆様、こんにちは。貿易セクションの磯輪です。
2016年6月、古くからお付き合いのあるブラジルのお客様にISOWAのシングル
フェーサCF40が納入され、私も据付に同行させて頂きました。というわけで
今回は、リオデジャネイロ五輪を間近に控え、熱気高まるブラジルから
ISOWAの新たな挑戦と、ブラジルで感じたコルゲーター事情について
ご紹介したいと思います。
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海外市場でのコルゲーターの“広幅化”というワードは、皆様もよく耳に
されるのではないでしょうか?
事実、今回納入した弊社シングルフェーサCF40も国内では1800~2200mm幅で
多くのお客様にご使用いただいていますが、海外のお客様では、そのほとんどが
2500mm幅仕様での納入です。
今回はさらにその上をいく、初の2800mm幅!
“初”には常に困難が付き物ですが、今回も例に漏れず様々な“生みの苦しみ”が
ありました。今回は、担当営業Aに話を聞きました。
Q.初めての2800㎜幅で、営業活動を行ううえで難しさはありましたか?
A.2800mm幅のCF40が弊社にとって新しい開発となるため、「営業として
引き合いを進めるべきか」正直悩んでいました。
例えば、2500mm幅の実績はあっても、2800㎜幅で400m/分の同等の
パフォーマンスを問題なく発揮できるのか。特に今回は他社製シングル
フェーサの入れ替え案件であった為、万が一のことがあれば、お客様に
多大なご迷惑をおかけすることは必至です。
また、新設計となるため金額面でもお客様にご満足頂けるか、
不安に感じていました。
Q.そんななか、実績がないにも関わらず、ISOWAに決めていただけた
要因はなんだったと思いますか?
A.今回機械をご購入頂いたお客様は2工場お持ちで、その内の1工場(S工場)
にはISOWAのコルゲーター(2500/400)を過去にお納め致しました。
他社製ラインのシングルフェーサ入れ替え案件であるにもかかわらず、
ISOWAのCF40(2800/400)を御選定頂いた背景には、S工場様に
お納めしたコルゲーターがお約束通りのパフォーマンスを発揮し続け、
さらにメンテナンスや生産のご相談等、納入後のフォローアップも
”TEAM ISOWA”が一丸となってご提案・ご提供できたことで
「やはりISOWAさんにお願いしたい」というお気持ちになって頂けた
ことが一番のポイントだったと考えます。
また、各場面での”TEAM ISOWA”の面々からの「よしやろう!」・
「フォローは任せろ」といった後押しのおかげで、私が自信を持ってお客様と
向き合えるようになったことも、一つの要因だと思います。
大変なことも多いなか、それらを乗り越えて今回無事立ち上げを迎えることが
できたのは、これまでのCF40の同国での確かな実績と、日本から遠く
離れた地でもISOWAファンでいてくださり、「是非ISOWAの機械を」
と言って下さるお客様の存在があったからこそでした!
Q.2800mm幅のコルゲーターラインは間近で生産を見ていても迫力満点ですね。
機幅が広ければ、流れる段ボールシートも当然幅が大きくなりますが、
海外のお客様はどのように運用されているのでしょうか?狭幅コルゲーターと
比較したときの広幅コルゲーターのメリット・デメリットを教えてください。
A.オーダーをうまく組むことによって、狭幅と同じ生産速度であっても、
生産量を効率よく稼ぐことができさらに、トリプルカッター・トリプル
スタッカーとの連携で、複数オーダーを同時に生産することで、原紙の無駄を
なくすことも可能です。ただし、そのメリットはロットが大きいことを前提と
しており、ロットが小さい場合はサイクルタイムの制約で却って生産効率が
悪くなってしまうことがあります。
では“小ロット”が日本で常識になっている一方、海外ではなぜ
“ロットが大きい”のでしょうか?
こちらの工場では、数千mのオーダーもある一方で、100m~200m台、なかには
100m以下の小口オーダーも数多く見られます。聞くところによれば、
ブラジルでもオーダーの小口化は間違いなく進んでいるそうです。
そこでポイントとなるのが、“原紙の種類”です。
原紙の種類(グレード、紙幅)もまた、ロットに寄与する大きな要素ですが、
近年の薄紙化の影響もあり、こちらの工場ではライナー・中芯ともに大部分が
100~150g/m2のわずか数種類に集約されており、なおかつ原紙幅もほぼ
2800㎜で統一されています。これはあくまで、このお客様だけでの事例ですが、
1000㎜以下から機幅いっぱいまで、様々な原紙幅が混在し、原紙の種類も
多様な日本とは大きく違うこの特徴のおかげで、オーダーの小口化にも関わらず
“大ロット”が確保されているのかもしれませんね。
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日本の常識も地球の裏側では、常識に非ず。逆もまた然り。
現在の国内のトレンドも、この先ずっと同じとは限りません。
段ボール機械メーカーである我々は、国内外のトレンドを敏感に感じ取り
お客様のニーズを満たす機械を作り続けていく責任があります。
2800㎜幅シングルフェーサに続くISOWAの“初”挑戦が今から楽しみです!
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2┃ 「 人工知能が助けてくれる 」~社長磯輪のブログ『磯輪日記』より~
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3ロフトの松田さんが送ってくれたこの本。
本のタイトルが「話すだけでかける究極の文章法」。
サブタイトルが「人工知能が助けてくれる」とか、
「仕事が驚異的に進む」など。
つまりキーボードで文章の入力を一切せず、
スマホから音声入力すると言うやり方を説明した
本です。
早速本の通りに今日のブログは全て音声入力で
書いています。
なんだか夢のようですよ。
特別なアプリも何も入りません。
ただただスマホの機能を使うだけ。
▼続きはこちら(磯輪のブログ『磯輪日記』)
http://blog.goo.ne.jp/h_isowa/e/df056744022c0b5651021c10b79639de
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3┃ 編集後記
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【ISOWA PRESS】198号はいかがでしたか?
何事にも”初めて”のことには不安や苦労が伴いますが、同時にワクワクした
気持ちにもなれますよね!今後も様々な”初”をISOWAで生みだし、
お客様のお役に立つことはもちろん、私たちISOWAビトもワクワクするような
開発をしていきたいですね!
今後も”TEAM ISOWA”が一丸となって、お客様にご満足いただけるよう
精進していきます。
◇ ◇ ◇
【ISOWA PRESS】では随時お客様からの
「業界のこんな事に興味がある、こんな事を知りたい」という
ご要望を記事にしていきたいと思います。
ご興味・ご関心のある事柄がございましたら是非お知らせ下さい。
次号は7月20日(水)の予定となっております。どうぞお楽しみに!
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