ただ今のところ、「中止しますから」という連絡はなし。
と書いたのはおととい。
言わずもがなのことだろうが、
「ただ今のところ」
という表現が、
「アヤシイぞ」
という疑念と
「ホントにだいじょうぶ?」
という心もようを如実にあらわしている。
結局のところ出た結果は中止。
中止となったのは、わが「北川村やまなみ太鼓」が出演予定だった「北川村観光びらき」。
さきおととい、総理大臣が表明した「大規模イベント自粛要請」から各地で相次いだ、その規模の大小にかかわらず見境のないイベント行事中止の流れは、おととい、これまた総理大臣が放った「学校休校要請」で一気に加速したようだ。
諸事を勘案していったんは、この小さな村の小さいが重要なイベントを、「中止しない」とした主催者の判断をを支持していただけに残念でならないが、しかたがない。
「休校要請」を受けざるを得ないだろうな、と思っていた学校も、「2日から」とはならなかったが、「4日から臨時休校する」と決定した。これまたしかたがない。
それにしてもこの発言はどうなのだろうか?
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新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、政府は28日、全国すべての小中学校や高校などに来月2日から春休みに入るまで臨時休校とするよう各都道府県の教育委員会などを通じて要請しました。これについて安倍総理大臣は衆議院財務金融委員会で「今回の要請は法的拘束力を有するものではなく、最終的な判断は学校を設置する地方自治体や学校法人などで行われるものだ。それぞれの地域や学校で事情が違うわけで、基本的な考え方としてお示しした。各学校や地域で柔軟に判断いただきたいと考えている」と述べました。
(『NHKニュース』2020年2月28日 16時09分より)
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もちろん、「あくまでも要請」なのであって、それに「法的拘束力がない」ことなど、その「要請」から1日経った後に説明してもらわなくても大のおとなであれば誰しもが理解できることだ。
それをわざわざごていねいに、
「ワシ、強制してないもんね」
と後になって付け加えるとは・・・
なにごとかに対して
「◯◯したらどうよ」
とアクションを示したあとで
「判断するのはアンタやけどね」
といったたぐいの物言いをすぐしてしまうわたしが批判できた筋合いではないのかもしれない。
そして、政治向き(特に政治家の批判)についてをこのブログで書くことを厳として戒めてきたわたしが、自らその禁を破るのは「どんなもんだろうか」と思わないでもない。
しかし、
「それを言っちゃぁおしまいよ」
ひとこと、そう書きとめて置きたくなった次第。
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