総理大臣が、国内の大規模なスポーツ・文化イベントの開催を2週間自粛するよう要請したのに対して、「次善の策としては悪くないと思う」と書いたきのう、教育関係の会合を終えて帰宅したわたしを待っていたのは、
「2日から全国の小中高校が春休みになるって」
という、妻の言葉だった。
こう言っては彼女に失礼だが、そのようなことを、にわかに信じられるはずがない。
さっそくYahooニュースを見てみた。
すると
なんと
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安倍総理は27日、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、3月2日の月曜日から全国の小学校・中学校・高校・特別支援学校を臨時休校にするよう要請した。(Ameba Times 2/27 19:29配信)
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事実だった。
「学校休校」
これもまた、次善の策としては有効な選択肢のひとつだろう。
わからないでもない。
だが、
なぜそこから?
なぜ今?
なぜ全国一斉?
夫婦共働き、あるいは母子父子家庭は、誰が子どもの面倒をみる?
脳内でわきあがるクエスチョンへの回答を出せないまま、ふだん和太鼓をつうじて付き合う子どもたちの顔が次々と思い浮かぶ。
「これは悪手だろう」
と独りごち、げんなりとしてしまったわたし。