ジャトロファ

画像の種は次期バイオ燃料として
いま注目されているジャトロファ。

今まで注目されていたトウモロコシなどと違い
食用に適さないので、
一時期あったような穀物価格の異常な高騰とは
無関係な存在、投資の対象になりにくい。

痩せた土地でも育ち、収穫までが早いので
注目されているけれど、これも最近は過熱気味、

従来食料を栽培していた土地に置き換えられたり
新たなプランター開拓で森林が奪われたりすることで、
ＣＯ2削減のための行為のはずが、本末転倒にも
なりかねないと感じる。

そこに住む昆虫や生物などの生態系の事も心配。


また最近ではネットを介してジャトロファを看板に、
協賛を求めるところが増えてきているけれど、

協賛を募るという事は、自分達の趣旨に賛成してもらい
協力を仰ぐことだ、いわゆる人々の善意、

尊い人々の善意ので集めた資金はきちんと誠実に、
その旨に沿った使われ方をしなければいけない。

少なくとも集めるだけ集めてドロンとか、
計画的な事業の頓挫？、不透明な搾取は善意を
裏切る事になる、

協賛を集めるのなら、その件についての事業報告を
協力者に報告するのが最低限の責任だと思う。

事業報告の徹底が義務付けられれば、悪い考えで
始めるところはかなり減るのではないかと思うのだが。

理想を言えば、栽培という手法でのフェアトレード、
現地の人の雇用を創出しながら適正な利益を分配する。
三方善し。これが良いと思う。

久しぶりに環境を考えてみた独り言。