ヒジュラ暦1428年シャアバーン(8月)29日 ヤウム・ッサラーサー(火曜日) |
このブログに記事を書くのも2月以来。
心身共にローテンションな状態が続いていたけれど、いよいよ復活!
プロフィールに書いてあるように、「最初だけ勢いよく、徐々にペースダウンして中途半端に終わる…さすがB型。このブログもいつまで続くことやら」という状態になっていたが、とりあえず再開。
きっと、私がイスラームから離れてしまったと思っている方々もいると思うが、心の中のイスラームの火は消えていない。
と、偉そうに言っても、火はそんなに盛大にゴウゴウ燃えているわけではないのだが。
だからイスラームもブログもマイペースで行こう。そのうち火が大きくなることもあるかもしれないしね。
このブログからもリンクさせて頂いている「イスラムのホームページ」からの情報だと、今年のラマダーンは9月13日からと決まった。
ということで、明後日からラマダーンへ突入。
過去2回のラマダーン体験をこのブログに綴ってきたけど、今年も綴れるときは綴ろうと思う。毎日更新と決めてしまうと、自分自身が行き詰まってしまいそうだし。
今日は2001年の9月11日のアメリカ同時多発テロから6年。
あの事件から2年数ヶ月後に私はムスリムになった。
某イスラーム機関を訪れ、入信したい旨を伝えると、「辞めた方がいいんじゃないですか。ムスリムというだけでテロリストだと思われたり、仕事でも都合が悪いことが出てくると思いますよ」と言われたような時代だった。
実際、911の直後にはこの機関に「お前らはテロリストの仲間だろう」とか「危険なイスラム教徒は日本から出て行け」とか、嫌がらせ・脅迫の電話が相次いだらしい。
結局、課題として出されたイスラームについてのレポートをクリアして入信となった。
入信してから現在までに、日本でもイスラームに対する見方は随分変わった。
全国紙が好意的に(少なくとも敵対的ではなく)イスラームの特集を組んでくれたりするようになった。
また、このブログを通じたり、モスクで直接会って、イスラームに関心を持つ大学生のレポートに協力したことも多かった。
なぜか100%女子大生なのが気になったけど。男子大学生の諸君ももっとイスラームに関心を持って欲しい。(全然関係ないけど、「女子大生」とは言っても「男子大生」と言わないのはなぜなのか?)
ムスリムという立場から、911についてはいろいろなことを考えさせられた。
犯人の多くはサウジ出身のムスリムだったこと。そのサウジにはキリスト教の軍隊(アメリカ軍)が駐留してにらみを利かせていること。犯人たちを英雄視しているムスリムとの出会い。
複雑な気持ちでそれらの事実と向かい合ってきた。
そんなことも考えつつ、明後日からのラマダーンを迎えようと思っている。
久々だと文章がまとまらんなぁ…。