独り旅団

これは映画や本、独り旅を愛する寂しい生き物の記録です。オリンパスE-510とニコンD700で拙い写真を撮り始めてます。

カポーティ

2006年10月28日 | 映画

休日出勤したが、昼過ぎに退社。

梅田スカイタワーで「カポーティ」を観る。

カポーティ

傑作といわれる「冷血」(読んではいない)の執筆過程を描いた作品。

作家としてのエゴと良心の呵責に苦しみ、それゆえに作成された傑作小説。

主演のフィリップ・シーモア・ホフマンは今作でアカデミー主演男優賞を獲得


フラガール

2006年10月22日 | 映画

友人2人とともに映画「フラガール」を見る。

寂れた炭鉱の町にハワイアンセンターを建設することになり、出し物のフラダンスを教える松雪泰子と蒼井優をはじめとする探鉱の女たちの成長譚である。

素晴らしかった。思ったよりも感動した。

変わる時代、変わらないではいられない、そんなときに人はどうするか。

これはただ自立を目指す女性の話ではない。それぞれが大切に思うものを守るために、幸せになるために行動する話である。

松雪、蒼井、岸辺、豊川の演技はよかったが、徳永えりが調子こいて弟妹にフラの衣装を見せようとして高橋克実にぼこぼこにされるあたりは特によかった。

だれかを悪人に描こうとしなかったスタッフに拍手。ただ、そういう時代であったのだろう。

松雪がサングラスをプレゼントし、抱きしめるシーンで泣いてしまった。必見。


若冲

2006年10月01日 | 雑文

京都国立近代美術館に行って プライスコレクション「若冲と江戸絵画」展を見に行ってきました。

ここ数年、若冲は人気がでていますが、実は私はほとんど見たことがなかったもので

果たしてどんな画なのか気になっていたのであります。

行ってみるとそこそこの客入り。

そもそも近代美術館は初めてじゃないかな。

で、画のほうですが、円山応挙の屏風絵がよかったのと雪中松に兎・梅に鴉図/葛蛇玉が印象的。

若冲ではが良かったな。

雨のせいか頭が痛かったのでゆっくりと回る気がなかったのが残念。


日本以外全部沈没

2006年10月01日 | 雑文

久しぶりに休み。

そんなわけで観てきた映画がこれ。

          

はっきり言って馬鹿映画である。

日本人もそれ以外もみんな調子こいている様を皮肉った映画です。

日本以外の国々が沈没して難民が日本人にぺこぺこし、初めは物珍しかったがそのうちうんざいりして邪険に扱う様はまさに島国日本。

藤岡弘は台詞なのか自身の本音なのか、ちょっと微妙な感じがよかった。