独り旅団

これは映画や本、独り旅を愛する寂しい生き物の記録です。オリンパスE-510とニコンD700で拙い写真を撮り始めてます。

『インセプション』

2010年07月18日 | 映画
ふと思い立ってレイトショーを観に行ってきました。
『インセプション』です。面白かった!

 『ダークナイト』のクリストファー・ノーラン監督自身がオリジナル脚本を執筆し、心理構造にまつわる現代的な要素を盛り込んだ次世代アクション・エンターテインメント超大作。レオナルド・ディカプリオが主人公を演じており、渡辺謙の出演にも注目が集まる。(作品資料より)

人の夢に入り、深層心理をありゃこりゃするというのは、過去にも散々あったかと思いますが、今作は1.夢の階層 2.各階層の時間の経過が異なる 3.夢の中での重力 といった設定がうまく働いていました。

はっきり言って、テーマ?は古典です。
けど、それだけが前面に出ないようアクションで味付け(無重力下での戦い等)し、ぐいぐいと引っ張られました。

夢と現実。

どこから夢、どこから現実、それが何となく私でも推測できてしまったというのは、ラストの作りが易しかったということでしょう。

けど、久しぶりに観て興奮した映画です。お奨め!

アバター

2010年01月13日 | 映画
映像関係の会社で働いている兄に進められたので観てきました。
いやぁ、3Dは凄いですねぇ。
始めは慣れませんでしたが、いつの間にか引き込まれていました。
青色のナビィも最初は感情移入できねぇよと思っていたのに途中からどんどんとナビィ目線になってしまい、これまたジェームズ・キャメロンにやられてしまったもんです。
ストーリー自体は普通でしたが、細部は上手く作って3時間の長丁場を飽きさせませんでした。
この冬一番の作品かもしれません。

3Dは良かったのですが、席が混んでいて前から2列目・・・目がショボショボして痛かったです。
これは3Dのせいか席のせいか、よーわかりません。

ホッタラケの島

2009年08月23日 | 映画
「ホッタラケの島」をレイトショーで観てきました。
映像自体は非常によくできたものでしたが、ぬいぐるみのコットンが出てくるまではそれほど魅力的なキャラクターがいません。
しかし、当初予想していたより後半は随分とおもしろくなりました。
予告編ではこの映画の魅力は伝わっていません、もったいない。
身内が作成に関わっているので観ましたが、いなかったら観ていなかった。
もう少し客を呼べる宣伝をしろよと言いたいのです。

映像だけで客が呼べると思ったら大間違いです。FFの大失敗を学習していないのでしょうか・・・

コットンはかわいかった。

『エヴァンゲリヲン新劇場版:破』

2009年08月10日 | 映画
初見の人は何が何だかわからないでしょう。
私もエヴァンゲリオンのテレビ版は全部見ていたわけではないので、生半可な記憶しかないが、それなりに楽しめた。
特に戦闘シーンは、エヴァの動きも俊敏で、音楽もおもしろく、テレビ版以上ではないかな。
もっと国連軍や戦略自衛隊が活躍してほしかったのだが・・・

次回作や完結版になると憂鬱になるのかな。
今回は大団円になるというが・・・

「バーン・アフター・リーディング」

2009年05月06日 | 映画
夜、ふと映画が見たくなりイーストウッドの「グラン・トリノ」を見るために映画館へ向かいました。
が、独り映画に行く際の悪い癖で、ギリギリに出発したために既に上映が開始。
他に見るものないかなぁと探したところ、5分後に上映予定だったのが「バーン・アフター・リーディング」

監督はコーエン兄弟で主演ジョージ・クルーニーとなると私にはボール球かと思ったが、意外にもストライクでした。
不幸だけど、笑ってしまう。そんな映画です。
ブラッド・ピットに合掌。

トロピックサンダー 史上最低の作戦

2008年12月10日 | 映画
一癖も二癖もあるスター達がベトナム戦争映画を撮るためにやってきたのだが、リアル感を出すために本物のジャングルに突入。
しかし、そこは麻薬組織が支配する地獄だった・・・

そんなバカ映画です。
はっきり言ってグロい場面も多々あり。
悪趣味な友人と連れ立って行ってください。
もちろん、旅団長は独りで行ってきました。

ジャック・ブラックは周囲に個性がある面子ばかりのためか、さほど目立たず、その才能を発揮することはありませんでした。
もっと普通の人を登場させていれば、引き立ったでしょう。

ネタバレ?


トム・クルーズの怪演が一番印象に残りました。

ゲットスマート

2008年10月19日 | 映画

スパイコメディー「ゲットスマート」を観て来た。独りで。

ゲット スマート

詳しくは書かないが、意外にちゃんとしたスパイ映画になってしまっている。

「裸の銃を持つ男」みたいにもっと間髪いれずガンガンボケて欲しかった。

ちなみに今見てみたが、監督のピーター・シーガルは「裸の銃を持つ男パート33 1/3最後の侮辱」で監督デビューだそうだ。

ふざけた映画だから評価は低いかもしれないが、私はおおいに楽しめた。

マシ・オカともう一人の相方が主演のスピンオフ映画(Vシネマ)もあるそうだ。見てみたい。


崖の上のポニョ

2008年08月26日 | 映画

「崖の上のポニョ」を観てきました。独りで。

         映画「崖の上のポニョ」ダウンロード

あまりにデフォルメされた船など、これまでの宮崎アニメ映画とは少し違ったところもありましたが、最初のタイトルクレジットなど、いかにも宮崎アニメといったものが随所に見られました。

いろんなサイトで指摘されている井戸やトンネルの役割など、これは5歳の子どものためではなく、5歳だったことを思い出せる大人のための映画になっています。

まぁ、これはいいアニメ映画ではないでしょうか。

 

しかし、独りでレイトショーで見ているのはやはり寂しい気持ちになりました。


「ダークナイト」を観てきた

2008年08月16日 | 映画

京都は大文字送り火ということで蒸し暑い。

毎年、夕立が降るような気がしてならない。

で、今年も降ったわけですが。

それはさておき、「ダークナイト」を観てきました。

ダークナイト 画像

バットマンシリーズです。

けど、これはバットマンのライバルというかバットマンの暗黒部分を引き継いだといわれるジョーカーが、恐ろしい犯罪をこれでもかと恐ろしい顔してやってのける映画です。

バットマンはあまり役に立ってないように見えてしまいます。(十分がんばっているんだが)

やはりジョーカーの映画です。

そして、素晴らしい作品です。

途中、フェリーで人間の良心が試された場面がありましたが、あまりいりませんでしたね。

なければ暗黒映画としてもっともっと評価されたでしょう。

しかし、こんな映画が好きなアメリカ人はたいしたもんです。