独り旅団

これは映画や本、独り旅を愛する寂しい生き物の記録です。オリンパスE-510とニコンD700で拙い写真を撮り始めてます。

フラガール

2006年10月22日 | 映画

友人2人とともに映画「フラガール」を見る。

寂れた炭鉱の町にハワイアンセンターを建設することになり、出し物のフラダンスを教える松雪泰子と蒼井優をはじめとする探鉱の女たちの成長譚である。

素晴らしかった。思ったよりも感動した。

変わる時代、変わらないではいられない、そんなときに人はどうするか。

これはただ自立を目指す女性の話ではない。それぞれが大切に思うものを守るために、幸せになるために行動する話である。

松雪、蒼井、岸辺、豊川の演技はよかったが、徳永えりが調子こいて弟妹にフラの衣装を見せようとして高橋克実にぼこぼこにされるあたりは特によかった。

だれかを悪人に描こうとしなかったスタッフに拍手。ただ、そういう時代であったのだろう。

松雪がサングラスをプレゼントし、抱きしめるシーンで泣いてしまった。必見。


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