独り旅団

これは映画や本、独り旅を愛する寂しい生き物の記録です。オリンパスE-510とニコンD700で拙い写真を撮り始めてます。

懐痛し、春の夢

2007年02月18日 | 株式

そういえば、前回株の話をして以来、していなかったので記載しておく。

丸紅株は615円くらいで売ってしまった。

その後の上昇を見るにつけ、まったく下手くそであると痛感する。

高砂香料も売ってしまった。ちょぴり損切り。あまり動かないのでこれは致し方ない。

新日本空調は持ち株半分を買値とほぼ同じ値段985円で売った。

が、その後、また急落。今は900円ほど。全部売ればよかった。下手糞これに極まれり。

 

さてさて、そんなかわいそうな銘柄に代わって購入したのが

住金(5405) 2000株 SHL(4327) 5株である。

SHLについてはこのまま右肩下がりかもしれないが、4月頃に毎年上がるようなので、それまで我慢できれば持っていたいものである。


硫黄島からの手紙

2007年02月10日 | 映画

アカデミー最有力候補作品。

公開から2ヶ月近く経つが、場内は9割以上埋まっているところを見ると興行主孝行な作品である。

内容的には良い意味でスター不在の戦争映画。

主人公は童顔二宮くんかハリウッド渡辺兼あたりか。

二宮くんは嫁さんがいるパン屋という設定だが、童顔のせいで説得力がない。

せめて、瓦職人見習いで幼馴染のツネちゃんの腹にやや子が・・って設定なら大満足だが。

渡辺兼演じる栗林中将は家族にせっせと手紙を送るが、その家族の登場が無いのは良かったといえる。

どーせ、楚々とした軍人の妻たる鏡として鈴木京香あたりと利発なお子様が日本で父君に全幅の信頼を置いて待っているっちゅー映像を流さないところがイーストウッド監督のえらさである。

ちなみに、かつて週間少年ジャンプでバロン西物語を2週連続で掲載されていた。

栗林中将は無能な指揮官として描かれ、バロン西は誠実な軍人としての存在感を増す装置であった。擂鉢山が落ちる際、アメリカ軍からロサンゼルス五輪銀メダリストのバロン西は助けたいとの呼びかけを無視し、死に行く漫画で印象的であった。

上記の作品を読んでいた私にもうひとつの栗林像を提示してくれた映画でもあった。