独り旅団

これは映画や本、独り旅を愛する寂しい生き物の記録です。オリンパスE-510とニコンD700で拙い写真を撮り始めてます。

糺の森

2010年09月06日 | SP AF28-75mm F2.8(A09NⅡ)

糺の森の馬場です。
古本市が開かれる所ですね。

さて、この馬場を北に上った所にある賀茂御祖神社ですが、ついつい魔が差して本殿(国宝)と大炊殿(重要文化財)を600円払って見てきました。
ちゃんとガイドさんがいて、いろいろと話してくれたので十分堪能できたのではないでしょうか。
なかなか面白い話が聞けたので、少し紹介してみましょう。

賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)と、その娘である玉依媛命(たまよりひめのみこと)を祀っています。
お父ちゃんの賀茂建角身命は、天から降りてきた神武天皇を、日向国から奈良まで案内してきたそうです。
その際、熊野辺りで迷子になった一行を賀茂建角身命は八咫烏(やたがらす)に変身して導いたそうじゃ(常田富士男の如く)。
八咫烏っちゅーのは、サッカー日本代表のシンボルやね。
そんな賀茂建角身命は神武東征が終わった後、京都のこの地に住み、祀られたそうじゃ。

さて、そんな賀茂建角身命の娘、玉依媛命は鴨川沿いを歩いていると上流から紅い矢が流れてきて、それがあまりに綺麗で持ち帰って枕元に置いておくと、なぜか懐妊したそうです。

?????

まぁ、神様のことなのでよくわかりませんが、川沿いでいい男にたぶらかされたのでしょうか。
どうやらその男って言うのは雷様のことのようです。
生まれた子供が祀られているのが賀茂別雷神社、通称上賀茂神社です。

そんなわけで、下鴨神社と上賀茂神社は親子の関係なんですって。
上賀茂神社の正式名称で別雷とあるのは、紅い矢である雷(親父)とは別の雷であるとのことを表しているそうです。


あー長い長い。書くのも読むのも面倒だ。


D700 + SP AF28mm-75mm(A09Ⅱ)