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初夏の風物詩「柳」と「蓮」は、伽藍を彩る 【記憶に残る一枚―東寺―】

2024-05-16 11:33:11 | 趣味

柳といえば、

これからの季節に川や池のほとりに青々としげる枝を垂らし、

初夏の風情を感じさせる木として親しまれている印象がある。

 

平安時代の能書家 小野道風の逸話に、

蛙が柳に飛びつこうと何度も繰り返す。

このひたむきな蛙の努力を見ていると、

努力すれば運も味方する、という話がある。


小野道風が「柳」と「蛙」を結びつけたことにより、

その後、柳と蛙が一対で俳句や川柳にもよく登場する。

 

東寺の蓮池のほとりに柳の木がある。

初夏の寺院の風物詩である「蓮」が池を彩る。

そんな風景が、寺院の静寂によくマッチする。

 

蓮が咲く頃に東寺を訪ね、

五重塔を背景に初夏の風情を楽しむのも乙なものかもしれない。

 

 

 

 

 

写真/ 渡邉雄二

 

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#東寺の蓮池

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#初夏の風景


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