ライブ インテリジェンス アカデミー(LIA)

日本の伝統文化の情報を国内外に配信していくための団体です。 その活動を通じ世界の人々と繋がっていく為の広報サービスです。

2月15日はお釈迦様の命日。横たわるお釈迦様の周りには!?

2021-02-17 15:45:31 | 歴史遺産「仏像」

2月15日。

満月の夜、クシナガラ郊外の沙羅双樹に横たわり

臨終迎えたお釈迦様の命日である。

お釈迦さんが亡くなったことを

「涅槃(ねはん)」という。

 

釈迦像を本尊とする寺院では涅槃図を掲げ、

お釈迦様の遺徳を偲ぶ法要

「涅槃会(ねはんえ)」が随所で行われている。

昨日、大阪府池田市にある佛日寺では、

コロナ禍の非常事態宣言発令による自粛で

三密をさけるため簡略化し開催された。

まず涅槃図を前に手を合わせ、

涅槃図に描かれている、

沙羅双樹に囲まれ横たわるお釈迦様と、

護法善神、菩薩、そして数多くの動物などとの

関りについて解説いただいた。

涅槃図は、お釈迦様と繋がりをもつ

すべての生きとし生ける人や動物が

お釈迦様に寄り添い悲しんでいる姿が描かれている。

そこにはそれぞれのお釈迦様とのストーリーが秘められているようだ。

佛日寺のこの涅槃図は、

平成30年に修復されたものである。

高さ3.8m、幅3.2mあり、

池田市にあるものでは最大級の大きさのものである。

江戸時代に佛日寺に寄贈された貴重な涅槃図。

左右には紺地に金泥で文字が書かれ、

他に類を見ない大変珍しいものである。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ヨーロッパで武道人生の華が... | トップ | 清酒に菊花弁と茶葉を混ぜた... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

歴史遺産「仏像」」カテゴリの最新記事