ライブ インテリジェンス アカデミー(LIA)

日本の伝統文化の情報を国内外に配信していくための団体です。 その活動を通じ世界の人々と繋がっていく為の広報サービスです。

懐かしい想い出が、また一つ。<尾道散策2>

2017-09-04 14:19:42 | 地域商店街
尾道駅側からいくつかのフェリーが向島との連絡船として運行されている。
その一つである、駅前から出るフェリーは半世紀前に通学で使っていた。
いまも変わらず、片道5分ほどの所要時間であるが、利用する人の交通手段として重宝されている。

通学に使っていたこのルートのフェリーは、いまも人と自転車のみの乗船。片道100円という安い値段である。
しかし、当時は、いまの二十分の一の5円だったことを記憶している。

向島の船着き場から歩いて数分の所に母校があったが、平成15年に統合され廃校になった。
いまは、他の私立も中学校・高等学校が、当時の母校の校舎を改修し使っていたが、当時の面影がいまも残っていた。

母校をあとにし、陽射しが照りつける中、歩いて15分のところに昭和の雰囲気を漂わせるラムネやサイダーをつくるお店に向かった。
このお店はたび雑誌や女性誌にもよく取り上げられている。せっかく機会なので寄ってみた。

私と同世代と思われる笑顔の可愛らしいご夫人が事務所から出て来られた。雑誌等でもよく見かける顔だった。まさに昭和の”看板娘”。
もう80年近くラムネやサイダーを製造しているという。しかしながら、ラムネをビンごと持ち帰ることは出来ない。ビンは製造していないので、ここで飲んで行ってほしいとのことだった。

子供の頃、いつも飲んでいたラムネ。この炭酸が、照りつける陽射しの中で、喉を潤す清涼剤になった。話している最中にもひっきりなしにお客さんが立ち寄っていく。
しまなみ海道をツーリングするライダーや車で訪れる人たちも昭和の味を求めて集まってくる。

時は過ぎ去っていくが、また一つ新たな想い出が増えていく。











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