釈迦堂は、延暦寺の西塔の中心をなすお堂である。正式名称は転法輪堂という。お釈迦様の仏法の講義を転法輪ということから、その名称がつけられた。本尊として釈迦如来が祀られているので、「釈迦堂」の名で知られている。その本尊は、最澄自作の釈迦如来像といわれている。
西塔は、東塔から歩くこと15分程度で、まず西塔の山王院や伝教大師御廟があり、そしてにない堂からの長い石段を下りると釈迦堂が山の合間にひっそりと佇んでいるように見える。
釈迦堂にお参りし、下りてきた石段の方を振り向くと、陽がにない堂の方から木々の合間を通し石段に降り注いでいた。自然の美しさに感動を覚えた。少し石段に近づき撮影したときは、陽射しはすでに隠れていた。(写真参照)
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