ポエ活

村田活彦 a.k.a.MC長老のブログ。ポエトリー・スラム・ジャパン代表。ラップスクール2期生。

3月12日~14日「和光3・11を忘れない」イベント&コンサート

2015年02月11日 13時48分08秒 | 東北

3月12日(木)~14日の三日間、「和光3・11を忘れない」と題したイベントが行われます。場所は和光市文化センター・サンアゼリア。写真展や対談、コンサートなどが予定されています。

⚫︎写真展「写真展 漂流ふくしま」
3月12日(木)~14日(土)9:00~17:00(12日は13:00~)展示ホール(入場無料)

⚫︎和光3・11つながりカフェ
3月14日(土)10:00~15:00 小ホール(予約制)① 宮城県亘理の「津波語り部」岡崎由紀子さんの講演 ② 対談:高木成幸(写真家)、佐藤武光(映画監督)、三原由紀子(歌人)、宮尾節子(詩人)

 
⚫︎和光3・11を忘れない コンサート
3月14日(土)17:00~19:00 大ホール 石巻市民交響楽団&石巻市合唱連盟有志合唱団と首都圏ボランティア演奏者、総勢400人のコンサート。入場料900円+カンパ100円以上

詳しくはこちら

14日の対談に出演される高木成幸さんとは、昨年春、下北沢オルガン堂さんにて写真展を企画させていただいて以来のご縁。お世話になりました。三原由紀子さんもその写真展のゲストとしてスライド上映や短歌朗読、トークをしていただきました。この和光のイベントもぜひ足を運ぼうと思います。



東京→東北徒歩紀行「俺の細道」ブログ開始しました。

2014年05月15日 09時15分53秒 | 東北

東京・深川から東北まで歩いていく個人プロジェクト「俺の細道」ブログをスタートさせました。歩きはじめたのは1年前なんですが。ようやく公開できましたw ぼちぼちアップしていきます。

そのブログの「はじめに。」というところにも書いたのですが、

このプロジェクトのきっかけは、2012年夏頃から縁あって石巻に通っていること。東京から新幹線に乗れば、石巻まで4時間で着きます。津波で流された町の跡は、今も更地のままです。そこからまた新幹線や夜行バスで東京に戻ってくると、2011年以前とまるで変わらない都会の景色があります。そのギャップが自分の中でどうもしっくりこないままでいました。

そんな時、ふと思ったのです。新幹線や高速バスで行くからギャップがあるんじゃないか? いっそ歩いて行ったらどうだろう? 東京と東北の間にある町のひとつひとつを訪ねて行ったらどうだろう?

当たり前だけど、東京と東北の間にもいくつも町がある。当たり前だけど、その土地それぞれの暮らしがある。当たり前だけど、東京と東北は地続きだ。

そんな当たり前のことを確認するためだけに、歩いています。


ま、私のやることなんで、ゆるいんですけどw 一気に東北までは行くのは大変なのでちょっとずつ。行けるところまで行って電車で戻って来て、次は前回のゴール地点まで電車で行って、そこからまた歩く…という方法で進めております。

『俺の細道』、ながーーーーーーい目で見守ってやってください。



「レンズのなかのふるさと~福島・浪江~」写真の一部をFlickerにアップしました。

2014年04月04日 23時11分11秒 | 東北

明日から「ふくしまオルガン堂下北沢」さんで始まる写真展示、イベントにさきがけて、一部の写真をflickerで公開しました。震災と原発事故以前の、そしてそれ以降の、浪江町や近隣の風景。明日のスライド上映や展示では、もちろんこれ以外の写真もご覧いただけます。

「レンズのなかのふるさと ~福島・浪江~」
●4月5日(土)17時~19時
高木成幸さんスライド上映&トーク/懇親会
1500円(福島の家庭料理つき)

●4月12日(土)15時~17時
短歌朗読&トーク
500円(コーヒーセットつき)
ゲスト:歌人・三原由起子さん(浪江出身)

詳しくはFacebookページで。

【会場】
ふくしまオルガン堂下北沢 東京都世田谷区代沢4丁目44-2 

※上記のイベント以外の日も、4月5日(土)~4月23日(水)まで高木さんの写真がオルガン堂店内に展示されています。


ふるさとへの誇りが込められた福島・浪江の写真。観に来てください。

2014年04月04日 14時51分38秒 | 東北

このところ、福島・浪江の写真展&イベントの企画で奔走していました。
その企画、いよいよ明日からです。

「レンズのなかのふるさと ~福島・浪江~」
●4月5日(土)17時~19時
高木成幸さんスライド上映&トーク/懇親会
1500円(福島の家庭料理つき)

●4月12日(土)15時~17時
短歌朗読&トーク
500円(コーヒーセットつき)
ゲスト:歌人・三原由起子さん(浪江出身)

詳しくはFacebookページ

【会場】
ふくしまオルガン堂下北沢 東京都世田谷区代沢4丁目44-2 


高木成幸さんは福島県浪江町出身。バイオテクノロジーの最先端で働いてこられた方です。原発事故のあと、一時帰宅のたびに故郷の現状を撮り、また避難されている方々の生活を撮り、さらにはチェルノブイリに独自の取材をされています。初めてお会いしたのは去年の秋ですが、静かな物腰の奥にある強い信念を感じずにはいられませんでした。

歌人・三原由起子さんも浪江出身。歌集『ふるさとは赤』には、地元での青春、東京での仕事と生活、そして震災とその後を描いた句がおさめられていて「これはもうひとつの『あまちゃん』だ!」と感じました。下北沢にて、ご夫婦で出版社をされている方でもあります。


上記のイベント以外の日も、4月5日(土)~4月23日(水)まで高木さんの写真はオルガン堂店内に展示されています。

お時間ありましたらぜひ、足をお運びください!



俺の細道! 関東平野を徒歩で横断中です!

2014年01月25日 22時44分31秒 | 東北
さて「俺の細道」から戻ってまいりました。地元・深川から徒歩で東北を目指すひとりプロジェクト。

1泊2日で、50号線を水戸線の小山駅から羽黒駅まで歩きました。途中で会った人に茶飲み話インタビューしながら。そうすると、ただ歩いているだけでも何とおもろい旅になることか! 今回は歩き出して10分で出会った洋品店のおっちゃんの「若い頃のヤンチャ話」がバツグンでした。バツグン過ぎてここに書けないけどw  あとは妙法寺っていうお寺で即身仏を拝見させていただいたり。本業が石材店なのになぜかそば屋やってるお店でまたも茶飲み話きいたり。

これまでは『奥の細道』の道行き、すなわち日光街道をひたすら北上していたんですが、小山(おやま)まで辿り着いたところで芭蕉先輩ルートを離れ、オリジナルルートを行くことにしました。このまま北上して日光をめざしてもよかったのですが、福島の浜通りに向かおうと思い立ったのでした。震災後、はじめてボランティアに行った場所がいわき市の久之浜というところだったんですが、もう一度訪れてみたくて。

そんなわけで今、関東平野を横断中。次回はなんとか水戸まで辿り着きたいです。



震災以降の私たちを考える映画祭、3/16~17東京にて。

2013年02月24日 10時44分22秒 | 東北
「After 3.11 Film Festival」という
震災関連の映画を集めた上映会のお手伝いをすることになりました。

先日のブログでご案内した朗読劇『南三陸の詩』と同じく
石巻マルシェ 大森ウィロード山王店でのご縁が
きっかけになっているんですが。


「After 3.11 Film Festival」
3月16日(土) 9:45~16:15(開場 9:30~)
3月17日(日) 9:45~16:45(開場 9:30~)
会場: 星陵会館
上映作品:
●3月16日(土)
『プロジェクトFUKUSHIMA!』監督:藤井光 
『きょうを守る』監督:菅野結花
『あの日 福島は生きている』監督:今中康平 総合監修:是枝裕和 発起人:箭内道彦
●3月17日(日)
『LIGHT UP NIPPON~日本を照らした、奇跡の花火~』監督:柿本ケンサク
『特別ではない場所』監督:たかひろや
『friends after 3.11【劇場版】』監督:岩井俊二 制作:ロックウェルアイズ

上映のほか、トークイベント、
復興支援団体と連携しての物販・PRブースなどもあります。


「After 3.11 Film Festival」は
学生が中心になってスタートしたプロジェクト。
慣れないことも多いようなんですが
開催まであと3週間、熱はいってます。

チケットはこちらから


あの日から2年、
あらためて震災以降の私たちを考えるきっかけにしてみませんか?



震災、津波の記憶を伝える朗読劇に参加します。

2013年02月18日 22時29分44秒 | 東北
ポエトリーリーディングはすでに10年以上やっていますが、
このたび、初めて朗読劇なるものに挑戦します。

しかも東日本大震災の被災者の体験談をもとに書かれた脚本。


「南三陸の詩~思いはやがて歌になる~」
作・櫻井唯雲~南三陸町、気仙沼市のみなさん  

【日時】2013年4月27日(土)
    14時半/18時 の2回公演予定
【会場】新宿 fu-


忘れようもないあの日の体験、そしてその後の生活。
被災者自身による手記を、震災の映像や写真を織り交ぜながら朗読、
記憶を次世代へ繋げよう…という企画。

プロの役者さんも参加されますが
私のように演劇初体験のひともいます。

正直、緊張するんですが、やるからには全力で向かいますとも!


詳細など、追ってまた告知していきたいと思います!




南三陸から戻ってきました。

2013年02月03日 23時26分03秒 | 東北
南三陸から戻ってきました。

田代ジャパンチームけっぱれという
ふたつのボランティア団体合同によるボランティアバス・ツアー。



金曜深夜発、現地で1泊、日曜夜に東京に戻るというスケジュールです。




1日目は滝浜、2日目は神割崎というところでご遺骨捜索。
しかしご遺骨を探す前に、浜にあるゴミや石をどけなければいけないんですね。
初日の前半はひたすら流木やら船の残骸やら絡まった網とかロープやらを掘り出して、
バケツリレー方式で運び出す作業。
そのあとは石を海のほうへ投げる作業。
いやあ投げた投げた。人生であんなに石投げた事なかった。



今回ご遺骨は見つからなかったのですが、
続けて行く事でご遺族に少しでも安心してもらえる、という主催者さんの話がありました。




今回のツアーの現地リーダーは、
DSP災害支援プロジェクト という、
潜水などの特殊技術を活かして被災地支援をしている団体。
ぼくらが作業をしているすぐ近くではクレーン船が出て、
ダイバーが海中捜索をしていました。




田代ジャパンは、
ボランティア活動が初めての学生でも行きやすい環境をつくろうと、
代表である大学生の田代君がひとりでスタートさせたプロジェクト。
彼自身、その時が初めてのボランティアだったそうです。

去年、田代君と知り合うきっかけがあり
学生ではないですけど参加させてもらって、今回が二度目。

彼をみていると
ボランティアの現場というのはある意味
学生も社会人も関係なく、
やる気や行動力、アイデアのある者同士が出会い、
可能性を広げて行く場所でもあるのだなと思います。




ソウル・フラワー・モノノケ・サミット&チャラン・ポ・ランタン@石巻ラ・ストラーダ

2013年01月29日 22時40分55秒 | 東北
せっかく石巻でライブ聴いて来たんだから
ライブの感想も是非、と言われたんですが

いま脳内BGMがすっかりチャラン・ポ・ランタン一色だからなあ。


いや、もちろんソウル・フラワー・モノノケ・サミットも堪能したけどね。
『さよなら港』も『おいらの船は300トン』も大好きだし
何より石巻で聞くとまたひとしお。
だいたい『お富さん』から『アンパンマンマーチ』まで
ひとつのステージで聴けるバンドなんて、他にないでしょ。

それも、被災地での無料ライブで
お客さんに喜んでもらうためレパートリーを増やしてきた結果ですからね。
阪神淡路大震災のあと、被災地での出前ライブのために結成され、
東日本大震災後は東北でも活動してきた彼ら。
Vo.中川敬が「ツアーの最後を石巻でやれてほんま嬉しい」というのも
感慨深いです。


で、そのモノノケ・サミットに
「2013!新春!初踊りツアー」として共演したのがチャラン・ポ・ランタン。
豚のぬいぐるみ持って歌う妹と
やさぐれアコーディオンの姉によるユニット。

一緒にいったお仲間のひとり(女性)が
「アイドル好きの男はチャラン・ポ・ランタンに嵌る」と言い放ったんだけど
けだしご明察ですな。

別に比べるこたあないんだけど
 ・若い
 ・可愛い
 ・サービス精神旺盛
 ・ちょっと懐かしい感じ
 ・キャラがしっかりできてる
…というような要素は、
アイドルにもチャランポにも当てはまるんじゃないかと。


今回のライブで個人的な一番は
モノノケ・サミットと一緒にやった『人生のパレード』。
震災のすぐあとに作りました、という短いMCから演奏始めたんだけど
電気走った。鳥肌たった。

チャラン・ポ・ランタンは
去年、フジロックの苗場食堂でも聴いてるんだけど
今回はライブハウスだから当然、音の迫力が違いますわ。
楽器のせいもあるだろうけど、
姉・小春のアコーディオンの音が太いのね。
太い音がブンブン動くのね。
それが、妹・ももちゃんの声と相まって
ドスとドクの効きまくった世界を醸してるんだなあ。


てなことで、
さて、もっぺんチャランポのCDかけよ。



追記:
会場のラ・ストラーダは、
元々あった店が津波で被災して、
今は石巻・立町商店街に移転して営業中。
今回はじめてライブを聴きに行くことができました。

石巻には他にも
去年秋にブルーレジスタンスという新しいライブハウスが出来てたり
そのすぐ隣りにはカホン工房アルコというカホン専門店があったり
「音楽のある街」としてのパワーを取り戻してきてるのが
嬉しくなります。



石巻~南三陸から戻ってきましたっ

2013年01月28日 10時13分21秒 | 東北
石巻~南三陸2泊3日の弾丸ツアーから
戻ってきました。

石巻ではめずらしく2日続けて雪。
朝から商店街のみなさんで雪かき。




石巻を中心に活動するボランティアチーム、め組JAPAN
南浜町ひまわりプロジェクトの写真展を見に行ったり




南三陸・さんさカフェでカツカレーと格闘したり




志津川では、地元に伝わる神棚飾り「きりこ」の手法で作られたメッセージに出会ったり




石ノ森萬画館ではしゃいだり




地元紙・石巻日々新聞のミニ博物館・石巻ニューゼで「6枚の壁新聞」をみたり




そして夜のお楽しみは
石巻のライブハウス、ラ・ストラーダでの
ソウル・フラワー・モノノケ・サミット&チャラン・ポ・ランタン!

濃厚な週末でした。
そして次の週末も南三陸に参ります!