俺の細道！ 関東平野を徒歩で横断中です！

さて「俺の細道」から戻ってまいりました。地元・深川から徒歩で東北を目指すひとりプロジェクト。

１泊２日で、50号線を水戸線の小山駅から羽黒駅まで歩きました。途中で会った人に茶飲み話インタビューしながら。そうすると、ただ歩いているだけでも何とおもろい旅になることか！　今回は歩き出して10分で出会った洋品店のおっちゃんの「若い頃のヤンチャ話」がバツグンでした。バツグン過ぎてここに書けないけどw 　あとは妙法寺っていうお寺で即身仏を拝見させていただいたり。本業が石材店なのになぜかそば屋やってるお店でまたも茶飲み話きいたり。

これまでは『奥の細道』の道行き、すなわち日光街道をひたすら北上していたんですが、小山（おやま）まで辿り着いたところで芭蕉先輩ルートを離れ、オリジナルルートを行くことにしました。このまま北上して日光をめざしてもよかったのですが、福島の浜通りに向かおうと思い立ったのでした。震災後、はじめてボランティアに行った場所がいわき市の久之浜というところだったんですが、もう一度訪れてみたくて。

そんなわけで今、関東平野を横断中。次回はなんとか水戸まで辿り着きたいです。

植田正治とラルティーグが教えてくれた。日々は光に満ちている。

恵比寿の東京都写真美術館で『植田正治とジャック・アンリ・ラルティーグ　写真であそぶ』を観てきました。日仏ふたりの写真家を「アマチュア精神」「撮ることの純粋な楽しみ」という共通点でむすぶそのアイデアが、なにより素敵。

たとえば人がジャンプした瞬間の空中に浮いているような写真、ふたりともやってるのね。そして身近な景色や親しいひとたちを撮りつづけたのも同じ。ラルティーグが11歳のときに撮った「ぼくの部屋の中のレーシングカー・コレクション」ミニカーが並んでるのを床目線で撮ってるんだけど…泣きたくなるくらい可愛い。植田正治が撮った妻の写真をまとめた『僕のアルバム』という写真集もキュン死にしそうです。

確かな技術をもち、いわゆる「芸術」というよりは鑑賞するひとがふっと笑顔になるような作品で、なにより本人が作ることを楽しんでいて、しかも身近なものたちへの愛情が溢れている。たとえば自分が作る詩も、そういうものを目指したいなあ。

恵比寿の東京都写真美術館で今週日曜まで。

「デンデケプロダクションvol.6」ご来場ありがとうございました！

昨日の「デンデケプロダクションVol.6」
ご来場ありがとうございました！

初披露が３曲。
しかも初心者ゆえの大胆なwサンプリングで作った曲を、しかもヒップホップな共演者が多いステージでやるという無茶なチャレンジもあって緊張していたんですが。

『泣き虫フーガ』のとき、お客さんがみんな耳をすましてるのがわかるような瞬間があって、それは今まで感じたことのないような感覚でした。

未熟なところもたくさんあったのです。それでも、ほんの少し階段を上がったような気がするライブでした。


重力２の新曲カッコよかったな。彼らの曲はライブするごとに進化していくから、これからが更に楽しみです！

そしてMACHEE DEF&KO-ney！　惚れたw！　西田敏行をサンプリングして「もしもピアノが弾けたなら…サンプリングしてねーかも！」とラップする曲とか、ヒップホップ門外漢でも楽しめるわけで。どんな分野であれ、そのジャンルを知らない人にも魅力を伝えるというのは重要かつ大変なことだと思います。リスペクト！

主催の重力２、共演のみなさん、会場のラストワルツ、もちろんお客さんみんなに感謝を。

次のライブは3月23日（日）。
渋谷フライングブックスにてカワグチタケシ兄貴とツーマンです！　題して「空飛ぶ同行二人 新生篇」。これも見逃せないですよっと！！

1月19日（日）は渋谷ラストワルツでリーディング！

さてさてもっぺん告知しておきます。

● 1月19日(日)
『デンデケプロダクション vol.6』
　開場 18：30／開演 19：00
会場：渋谷LastWaltz
チケット： 前売 2,000円／当日 2,500円
出演 :【live】MACSSY、MACHEE DEF&KO-ney、
　　　　　　 Bo-z EXP / 福島佳奈 / 恒星（ありあるクリエーションズ）、
　　　　　　 重力２、前里慎太郎 a.k.a.IC、村田活彦
　　 【live paint】grinramma

村田の出演は19：10～予定です。
なんと新曲を３つもやろうとしておりまして、いま必死に仕込み中です。
ループを使ったトラック。こういうのをヒップホップというのでしょうか。
たぶんちがうけど、いいんです。やるんです。

そして重力２とのセッションもやります。
ドラム＆ベース＆ギターの重力２に
パーカッションとリーディングが加わって、その名も「大重力」！！

遊びに来てくださいませ！！

　

「エネルギー基本計画」に関するパブコメ、覚え書き

人生３度目のパブコメ。
“新しい「エネルギー基本計画」策定に向けた ご意見の募集”というやつ、
昨日で締切でしたが…例によってすべりこみで出しました。
例によって特に面白い文章でもないですが
記録として、以下に残しておきます。



主旨：「原発ゼロ」を前提としたエネルギー基本計画を求めます。

理由：「エネルギー基本計画に対する意見」にもあるとおり、2011年の東京電力福島第一原子力発電所事故の反省こそがこれからのエネルギー政策の出発点であり、「中長期的に責任あるエネルギー政策を講じなくてはならない」という点に賛同します。

しかし、そうであるなら、けして忘れてはいけないことがあります。それが放射性廃棄物の最終処分の問題です。日本のみならず、世界においてもこの問題は未解決のままです。「エネルギー基本計画に対する意見」にも「我が国においても、現時点で科学的知見が蓄積されている処分方法は地層処分である。他方、その安全性に対し十分な信頼が得られていないのも事実である」という記述があります。フィンランドにある高レベル放射性廃棄物の永久地層処分場「オンカロ」は地下400メートルで10万年保存するといいますが、地震国・日本のどこにそのような処分場が可能というのでしょうか（ちなみに10万年というのは「ネアンデルタール人の時代から現代まで」に相当する途方もない年月です）。

「エネルギー基本計画に対する意見」ではさらに「地層処分を前提に取組を進めつつ、可逆性・回収可能性を担保し、今後より良い処分方法が実用化された場合に将来世代が最良の処分方法を選択できるようにする」と説明されています。「今後よりよい処分方法がみつかるかもしれない」という楽観論に立っているようにも受け取れます。これのどこが「対策を将来へ先送りしない」取り組みだというのでしょうか。

本当に「将来に先送りしない」ためには、まず原子力発電をゼロにして、放射性廃棄物をこれ以上ふやさないこと。そのうえで今ある放射性廃棄物をどう管理、処分していくのか模索していくしかないと考えます。その際には各国との協力も必要です。人類共通の問題として、温室効果ガスの問題同様、国際的に取り組んでいくべきでしょう。

一方、核燃料サイクルについてはもんじゅ、核燃料再処理工場など計画が進まず、ほぼ破綻しています。国としてこれ以上これ以上の税金を注ぎ込むことはやめ、原子力発電そのものから撤退すべきです。

もちろん、原子力発電にはこれ意外にも問題があります。ウランの採掘地は放射能汚染にさらされています。これは環境破壊の問題であり、そしてウランを輸入に頼っている日本においては国際問題でもあります。また原子力発電所作業員の被曝がさけられません。ずさんな管理体制や、下請けのシステムがそれをより深刻化させてきました。この問題も福島の事故以降さらに明らかになっています。これは労働問題です。

まずはすべての原子力発電所を停止し、廃炉にすること。それこそが福島第一原子力発電所事故を教訓とした「責任あるエネルギー政策」だと考えます。

ポエトリーリーディング、年始から攻めていきます！

あけましておめでとうございます。今年もよろしくおねがいいたします！

さっそくですが新年の予定を発表させていただきます！
まず最初は1/19（日）のライブ！

● 1月19日(日)
『デンデケプロダクション vol.6』
　開場 18：30／開演 19：00　←開場・開演時間訂正いたしました！
会場：渋谷LastWaltz
チケット： 前売 2,000円／当日 2,500円
出演 :【live】MACSSY、MACHEE DEF&KO-ney、
　　　　　　 Bo-z EXP / 福島佳奈 / 恒星（ありあるクリエーションズ）、
　　　　　　 重力２、前里慎太郎 a.k.a.IC、村田活彦
　　 【live paint】grinramma

村田の出演は19：10～予定です。
このシリーズイベント、お客さんとして何度もお邪魔してるのですが
いつも発見があります。重力２の本気と暢気のブレンド具合も大好き。
そして今回は私もステージの上。やったりまっせ！





そして３月にもライブが決まっています！

●3月23日（日）
『空飛ぶ同行二人（仮）』
毎年春に続けている、カワグチタケシさんとの二人会。今年もやります。
詳細は追ってご連絡しますね。

そして、春には初のポエトリーリーディングアルバムCD発売予定！
たくさんの方のご協力をいただいて、ただいま鋭意レコーディング中です。

さらに４月20日（日）にはレコ発ライブもやります！
これも追ってご連絡しますが…すごいですよw

ということで、今年もますますよろしくお願いいたします！