2007年9月に開館した内部地区采女町の“うつべ町かど博物館”が移転し、2012年2月1日リニューアルオープンイベントが開催された。新しい場所は、旧館より杖衝(つえつき)坂を更に登ったところにある。
この博物館は、内部地区の町づくり事業のひとつとして、歴史と文化をテーマに地域のボランティアで運営されている。これまで地区内の子どもたちや、市内のサークルなどに利用されているが、市外・県外から見学に訪れる人もいるとのこと。
地域で収集した明治・大正・昭和の生活用品の展示や内部の歴史を紹介している。また、地区内にある西野・北小松・米田・山川の遺跡の出土品を、市から借り受けて展示しているコーナーもある。
場所 采女町3473
開館 毎週水・土・日と祝祭日 9:00~12:00
問い合わせ 内部地区団体事務局 347-1224
西野遺跡(南小松町)
縄文時代晩期:縄文土器 深鉢・
縄文時代晩期~弥生時代:打製石鍬・石鏃(せきぞく)
古墳時代後期:土師器 長胴甕(ちょうどうがめ)
北小松2号墳(北小松町)
古墳時代後期:須恵器 長口壺(ちょっこうこ)
北小松2・3号墳(北小松町)
古墳時代後期:須恵器 高杯(たかつき)
北小松3号墳(北小松町)
古墳時代後期:須恵器 横瓶(よこべ)
米田遺跡(小古曽町)
鎌倉~南北朝時代:白磁 皿・青磁 椀