１０月３１日

今日は１０月３１日。得たものもあったが、失ったものも大きかったと思う３７年。しかし、それが語られるには、まだまだ時間が必要らしい。

マルキン食品の黒豆甘納豆

原材料が国産黒大豆と砂糖だったので購入。ほどよい甘さ、ほどよい軟らかさで期待どおりのおいしさ。緑茶、紅茶、珈琲、どれでも合う。

ポプラ社の百年文庫

　出かける時に、鞄に入れておく本を何にするかいつも迷うのだが、最近のおきにいりは、ポプラ社の百年文庫。
　短編が３作品というのが車中などで読むのにちょうど良く、しかも選りすぐりの物語には、馴染みのなかった作家や作品との嬉しい出会いがある。
　見返しには、それぞれの著者を表す星が３つ。カバーの下に潜まれた版画が目を引く以外は挿絵もない。
　サービス過剰な昨今の風潮とは真逆なシンプルな装丁は清々しく、ただ文章を読む楽しみがある。

来年の手帳

　いつものことだが、本当に大事なことは書かれることはなく、記憶はいずれ恣意的に更新されていく。それが私的なことがらであれば、それも良いのだろうが、それでも毎年、来年のために余白の多い手帳を買う。

衣比原御厨神明社に残された”近代”

　四日市市上海老（かみえび）の衣比原御厨神明社に、大正から昭和初期に建立されたと思われる１対の灯篭がある。市内の他の神社にも、ほぼ同じ様式の１９１５（大正４）年大正天皇の即位記念と１９２８（昭和３）年昭和天皇の即位記念の灯篭が残されているので、どの神社でも建立されていたのだろう。

「御大典記念」「昭和３年１１月」「在郷軍人」とある。

「献燈」「平和克復記念」「五番組」とある。
建立年は不明だが、「平和克復記念」とは、１９１８（大正７）年のことだろうか。