いのりむし日記

いのりむしの備忘録です。

Nakajima Hisae

高須博ピアノリサイタル 名古屋 10月3日 2014

2014-10-04 | 音楽
毎年楽しみな高須博ピアノリサイタル。今年は、リストとベートーヴェン。
前半のリストで、「わああああ、何?」と思った曲のタイトルは、“あきらめ”でした。
後半は、リストが編曲したベートーヴェンの交響曲第5番「運命」第1、第2、第3、第4楽章。ピアノ一人の「運命」が、どんなに凄いのかは想像以上。
アンコールの1曲目は、ハープと弦楽の為のアダージョ「ため息」
アンコールの2曲目は、右手に、演奏後贈られた花束を持って登場。花を手にしたまま、左手でお馴染みの「革命のエチュード」を演奏。とても片手とは思えない響き。
選曲、演奏とも、ピアノの音の豊かさを感じる演奏会でした。
10月24日には、東京角筈区民ホールでも演奏会が予定されているそうで、東京方面の方、お楽しみに。

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RAMO(ラモ) 四日市市常磐地区で人権コンサート 12月12日

2011-12-13 | 音楽
 

Ramo2

 RAMOは、自閉症の息子2人を持つ父親とその長男の音楽ユニット。
 自閉症は脳の機能障害であるにもかかわらず誤解も多く、なかなか理解してもらえない「障害」である。しかも、世間の多く人は、身近に自閉症の人はいないので知らない・解らないという。
 だったら、出会ってもらいましょう。
 自閉症の息子と一緒に音楽をやり、実際に見て感じて欲しいと各地で演奏しているRAMOのお二人に、松阪から来ていただいた。  
 父、大徳さんはギター、息子、楽守さんはパーカッション。初めて接する人には、かなり個性的に見えるであろう楽守さんだが、それも、そのうち、そんなもんと思える(はず)。なんてったって音楽です。好きなように楽しみましょう。

 この日の演奏曲は、全曲オリジナル。
 DJANGO(ジャンゴ) 【インスト】、転石(ころびし)、コ・ト・ノ・ハ、雪ぼうし、イマイキテル、螺旋(らせん)、スノーフレーク【インスト】、パッチワーク【アンコール】

Ramo1  
 お話にメガホンを使う楽守さん。大小数種のメガホンを使い分けて、チューニングしてください、マイクの調子大丈夫ですか、ただ今○時○分など、本番中に業務連絡。今日は、得意な虫の話も出た。夜間、カマキリを見つけるのは簡単。光ります。カメムシの天敵は‥

Ramo3
 ギターのサウンドホールのためにくり抜いた板。楽守さんが絵を書いた。


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フレップの頃

2011-10-08 | 音楽

 遠いので行けないけれど、北海道立北方民族博物館で、特別展「ウイルタとその隣人たち~サハリン・アムール・日本:つながりのグラデー?ション」が開催されていて、そのテーマ曲「フレップの頃」(犬塚康博 作詞・作曲)をYouTubuで聴くことができる。
 三重県でもあまり知られていなくて残念だが、江戸から明治にかけてアイヌなどの北方民族に敬意を持って接し、その文化を紹介した松浦武四郎は三重県三雲町の出身。多くの記録が残され、たとえば「北蝦夷余誌」ではウイルタも描かれている。そんなことを思い出した。

女声ボーカルユニット「みずあさぎ」による、「フレップの頃」のコーラス
http://www.youtube.com/watch?v=zdizbkIq4TA&feature=share


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