4年生エースアタッカー開眼

新チーム切りかえ練習試合の2回目。地元に2チームをお招きして、辰巳ジャンプとしては10セットの練習試合をすることができました。

今日の最大の成果は、4年生エースのスパイクとサーブが見ちがえるほど良くなったことです。これは1週間前にも来ていただいたKチームの監督さんからも「レフトのアタッカーが1週間前と今日とぜんぜんちがうんだけど、どう指導したの?」と言われました。私としては特別なことは何もしていない。ただ黙々(もくもく)と同じ練習をくりかえしているだけです。それが良いのだと思います。「同一パターンのグレードアップ」の流れの中で、着実に技術を伸ばしてきた結果、今日のスパイク開眼にいたったものと思われます。

小学生バレーボールを指導してきて一番感動を感じるのが、今日のような「子どもが変身する瞬間」です。今日はエースアタッカーのスパイクとサーブ技術が劇的に変わりました。今日のようなスパイクの打ち方で、これからずっと打ち続けることができれば、身長150センチになった頃には(今は140センチもない高さ)、ほとんどのスパイクを決められるようになるでしょう。

加えて、このスパイクを引き出しているセッターの存在も大きいのです。4年生の今時点で、かなり安定したトスをもっていくことができています。セッターというポジション柄、私から怒られることが多いのでかわいそうに思いますが、辰巳ジャンプ歴代セッターの中でもNo.1といってもいいくらいの働きはしています。

今後、たくさんの経験を積んで、6年生になった時には江東区1位を目指します。
都大会ではどこまで行けるでしょうか???
できれば、日本のスポーツ界に、何か一石投じるようなチームになれたら面白いかな。
そうなれるように、指導する私も自己研鑽に励みます。
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同一パターンのグレードアップ練習

来年に向けての練習に取り組んでいる辰巳ジャンプです。ここ2週間は、最も基本的な内容にしぼり込んで、毎回同じ練習をくり返しています。同じ内容といっても子どもたちが飽きることはありません。なぜなら目標値が明確になっているからです。
「今やっている練習が午前中で終わるようになれば、確実に支部決勝にはいけるようになる」
このような時間と練習達成度の目標値です。現状は、与えた内容が1日かけても終わらないレベルですから、今の新チームの現状ですと支部16位より上には入れません。

しかし、この練習がそのうち1日でできるようになり、最終的には午前中で終わるようになります。そうすれば、午後にはレベルの高い次の練習に進むことになります。こうして同じ練習をくり返しながら、少しずつレベルアップしていく方法を「同一パターンのグレードアップ」といいます。この「同一パターンのグレードアップ」という考え方は、私が担任教師をしている時代に国語教育の大家であられるS先生から指導していただいたことが元になっています。S先生の授業は、微音読、視写、書き込み読み、学習交流(全員討論)、ふりかえり、自己評価というパターンで指導していきます。たとえば微音読や視写も時間がかかってしまい、後半の討論が不十分で終わることもありますが、年間を通して同じやり方で指導することで、作業スピードと正確性があがり、大きな学習効果が表れます。
これと同じような効果を期待して、今のバレーボール指導をしています。また、その中にボトムアップ指導も取り入れているので、練習回数を重ねるたびに、子供自身の力で練習を進められるようにもなってきました。

年内には今の練習メニューを午前中にクリアできるようになってほしいと期待しています。
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新チームの練習に切りかえる

今日の練習より、2016~2017年チームの練習に切りかえました。これから前半の1年間かけて、都大会に出場するのは当たり前、都大会でどこまで勝っていけるかを目標とできるチームにしていきます。後半の1年間で最低でも3回連続都大会出場、さらにその上を目指していきます。そのためにも2人くらい、ちょっと背が高い子が入るといいのですが・・・・・現状ではレシーブを落とさずに拾っては、コースをねらって相手の手の届かないところにボールを落としていく、見る人をうならせるような味のあるバレーボールをしていきます。

新チームに切りかわったとたんに運動神経がつながったのでしょうか、東京新聞杯でサーブミスばかりしていた5番さんのフローターサーブが突然入るようになりました。その安定感はバツグンで、これまでフローターサーブを打っていた他の子以上にレベルの高いナイスサーブでした。“たられば”を言わせてもらえば、予選の試合のうち、勝負をかけて負けてしまった2試合がどちらも2点差負けだったので、このサーブがあと3日早く打てるようになっていれば、勝っていた可能性が高かったでしょう。今日になってのまさかのフローターサーブ開眼だったわけですが、1月のミカサ杯教育大会までにますます磨きをかけて、サーブだけで試合を決められるくらいに練習していきましょう。他の子もまた同じです。強いサーブが打てるように努力しましょう。


辰巳ジャンプの場合、新チームに切りかえと同時にキャプテンを当番制にします。今日の背番号2番さんからスタートしました。明日の大島大会の試合は6年生がキャプテンをしますが、試合以外はすべて3番さんがやります。次の土曜日は4番、日曜は5番と、4年生で順番に回していきます。これを3~4周続けて、新チームのキャプテンにだれがふさわしいか決めようと思っています。
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指導法の常識を超えていかないと新しいものは生まれない

スポーツ指導は従来定番の指導法と言われてきた方法を打破していくところから進歩が始まると思っています。常識を超える試みをして、もし成功すれば、その指導法が新しい時代を切り開いていきます。全日本女子チームスタッフの皆さんが挑戦していることがその証明です。呼吸法や脈拍まで試合中にデータ化して、最高のパフォーマンスをさせるためにはどうしたらいいのか研究をしていることが、ワールドカップ大会から分かりました。もはや50年前の根性論ではスポーツの勝利は得られません。

まずはこちらのリンクを早くご覧になってください。9月15日(火)20時59分で配信終了します。急いで!急いで!

「マツコの知らない世界#38 ボーリングのコーナー」

話はこのリンクからスタートします。

この放送の中で、後半部分で紹介される理論が「4スタンス理論」といいます。学校の体育部の先生に聞いてみると、すでにA立区小学校体育研究部では、この理論を教育に活用できないかと研究を進めたことがあるらしく、結論としては、この理論によって運動が苦手な子が運動得意な子を追い越すようなことはないというといころに落ち着いたと言っていました。それはそうです。こういう運動理論は人と人を比べる「相対評価」では効果を検証できません。その子がこの理論を実践した前後でどう変わったかという「個人内評価」をしていかないと効果検証できないのです。私自身が担任時代に「ポンピュンラン」を指導した時も、Aという子がBという子を追い越したという相対評価ではなく、Aという子が自分自身のタイムをどう伸ばしたかという個人内評価を試みて成功しました。

「ポン・ピュン・ラン」で壁を破った子

ポン・ピュン・ランでタイム短縮した子の作文

子どもの声「嬉しくて泣きそうになった」・・・ポン・ピュン・ランの成果

ポン・ピュン・ラン 【マインドマップ】


さて、辰巳ジャンプの「4スタンス活用法」については、今後の私の指導によって効果があるかどうか試されるわけであって、現段階で効果があるかどうかは分かりません。しかし、少なくとも子どもたち一人一人の体の軸のタイプがどうなっているかについては、はっきり分かりました。この分析を今後どのように練習に活かしていくかについては、私の研究が深められるかどうかで成果の表れ方が変わります。


【子どもたちの体の軸タイプ】

(A1クロスタイプ) 1番

(A2パラレルタイプ)3番

(B1クロスタイプ) 8番

(B1パラレルタイプ)4番、5番、6番

(B2クロスタイプ) 7番

(B2パラレルタイプ)2番


子どもたちの体軸の特性を分析するだけで、一人一人これだけの違いがあることが分かったことだけでも指導方法が変わっていきます。


今回、様々に子どもたちのプレーに注文を出して、どうやら効果がありそうだと思ったことを記録しておきます。

(1)
Aタイプというのは、つま先に軸があり、みぞおちとつま先をむすんだ線の上に、、セッターがトスしたボールが入ると強打できるタイプだと私は分析しました。
Bタイプは、かかとに軸があり、足裏と腰を結んだ線の上にトスボールが入ると強打できるタイプ。

(2)
Aはフローターサーブを打つときに、ジャンピングフローターのように身体が流れるように打つとナイスサーブが出るタイプ。
Bはバレー界の常識通りに左足で身体をしっかり支え、後ろ足の右足つま先でブレーキをかけるとナイスサーブが出るタイプ。

(3)
Aタイプは、アンダーハンドのレシーブの時に、背中を丸めるようにしてかまえた方が、ボールが遠くへ飛ぶ。
Bタイプは、背中を真っすぐに伸ばし、身体を固めるようにした方が安定したレシーブができる。


これまで、こういうことを意識しないでポジションを決めてきましたが、(B1パラレルタイプ)の3人が、来年1月からスタートする新チームのアタッカーの3人であることが、何を意味しているのか今後分析してみようと思いました。


バレーボールは「適材適所」がものすごく大事になります。その子の特性を大いに発揮できるポジションにつかせることで、パフォーマンスが段違いに変わります。特性を客観的に分析できるツールがあるならば、大いに使わせていただき、今後の指導に役立てていこうと思います。

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温かな4年生の励まし

夏休み練習最終日。子どもたちのモチベーションの高さに、ワクワクする場面がたくさんありました。とても良い夏休み練習のしめくくりとなりました。

まずはじめに、対人アンダーパスの練習で、1番さんと4番さんが途中から明らかにゾーンに入り、安定感バツグンに1000回を超え、1174回まで続けました。

次に、この夏から取り組み始めた4年生のフローターサーブが、かなり威力と安定性を増してきました。試合場面になるとミスが出ますが、東京新聞杯まで約1ヶ月間の余裕ができましたので、このまま成長してくれれば、サーブで面白い活躍をしてくれそうです。

練習の合間にも、今日は、ほのぼのしたエピソードがありました。4年生が2年生を自然に励ます場面がすごく魅力的。
「先生、○○ちゃん、すごいんですよ。オーバーパスがすごく取りやすいんです。サーブも入るし。私なんかサーブ入るようになったのは2年生の終わりころでしたよ。」
この言葉を聞いて、2年生の○○ちゃん、とても嬉しそうな笑顔を見せて、
「え?本当にそうなの?」
とつぶやく。どうやら自分の方が早くいろいろなことをできるようになっているんだと、自信につながった様子。さり気なくも温かい4年生のひと言が、後輩を育て、チームを支えてくれた出来事でした。

練習の総しめくくりは、3対3のゲーム練習。これがなかなかの好試合になりました。チーム分けは、(1番・2番・5番)VS(3番・4番・6番)というメンバー。3人制の試合は、これまでですとサーブだけでほとんど終わってしまったのですが、今日は夏休みの練習の成果がどんどん出て、なかなかボールを落とさない。拾うつなぐの連続ラリーが続く試合。1セット目は大逆転の22-20で(3・4・6番)チームが取ると、子どもたちの中から自然に、
「私、このセットを取れて、すごく感動した!」
という言葉が出る。
2、3セットは6年生のいる(1・2・5番)チームが攻めつづけて勝ちましたが、フルセットのナイスゲームができました。
逆転負けをしてしまった(3・4・6番)の4年生チームは、試合終了後にすぐに私のところに来て、
「アドバイスお願いします。」
と、これまたやる気満々の練習態度。私からの、
「1セット目はかなりスパイクを打ち込んでいたのに、2、3セットはほとんど安全に返すだけになってしまった。最後は攻めている方が勝つのがバレーボール。無理をしてでもスパイクを打つようにしないといけないね。」
というアドバイスに、3人とも強くうなずいていました。



帰りのミーティングで、夏休みに練習を休まずに頑張った子に贈る「井上賞」を発表しました。
1位 4番
2位 3番、6番、7番
この4人に贈ります。プレゼントの贈呈は来週の練習で行います。
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今日は暑かった

しばらく曇りの日に練習をしていたので、今日の暑さはけっこうきつかった。その中で5時間練習。それでも辰巳ジャンプの子どもたちは、とても熱心に練習することができました。全員参加での練習。何よりもそれが一番大事です。

江東区の小学校は8月25日に学校が始まるので、この土日が夏休みの最終週になります。家でのんびり過ごす子もいるでしょうが、バレーボールの練習に励むことで、有意義に夏休みのまとめをする方が、はるかによろしいことだろうと私は思っています。

この夏休み、たくさん練習をしました。その甲斐あって、4年生のサーブ力が上がりました。6年生の攻撃力も高まりました。2年生の基本技術はめざましい成長をしました。東京新聞杯予選まで、あと1ヶ月あります。一生懸命練習して、支部順位10位以内を目指しましょう。
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辰巳ジャンプ練習? 同窓会? どちらも楽し!

今日も休まず辰巳ジャンプの1日練習を行いました。小学生の部員は家庭のご都合が重なって、参加者は午前4名、午後3名と少なかったのですが、その分、部活動が終わった中学3年生たちが、9人中8人もかけつけてくれました。その中には、小学生の途中で千葉県に転居した2人も遠いところ来てくれました。2人ともそれぞれの中学校バレーボール部でキャプテンを務めてチームのリーダーとして頑張り、今年は地区予選を勝ち抜けて、千葉県大会に出場した努力家の卒業生です。もちろん辰巳ジャンプの地元中学でコツコツと努力し、東京都大会で活躍したメンバーもそろいました。つまり中3生たちの同窓会になったというわけです。

せっかく集まってくれたので、こういう時には楽しい思い出を作ってほしいと思います。練習が終わった後、全員で月島に移動し、「もんじゃ食べ放題」の女子会を開いてみました。中3メンバーのほとんどは、月島での“初もんじゃ”だったらしく、なかには「もんじゃっていったいどんな食べ物なんだろう???」と不安気な表情の子もいたりして。経験者のメンバーや私からは、「う~んとね、お好み焼きを固めないで、グチャグチャにして食べる感じだよ。」と説明をしてみましたが、その説明がまた妙なイメージを作ったようで、不安度が増したよう。どうなるでしょう??

地方からの修学旅行対応もしている月島のもんじゃストリートですが、にぎやかな女子中学生8人を引き連れて、おやじ1人が練り歩いたものですから、さすがにけっこう人目をひいたらしく、私は人の視線をけっこう感じる状況。子どもたちはたぶん全然気づいていないでしょう。初もんじゃの子もいたので、せっかくだから有名店に入ってみようと、「おしお」さんにお邪魔します。着席後、
「一人一品注文していいよ。」
ということにして、悩みながらメニューを見る8人。で、さすが体育会系女子の集団らしく、チャレンジメニューが次々と。「ジャーマンもんじゃ」「マリオもんじゃ」「ピザもんじゃ」といった、あまり聞いたことのないものを注文していました。そして、もんじゃなんて作ったこともないという危険な状況にもかかわらず、私も(この子たちに作らせてみたい!)という半分イタズラ心が動くもので、最初しばらくは「もんじゃ奉行」として手ほどき。
「具から炒めて、切り刻んで、細かくしたら土手のように囲いをつくる。で、残しておいた生地を真ん中の空間に流し込んで、しばらくしたら具と混ぜるんだよ。」
作っている様子を見ていると本当に楽しそうで、私的にはこれを見ているだけでご満足でした。


最後にデザートもゴチしましたが、ここでも体育会系女子集団が炸裂。気がつくと、かき氷の中に唐辛子を入れたり、ポン酢を入れたりしてはそれを試食して、苦しんでいる。シャーベットの入れ物が桃の皮だったのですが、これも食べきろうとみんなで突っついている。そんな姿を見ていると、私自身の高校時代を思い出します。部活帰りに喫茶店で休んでいる時に、よくミルクの中にレモン汁を入れて苦くしてみたり、砂糖の代わりに塩を入れてみたりと、今日の子どもたちとほとんど同じようなことをしていました。
「どうして体育会系の集団はこういうチャレンジをしてしまうのかなぁ???(苦笑)」
と思わずつぶやいてしまいました。

ブログをご覧の中3保護者の皆さん、状況報告はこのくらいでよろしいでしょうか(笑)


さて、真面目な練習の話になります。

2年生の進化が止まりません。今日も4年生4番さんとの対人パス練習で、155回を達成しました。これまで20~30回できればOKだったレベルから、いきなりの100回超えです。もっともっと自信をもっていいでしょう。

4年生のアタッカー陣も、今日は中学の都大会・県大会で活躍している先輩セッターのトスを打たせてもらえました。するといつもよりもどんどん入る。ミスも少ない。ミスしてもお姉さんたちから温かく励ましてもらえるので、気分良くスパイクを打っていました。練習後に話を聞いてみると、「先輩のトスがいつも同じ場所に打ちやすくあがってくるので、余裕をもってかまえていられました。」と言っていました。なるほどあらためてバレーボールはセッターが大事だなと感じさせられました。

さあ、夏休みも残りわずかとなってきました。来週からは試合用の練習に入ります。9月に入ればさっそく東京新聞杯予選のスタートです。夏休み中にできるようになったことをたくさん使って、面白いバレーボールをしていきましょう。
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バレー思考を高めるための語彙力をつける

できあがったチーム帽、さっそく子どもたちにプレゼントしました。予想通り、かわいいです!


さて、小学生とはいえ、辰巳ジャンプが目指す選手像に近づけるためには、思考力を高める指導が必要になります。今日は練習参加人数が少なかったので、話し合う時間がたっぷり取れました。そこで子どもたちの発言を聞いていると、少々、国語の時間の鍛え方が弱いのだろうなと感じさせることがありました。

私「対人パスがつながらない原因は何か考えてみよう。考えがある人?」

子「はい・・・声を出して数えていない・・・」

私「ん? 日本語になっていないよね。いいですか、自分の考えを5階層は掘り下げないと答えにはたどりつかないよ。」

子「?????」

私「こんな感じだよ。(1階層)パスがつながらないのは、声を出して数えていないことが原因です。 (2階層)なぜなら、集中力がなくなるからです。 (3階層)そのため、途中であきらめてしまっています。 (4階層)だから、声を出してパスの回数を数えます。 (5階層)そうすれば、目標の回数をできると思います。」

4年生の子どもたちが、このような5階層まで掘り下げていく思考をすぐにできるようになることはありません。だからこそ、毎日の学校での授業で、深い思考力を鍛えることが大事なのです。また、バレーボールの指導の中でも辰巳ジャンプは思考力を鍛えていきますが、このブログに書いてあるようなことを各家庭でも気がついたらやってほしいのです。一番良いのは、子どもたちが自ら「自分の思考力を高めて、バレーボールも勉強も伸ばしていきたい」と行動をはじめてくれることです。

辰巳ジャンプの子どもたちに身につけてほしい言葉を記述しておきます。言葉と言葉をつないでいく接続詞(せつぞくし)をたくさん使いましょう。


【 順 接 】
「こうして」「このため」「このようなわけで」「したがって」「すると」「そうして」「そうすると」「そうだとすれば」「そこで」「そのため」「そのために」「その結果」「それで」「それなら」「それならば」「だから」「ですから」「なので」「ならば」

【 逆 接 】
「けれど」「けれども」「しかし」「そうはいっても」「そのかわりに」「その反面」「それが」「それでも」「それなのに」「それにしても」「だが」「だからといって」「だけど」「だというのに」「ですが」「ですけれど」「でも」「ところが」「なのに」「にもかかわらず」

【 並列・追加 】
「これとともに」「それと同時に」「おまけに」「さらに」「しかも」「そして」「その上」「それから」「それに」「そればかりか」「なお」「ならびに」「まして」「また」

【 対比・選択 】
「あるいは」「それとも」「または」「もしくは」

【 説明・補足 】
「言いかえれば」「仮に」「けっきょく」「その理由は」「その原因は」「たとえば」「ちなみに」「なぜかというと」「なぜかといえば」「ただ」「ただし」「つまり」「というのは」「というのも」「なぜなら」「なぜならば」「むしろ」「もっとも」「ようするに」「要約すると」

【 転 換 】
「さて」「それでは」「それはそうと」「では」「ところで」「また」



こうした国語的学習課題は別として、バレーボールの方は今日1日で、一気に伸びました。とくにサーブがすごく良くなりました。子どもたちは、うまくいかない原因を一生懸命考えて、その問題を解決する方法を自分でも考え、私にもアドバイスを受け、「このように打ったらナイスサーブが行くだろう」と試してみたら・・・・・
「すごいサーブを打てました!!!」
「このサーブなら、試合で点が取れますよね!!!」
このような子どもたちの嬉しそうな言葉を聞けました。教え甲斐のある子どもたちだと感じます。

午後には、中1の先輩であるアカネとルミカが練習に来てくれました。
練習後のミーティングで二人から、
「みんなもっと牛乳を飲んだり、煮干を食べたりして、背が高くなる努力をしないとダメだよ。私たちは4年の時、もっと大きかったよ。」
とアドバイスがありまして、私は心の中で(あれ???そんなに大きかったっけ???どうなんだ???)と思いましたので、帰宅後に調べちゃいました(笑)

中1の子たちが、ちょうど4年生の「U10大会」のころ、一番大きかったのがネネの140センチ。アカネ138センチ。ルミカ130センチ。そんなもんです(笑)
4年生、大丈夫、これから大きくなるから。
でも、急成長中の2年生。現時点でこのくらいの身長がある。そうすると、6年生の頃には170センチ台も夢じゃないかもな。これは大エースですね。
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チーム帽子 完成

発注していた辰巳ジャンプの帽子が予定通り届きました。注文から1週間でできました。値段も手ごろですし、とても優良な業者さんを見つけました。

帽子は、かなりよい感じです。ロイヤルブルーの地の色に、ホワイトでチームキャラクターのたもちゃんを入れてみました。プロ野球チームの中日ドラゴンズや西武ライオンズ、横浜ベイスターズの帽子に似ているかな。
子どもたちがかぶったら、すごく似合いそうです。

青に白のデザインは空に浮かぶ雲のようで、辰巳ジャンプは下を向かずに、いつも青空を見ながら、上を向いて進んでいこうという意味も込めました。

明日の練習から子どもたちにプレゼントします。お楽しみに。
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今日もまた2年生が急成長

昨日の5時間練習に続いて、今日は6時間練習。私のぎっくり腰を気づかって、Kコーチが中1のサエ、ルミカの二人を連れて練習に来てくれました。昨日、やっとスパイクを打たせるための球出しができるようになったばかりなので、大変助かりました。

さて、今日も2年生がサーブ開眼しました。これまでは、サーブを打つ瞬間のステップで右足を前に出してしまい、体重移動ができずにネットまでサーブが届かなかったのですが、今日は「右足はそのままで、左足を前に出すんだよ。」という私のアドバイスを自分なりに考え、どうやら納得したらしく、正しい体重移動ができるようになったとたんに、次々とナイスサーブが入るようになりました。午前中の最後に3セットやって練習試合では、4年生を相手に何本もサービスエースを取ることができました。練習に来たら毎回何か新しいことができるようになって帰っていく夏休みになっています。どうぞ気分良く、お友達をさそって、2年生チームとして6人そろうようにできるといいですね。

4年生はこの夏休み、全員、フローターサーブができるようになるように練習中です。昨日はできていたのに、今日はできなくなるといった試行錯誤のくりかえしをしています。この練習には、スパイクを打つときのミートの強さをきたえる意味もあります。まだまだ甘い考えで練習している姿が見られますが、夏の終わり頃には東京新聞杯の秘密兵器として使えるようにしていきたいですね。

江東区の夏休みは、早くも残り2週間となりました。私の勤務する区は8月31日まで夏休みなので、明日で夏休み前半が終わりという感覚なのですが、辰巳ジャンプ的にはすでに夏休み終盤戦という感覚です。休みが1週間ちがうだけで、ものすごくちがうものなんだなぁと、なぜか今年は身にしみて感じます。ぎっくり腰で1週間も寝込んでいたせいでしょうか?(笑)
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募集ポスター増加中

火曜日から体育館の周りに、練習中のみ部員募集ポスターを貼り出しましたが、1枚ではとてもさみしい感じがしましたので、今日から6枚に増やしました。でも、人が通らない。夏休み中なので、なおさら人通りがありません。それなら次なる手。明日は、駅前通りの必ず人が通る校門に2枚動かしてみようと思います。

練習は、私個人としては久々に5時間のロングタイム。ぎっくり腰再発におびえながら、はたして5時間も身体がもつのかと不安でしたが、休み休みやれば大丈夫。一昨日できなかった球出しも、スパイクのトスだけはできましたし、どうやら少しは動いた方がリハビリになりそうです。

子どもたちの技術で今日伸びたのは「スパイク」です。とにかく1cmでも高い打点で打てるように指導中です。たっぷり5時間もある練習時間をいかして、子どもたちの技術に細かく修正を加えています。それから基本中の基本である「ランニングパス」について、今日は2年生が入っていても必ず100回を達成するというノルマを与え、チャレンジさせました。なかなかできなくて、子どもたちも私も少しイライラしたこともありましたが、1時間30分かけて、とうとう100回をやり通しました。だれかがミスをくりかえしても、みんなでグッと我慢しながら頑張った結果を出せました。途中でやめなくてよかった。小さな目標でも達成できたら喜びです。

さあ、明日も6時間の練習です。
私の腰も日に日に回復しているのが実感できます。そろそろ軽くレシーブの球出しをしてみようかと思います。そのために自宅でのケアはしっかりやっています。
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熱いぜ! 辰巳ジャンプ

体育館は暑いけれども、練習する辰已ジャンプの子どもたちの心も熱いぜ!
4年生だらけのチームですから、今日もパス練習中心に2時間頑張りました。

ところで前回の練習から、体育館前の柵に部員募集のポスターをかかげてみました(画像参照)。今日で2回目ですが、1枚だけではどうも印象が薄いようなので、次回の練習時には6枚に増やしてみようと思っています。しかもすべてちがうレイアウトのポスターにするつもりです。体育館まわりの人通りはそれほど多くない場所なので、注目されるかどうか分かりませんが、チームの歴史の中では、体育館まわりを通った子に声をかけて練習に参加させ、その結果として男子チームができあがったこともありますので、可能性にかけてポスターでの部員募集をかけ続けることにします。


さて、私の体調問題ですが、ぎっくり腰の方は本当に一歩一歩と回復しています。いっぺんに治ると良いのですが、ある資料によると、治りが悪いと半年もかかる場合もあるらしいので、それにくらべれば普通の回復ぶりだと思います。故障してそろそろ2週間になりますが、焦らずに1ヶ月間くらいかけて完治しようと思います。今日はそれとは別に夏休み中なので、午前中に病院で血液検査をしてきました。数値向上したのが、尿酸値、中性脂肪など。痛風になる恐れはかなり軽くなってきたようです。問題は肝臓関係の数値。これを改善すべく、体調マネジメントしていこうと思います。
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夏季平日練習スタート

今日から夏季平日練習が始まった辰已ジャンプです。

それにしても暑いですね。こんな暑い日には、辰巳小学校の体育館はまあまあ涼しい環境を作り出してくれます。普通の体育館だと壁になっている場所がすべて窓なので、風通しは抜群です。イメージ的には西武ドーム球場のような感じ。昼寝するにはちょうどよい体育館です。(画像参照)

練習は黙々と基本のくり返し。その中で、今日も2年生が進化しました。前回のランニングパスでは5人チームでチャレンジしましたが、今回は4人チームに数を減らしました。少し厳しいかなという私の予想を嬉しいことに裏切って、数多くパスをつなぎました。しっかり動いているし、声も出てきた。さらには、ラリー練習の中でも、これまではボールから逃げてばかりでしたが、今日は「ハイッ!」と声を出してセカンドボールをつなぐことができました。また、声出し練習では、「集中するよ!」と4年生に声をかける姿もあり、この夏、ますます成長が楽しみになってきました。4年生の子どもたちからは「今日は○○ちゃん、また進化したね!」と、私からは「○○は進化系ポケモンになったね!」とほめられて、照れくさそうにニヤニヤしていました。

チームとしては、この夏休み中に「エースアタッカー」を育てることをひとつの目標にしました。いくらねばり強くレシーブをひろいあげても、スパイクの決定力がなかったら点が入りません。この8月中に、見ていて気持ちの良いスパイクを打てるよう指導していきます。


※チーム保護者の皆さんに、ひとつお願いがあります。例年以上の猛暑のため、子どもたちの水分摂取量がすごく多いです。いつも何人かが水筒を空にしてしまいます。毎回最低でも1リットルは持たせてください。
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中学生の先輩たちがていねいに指導してくれました

今日も暑い体育館でした。
私のぎっくり腰は少しずつ良くなってきていますが、バレーボールの練習指導をするまでにはまだかかりそうです。明日からの出勤に備えて、電車で移動してみましたが、やはり腰に痛みがきました。仕事、大丈夫かな

練習はまずは超基本を1時間。特に目立ってうまくなったなぁと思わせたのが2年生。これまでは練習をやらされている感が強く見受けられました。ところが、先月の江東区バレーボール教室以来、見ちがえて自分から練習に取り組むようになりまして、今日の一人アンダーも自己新記録。さらにこの子が入ったランニングパスは、これまで20回が限界でしたが、今日は70回までいけました。とても大きな成長です。


さて、今日は中3のヒカリ、アミ、ヒビキの3人が練習に来てくれました。私が球出しをできない状態なので、せっかくですから3人に練習を任せました。パス練習、ディグ練習、レセプション練習、スパイク練習、ゲーム形式のつなぎの練習、サーブ練習と、2時間を効果的に進めてくれて、非常に助かりました。8月中には再度、中3生が集合することになりそうなので、チームにとっては何よりの楽しみです。
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夏休み 3つの確認

夏休みの練習について、3つの確認をしてから練習をスタートしました。

(1)1本にこだわる練習(U10大会の反省より)
 先週のU10大会は、すべての試合で1-1のセットオールになり、得失点の1点差か2点差で負けてしまった。その1週間前に、「この1本を大事にしないために都大会に出られなかった代がある」と教え、1本にこだわる心がまえをしていました。しかし、不運にも私がぎっくり腰で寝たきり状態になってしまったために、U10大会に行くことができず、試合で直接アドバイスをすることができなかったために、「1本にこだわる」ということが忘れられていたように、今日の子どもたちの報告からは受け止められました。非常に惜しい試合だったことをあらためて感じました。
 そこでもう一度、「1本1本を大事ししていくプレー」をしていかないと、これから悔しい思いをすることになる。だから練習中から「1本を落とさないこと」にこだわっていかないといけないチームなんだということを確認しました。

(2)夏休み井上賞は今年もやります
 毎年やっていることですが、夏休みの練習はお盆も何も関係なく、普段よりも多く練習します。休まずに練習参加した子には、努力賞として賞品をあげています。今年も「井上賞」を出すことを子どもたちに伝えました。

(3)チームキャップを全員にプレゼントします
 U10大会に監督として行けなかったことを、私自身とても悔やんでいます。最高に暑い中、私がいなくても頑張った子どもたち全員に、たもちゃん入りチームキャップをプレゼントします。これから始まる秋の大会に、辰巳ジャンプは全員「チームキャップ」をかぶって試合会場に参上します。けっこうかわいいいと思うんですよね。保護者の皆さん、楽しみにしていてください。


今日は私のぎっくり腰の具合を心配して、K田コーチが練習参加してくれました。
私自身は、球出しはできなくても、リハビリをかねて練習に参加しました。1週間も寝たきり状態だったので、体育館に行くだけでも、けっこう厳しい腰の状態でしたが、リハビリはやはり動くことに効果があるようで、練習前よりも練習後の方が調子が良いようです。明日の練習ではもう少し動いてみまして、月曜日には仕事復帰するつもりです。この1週間、食事の準備にも動けないので、食事をほとんど取らなかったことをプラスに考え、7~8kgのダイエットをもくろみましたが、残念ながら3kg減に終わりそうです。発熱と戦うわけでもなく、動くわけでもなかったことなので、断食ダイエットの効果もなかったことが残念でなりません(笑 冗談です)
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