部員増加の流れ

2016年4月。新しい学年がはじまり、辰巳ジャンプには新入部員増加の流れが起きました。久々ににぎやかな雰囲気で練習ができているので、子供たちも私も楽しく練習することができます。おそらく参観している保護者の皆様も同じ気持ちなのではないでしょうか。新しい部員がどんどん増えていくことは、チームを活性化していく最高のエネルギーです。

新入部員が入ったとはいえ、今のところ新5年生ばかりのチームとなっていますが、すごい逸材が入部してきました。身長166センチの5年生です。4月の身体測定でも、まだ身長は伸びているということですから、今後170センチを超えることも考えられます。私の願いとしては、将来180センチを超える成長をしてくれて、全日本候補に名乗りをあげてほしい逸材です。運動能力も高いし、体操教室に通っていたため柔軟性もある。上手に鍛えれば、東京を代表するアタッカーに成長する可能性があります。現状の辰巳ジャンプは、チーム史上、もっとも小さな平均身長のチームで、拾ってねばって地味に決めていくチームを作り上げる途中にありましたので、一人この大人並みの高さは、チーム方針を激変するほどの秘密兵器となります。
私がスパイクのミート練習で球出しをしたところ驚いたことがあります。この子の高さに合わせるために、過去の指導経験にない感覚の高さにボールを投げていることに気付きました。現中1の卒業生と同じくらいの身長なのですが、手足の長さが違うのです。身長以上に高さがある。(うわぁ、こんなに高いところに投げないと、この子は伸ばすことができないんだな。)と正直驚きました。

この逸材、今日でバレーボール経験4回目になりますが、練習試合で早くもブロックを決めてくれました。そのセット後のミーティングでは、ブロックを決めた瞬間の快感を、最高の笑顔で示してくれました。他のネットから手の出ない小さな部員たちには、いまだ経験したことのない嬉しい感覚を、早くも味わったわけです。ファミリーマートカップで秘密兵器としてデビューさせるつもりです。
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大きく前進した春休み

この4月、私は新しい学校に異動をしましたので、少々気持ちの余裕がなく、ブログ記事更新をすることができませんでした。毎朝6時30分には学校に着かなくてはならない新生活に、まだ自分の体内時計が合っていません。夕方になると眠くて仕事にもなりません。そんな激変の仕事生活の中、辰巳ジャンプの活動は常に変わらないリズムとして私の中にありますので、そういうものを持たない他の副校長と私は少々違う感覚を持っていると感じています。こうして週末に、仕事ではない純粋なボランティア活動をしていることで、すべてのことにとても高いモチベーションを保てると感じます。

前回アップした記事は、3月19日の茨城遠征のものでした。それからの2週間で、辰巳ジャンプは新しい流れが生まれました。部員不足で悩んでいたチームでしたが、ここ2週間で新入部員が入ってくる流れが生まれました。今日は165センチの大型5年生が入部しました。この子はまだまだ骨格ができあがっていませんから、6年生になる頃には170センチ台になっても不思議ではありません。今日練習に来ていた昨年度の元キャプテン(江東区小学生チームの中でも2番目に大きかった)と背比べしても、この子の方がちょっと大きかった。おそらく辰巳ジャンプ史上最高身長の選手になるでしょう。(過去最高は166センチ)

また来週、同じくらいの大きな5年生が体験入部する予定です。もう一人、大型選手が来る情報も入っています。
辰巳ジャンプ史上最小チームだった状態から、一気に最高身長状態に大変化しそうです。



さて、昨日の練習には、高校に入学する前の卒部生たちが、進路の報告と高校の制服を私に見せるために、9人中7人が体育館に来てくれました。そのうち2人は小学生の時に途中で千葉県に転校した子。小学校高学年の時にはバレーボールができなくて、中学に入ってから再度バレーボール部に入部し、それぞれの中学でキャプテンを務め、県大会にも出場させた優秀な子供たちです。
7人の卒部生たちは、それぞれの進学先で、きっと自分らしい生き方を見付け、社会に役立つ人材に成長してくれるでしょう。

卒業生の活躍こそ、辰巳ジャンプの最大のチーム目標なのです。
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5年ぶりの復活!

何が復活したのかといいますと、人や動物ではなく、井上車の「車酔い防止システム」が復活したのです。

今日はチームとしても久々に茨城遠征に出かけました。昨年度はチームのレギュラーが4年生ばかりで、体力的にあまり遠くへの遠征が難しく、お誘いを受けても事情を説明して遠慮していました。1年たって、もうすぐ新5年生となります。身長も140センチを超える子が出てきましたし、精神的にもしっかりしてきました。そこで遠征決定です。ところが、どうも車酔いしやすいメンバーが数人いるようで、片道2時間かかる可能性のある道中がとても心配。これまでの16年間近く、井上車内で“おもどし”をさせたことのない私としては、「癒しの運転手」としてのブライドをかけて、意地でも酔わせるわけにはいかないと心静かに燃えていました。

そこで、5年ぶりに復活させたのが「車内カラオケシステム」です。車内がカラオケボックス状態になるように、家庭用カラオケセットを設置しました。



収録曲数1300曲、そこそこのカラオケボックスが車内に誕生したと言えましょう。ご年配の方から小学生まで、誰でも歌える種類の曲がたくさんそろっています。5年前まで使っていたカラオケセットは、子どものおもちゃ程度で、収録曲数も70曲ほどが限度でした。今回は超グレードアップの1300曲です。近い将来的には2000曲対応を目標に環境を整えようと思っています。

このカラオケセットでもっとも苦労したのが、これを映して曲を流すモニターを車内に設置するのが難しいということです。なぜなら、車内対応のポータブルDVDプレーヤーのほとんどは、出力するための配線ポートはあるのですが、映像と音声を他の機械からHDML端子で入力できるタイプのものはほとんどありません。そこで16型サイズのデジタルテレビを導入しようとしていましたが、それを探しに行った電器店に、たまたまHDML端子で入力できるポータブルDVDプレーヤーがありました。事前にいろいろと調べていて、おそらく日本には、この1種類しか導入しようとしているカラオケセットに対応できるものはないだろうと思っていたDVDがあったのです。これで完璧に車内をカラオケボックス状態にできるようになりました。


こうして茨城県までの往復4時間のドライブ中、子どもたちはず~~~~っと歌い続け、笑い続け、大騒ぎし続け、最後の方では「先生、もっと歌いたいから、家につかないようにゆっくり運転してください!」と言う始末。私の「絶対に車酔いさせない大作戦」は見事に成功しました。



さて、遠征試合の結果としては、13セットもやらせてもらい、勝ったのは2セットだけ。2勝11敗。今後の厳しい修行をすること決定です(笑)

しかし、初めての大遠征、そして初めての大きな体育館での13セットもの試合。子どもたちとしては、これまでにないほど一生懸命がんばった1日でしたから、東京に帰る前に、写真にあるような、最近メディアでもよく紹介される名店「ばんどう太郎」で夕食。3種類の味噌煮込みうどんをみんなで分け合って楽しく食べました。お汁がとてもおいしくて、私が「帰るよ」と言うと、「先生、待ってください。もう一杯、汁を飲ませてください。」と汁だけ飲む子もいたほどです。

小学校の体育館がなかなか使えないこの時期に、素晴らしい環境で試合をさせてくださいました八千代フェニックスの皆さんに感謝いたします。


オン・ステージ パーソナルカラオケ(シングル)ON STAGE PK-NE01W
クリエーター情報なし
オン・ステージ


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チーム社会科見学

3月中旬です。どの学校も卒業式をひかえて、体育館使用はきびしくなっています。辰巳ジャンプも同様。そこで、毎年春休み中に行っていた「チーム遠足」を早めて、今日やってみました。遠足というよりは社会科見学、または理科見学、さらには図工見学と言ってもいい見学コースを組みました。

☆ 国立科学博物館

☆ 東京都美術館「ボッティチェリ展」

☆ 上野公園大道芸「中国雑技団」

いつも車で移動する辰巳ジャンプですが、今日は電車移動にしました。そのわけは、電車の乗り換えも学習のうちということにしたかったからです。子供たちに与えたミッションは次の通り。

(ミッション1)地下鉄で有楽町駅までたどり着くこと
(ミッション2)JR線に乗り換えて、上野駅まで行くこと
(ミッション3)上野駅の公園口から出ること
(ミッション4)国立科学博物館まで行くこと
(ミッション5)東京都美術館を探し出すこと

大人からしたら何だこんな簡単なことと思えることも、4年生には緊張する大きな課題です。切符を買うときにも、電車に乗るときも、これでいいのかどうか確かめてから動くため、乗り過ごすことが2回ありました。

午前中は国立科学博物館の見学。みんな熱心に展示物を鑑賞していたため、午前中だけでは全館回りきれませんでした。なにしろ科学博物館は日本館3階、地球館5階の合計8階もフロアーがあります。9時30分に入館したとして、1フロアー20~30分間で回ったとしても、午前中には4~5フロアーしか行けません。今度はご家族でぜひ行ってみてください。

上野公園噴水広場でお弁当を食べた後、次は図工見学です。行き先は東京都美術館で開催中の「ボッティチェリ展」です。ダ・ビンチやミケランジェロと並ぶ、西洋ルネッサンス時代の代表的画家であるボッティチェリの絵を鑑賞するのは、小学校4年生には高すぎる課題です。時代背景や絵に関する知識がある程度ないと、何が良いのかもほぼ理解できないでしょう。それでも行かせたかったのです。理由は次の通り。

(1)本物の美術を子供時代に目にすることは、おそらく強い記憶に刻まれ、大人になってからの教養を高める行動に結び付くだろう。

(2)最高レベルの絵画イメージを脳に入れておくことで、無意識のうちに想像力が高められるだろう。

(3)これだけハイレベルな絵画を小学生は無料で鑑賞できる。こんな幸せなことはない。最高の教育である。

美術館内は鑑賞者の人数がものすごく、列がなかなか前に進まないくらいだったにもかかわらず、しゃべる声ひとつない。シーンと静まった空間の中に、ボッティチェリをはじめとするたくさんの宗教的絵画が浮かび上がっている独特の空気感。子供たちは1時間も中にはいませんでしたが、館内の緊張感を感じて、くたくたに疲れ切った様子でした。このこともまた大人への階段を上がるためのよい経験だったと思います。


美術館鑑賞後は、アメ横をぶらり旅して、美味しいものがあったら食べさせようかなと思っていましたが、その道中に立ちはだかったのが、上野公園内での大道芸「中国雑技団」でした。東京都美術館からアメ横方面へ歩き出すと、前方に見事な逆立ちをしている女性を発見。「逆立ちのお手本を見せてもらおう!」とみんなで足を運ぶと、どうやらもうすぐ演技が始まるらしい。それならば最前列で見ましょうかと陣取る。司会の女性が、「本公演ならS席という35,000円の席ですよ。」という特等席を確保。とてもラッキーなタイミングで、大道芸と出会いましたね。

河北省から来たと紹介される雑技団の方が演じたのは、「5枚の皿回し」をしながら軟体ポーズをとっていく演技。「変面」というお面が瞬間的に次々と変わっていく演技。フラフープをたくさん回しながらの軟体ポーズの3種類。(写真画像参照)
約20分間の短い演技でしたが、最前列に陣取っていたため、目の前で「変面」をしてもらったり、握手をしてもらったりと、とても楽しめた大道芸でした。

こうしてたっぷり楽しめた社会科見学となりました。
それにしても、上野公園内はすべての施設が小学生無料です。これはすばらしいことですね。1年後、今の4年生が6年生になる前には、国立博物館見学と西洋美術館見学にチャレンジしてみましょうね。
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4年生チームには負けなくなった・・・・・かな?

今日は急きょご近所のチームと練習試合となりました。明日の江東区さよなら大会で行われるBチーム大会もあるので、お相手のチームに5年生中心のAチームと、4年生中心のBチームに分かれていただき、3チームのリーグ戦で練習試合。2週間前の別チームとの練習試合の時と同様、なんとサーブの成功率がチームトータル75%というひどい状況。75%=4本に1本はミス。これではバレーになりませんね。10本に1本のミスで合格ラインなので、もっともっとボールの中心を打てるように練習するしかありません。

(サーブ成功率)
1位 5番 96%
2位 1番 82%
3位 3番 76%
4位 2番 65%
5位 6番 53%
6位 4番 50%

(サービスエース率)
1位 1番 59%
2位 4番 33%
3位 3番 29%
4位 2番 24%
5位 5番 8%
6位 6番 7%

(スパイク成功数)
1位 1番 20本
2位 3番 9本
3位 2番 5本
4位 4番 2本
5位 6番 1本
6位 5番 0本

(スパイク成功率)
1位 3番 75%
2位 1番、4番 67%
4位 2番 63%

個人成績は合格ラインにはほど遠い数字ですが、試合の結果はそれほど悪くなく、ミカサ杯教育大会後、4年生以下のチームとの試合では26勝2敗という圧倒的な勝ちっぷりです。これからどんどん攻撃力を上げて、5年生がいるチームを相手にしても勝っていけるように指導をしていきます。
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【MV】365日の紙飛行機 Short ver. / AKB48[公式]

【MV】365日の紙飛行機 Short ver. / AKB48[公式]


辰巳ジャンプで「笑顔」を作れるように宿題を出したので、その手助け映像です。

朝の空を見上げて 今日という一日が
笑顔でいられるように そっとお願いした

毎朝、「今日も一日、笑顔でいよう!」と自分に言い聞かせましょう!

365日の紙飛行機 山本彩
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「目」と「スマイル」を鍛える

ミカサ杯教育大会で予選敗退したことで、辰巳ジャンプは2016年第2期の取り組みに入っています。辰巳ジャンプは毎年3期に分けてチーム作りをしています。

第1期(ミカサ杯教育大会に向けて) 11~2月
第2期(ファミマ杯全国予選に向けて)2~6月
第3期(東京新聞杯関東予選に向けて)7~10月

個人成績もリセットし、今の実力を数値化するようにしています。数字というのはすべての実態を表わしてはいませんが、子どもたちには分かりやすい目安、そして目標とはなりますので、公表するようにしています。

今日はご近所のチームとの練習試合だったのですが、1人が風邪で休みになってしまいましたので、5人バレーで試合をしました。

(今日の成績)
【サーブ成功率】チーム81%・・・不合格
1位 5番 94%
2位 1番 83%
3位 6番 82%
4位 2番 79%
5位 4番 68%

【サービスエース率】チーム31%・・・合格
1位 1番 52%
2位 4番 35%
3位 6番 25%
4位 2番 24%
5位 5番 3%

【サーブ効果率】チーム112%・・・不合格
1位 1番 135%
2位 6番 107%
3位 4番 104%
4位 2番 103%
5位 5番 97%

【スパイク決定数】
1位 1番 26本
2位 2番 13本
3位 4番 5本
4位 5番 4本

【スパイク成功率】チーム62%・・・不合格
1位 2番 65%
2位 1番 62%
3位 5番 57%
4位 4番 56%


今日指導したことは2つあります。「目」と「スマイル」です。

(1)目について
試合には必ず相手がいる。練習中によく取り組んでいる「自分のコートにボールを落とさないようにすること」とはちがって、相手のコートにボールを落とすことで点が入る。だからボールばかり見ていないで、相手の立っている場所やブロックの位置、相手が打ってきそうな場所など、相手意識をしっかりもって、よく見て観察すること、その上で、ボールのコースを読んで先に動いて待っていること、攻撃は相手のいない場所を見つけて攻めていくこと、これをテーマにして練習試合をしました。

(2)スマイル効果について
午後の3セットほど、私から声の「叱責プレッシャー」をあえてかけて、メンタル面にブロックをかけました。今のチームは全員が4年生ということもあって、心が幼く、メンタル面のプレッシャーをはね返すだけの強さがありません。そこで、あえて叱る言葉で心を追い込んで、脳で考えることが停止するように働きかけました。子どもたちは予定通り、サーブもスパイクも入らなくなり、レシーブもちぐはぐ。パニック状態になってくれました。さすがに4年生ではこうしたプレッシャーを乗り越える術を持っていません。まったく実力の出ない3セットを終わった後、「笑顔の効果」について説明しました。
【笑顔の効果】
☆ 苦しくなった時こそ「笑顔」で声を出す。苦しい顔をすると脳は停止状態になる。笑顔にすると脳が活性化して、判断力や体の動きも上がる。
☆ 先生にうるさいことを言われた時こそ、笑顔で「ハイッ!!!」と返せばよい。
☆ それができるようにするために、宿題で割りばしを口にくわえて、口角を上げるトレーニングを毎日10分間すること。
☆ 口角を下げるとマイナス思考になりやすく、口角を上げるとプラス思考になりやすい。だから口角を上げるトレーニングをする。
☆ 口角を上げるクセをつけるだけで頭が良くなる。

言われた通りに宿題をしたかどうかは、1週間後の練習での表情を見ればすぐに分かります。
ぜひ大真面目に「割りばし笑顔トレーニング」に励んでください。
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焦らず前進

教育大会予選敗退後、2016年第2期として今日からリセットし、再スタートしました。同じ支部のチームに来ていただき、1日合計12セットの練習試合をしました。週の半ばに1日たっぷり練習ができたことがとても幸せなことに感じます。今日1日でみんなずいぶん成長できました。これでまた週末に長時間練習できますし、3~4月もけっこう体育館を使わせてもらえそうなので、ご理解のある地元学校の管理職の先生にも感謝しています。

【個人成績】
(サーブ成功率)チーム84%
1位 5番 96%
2位 1番 95%
3位 2番 82%
4位 3番 74%
5位 4番 67%
6位 6番 62%

(サービスエース率)チーム39%
1位 4番 45%
2位 5番 43%
3位 1番 41%
4位 2番 39%
5位 6番 29%
6位 3番 22%

(サービスエース数)
1位 1番 30本
2位 5番 21本
3位 2番、4番 15本
5位 6番 6本
6位 3番 5本

(スパイク決定数)
1位 1番 21本
2位 3番 8本
3位 2番 7本
4位 4番、5番 2本
6位 6番 1本


目の前の勝利を求めると、今のチームは伸びないと感じています。そこで今のうちから、全員にいろいろなポジションを体験させ、バレーボールをよく知っているチームに育てていこうと思います。いつ誰が一気に成長するか分からない小学生ですから、全員に同じような可能性を持たせていくつもりです。全員がレシーブもトスもスパイクもブロックもできるようにしていきます。最終的にはどんどんポジションチェンジを繰り返し、誰がどこから攻めてくるか分からないようなチームをイメージしています。


今日の午前中に、中3の先輩2人が練習に来てくれました。二人とも希望の高校に合格したようです。また、1人で頑張ってきた6年生も、希望の中学に合格したようで、今後の活躍が楽しみになりました。

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1ヶ月半ぶりのスパイク球出しができた・・・モーラステープ効果

新春・辰巳ジャンプ練習2日目。午前9時から午後5時までの8時間練習。今日も子どもたちはたくさんの「できること」を増やしていきました。昨日今日の2日間で徹底的に指導したのは、「とにかくレシーブの時に走り抜きなさい」ということです。かつての辰巳ジャンプが得意としていた「走るレシーブ」が当たり前になるまで、徹底的に鍛え続ける予定です。今はその入口に足を踏み入れた状態です。

「できること」を増やしたことの中から3つだけ書いておきます。

(1)3番さんのサーブ
 サーブのかまえをしてからトスをあげて打つまでに、利き腕に力を入れないことを指導。昨日今日の2日間で身につけました。その成果がチーム内の練習試合でよく出ていました。

(2)全員のレセプション
 くりかえしサーブキャッチ(キャッチバレーボール)の練習を続けてきた効果で、全員のレセプション能力がアップした。守備範囲がとても広くなった。

(3)全員のスパイク
 決定力こそ高くないが、いちおう全員がスパイクを打てるようになった。4年生でここまでできていれば、1年後の5年生の時にはあらゆる戦術が使える可能性が出てきた。

1月10日(日)からミカサ杯教育大会予選が始まります。なんと4日後です。もう本番です。5年生のいない辰巳ジャンプがどこまで戦えるか、楽しい大会シーズンに入ります。


さて、記事題名にも入れた「モーラステープ」ですが、その治療効果は著しく、私の肘の痛みは残っているものの、今日は1ヶ月半ぶりにスパイクボールを球出しすることができました。つまりディグ練習(スパイクレシーブ練習)の球出しができたということです。大会が間近なので、少々治癒が遅れてもいいから今日は球出しをしようと思っていました。けっこうたくさんのスパイク球出しをし、終わった後には「やっぱりまずかったかな・・・」という肘の痛みがありましたが、1日中貼っている「モーラステープ」の効能により、しばらくすると痛みが薄れます。2日間でこんなに良くなるとは驚きです。明日、勤務校に出勤して、夕方から私の本職の「卓球」の練習を職員とする予定がありますが、利き手で十分プレーできそうな感じがしていて嬉しいです。肘がせっかく治ってきたので、出場を予定している教員卓球の大会では、例年とはちがって手抜きの勝利をゲットするのではなく、本気でプレーして失点「0」を目標にしようかなという気になってきました。
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2016年 辰巳ジャンプスタート  ~テニスひじによく効く湿布「モーラステープ」~

あけましておめでとうございます。
辰巳ジャンプの2016年が今日からスタートしました。部員全員がそろっての練習再開です。全員参加が一番嬉しいことです。

12月27日から9日ぶりの練習となりましたし、お正月で運動不足になっている身体での練習でしたから、技術の落ち方がそれはそれは激しかったことに少々驚きました。しかし、一番の宿題とした「大きな病気で寝込まないこと」という一点はみんな守れました。今日から1ヶ月間、病気と怪我をぜったいにしてはならない日々となります。ご家族の皆さんのご協力をどうかよろしくお願いします。明日は1日たっぷり練習します。支部内の他チームは、強化合宿をしたり、練習試合をしたりしていますが、辰巳ジャンプはじっくり技術を上げていかなくてはなりませんので、今は練習が大事だと思っています。10日からの公式戦を通して、チームを仕上げていくことにします。

ところで、年末年始の6日間、負傷していた自分の右ひじを治すために、腕を使わず、完全に休ませるようにしていました。しかし残念なことにというか、不思議なことにというか、完全休養が逆効果となってしまい、一昨日の1月3日時点では、ひじの痛みでペットボトルのキャップをひねることも難しいところまで悪化していました。これではバレーボールどころか、仕事にも支障があるので、昨日は午前中の出勤だけにし、午後から東京都の教員がよく使う、御茶ノ水の「三楽病院」に行きました。

整形外科でレントゲン撮影の上、ひじの状況を確認すると、やはり「テニスひじ」という診断がおりました。治療としては、病院で処方された湿布をすることになりました。さっそく昨日の午後から貼りましたが、この湿布が驚くほど効き目があるのです。名前が「モーラステープ」といいます。私のひじですが、昨日の時点では、ペットボトルのキャップを開けるにも痛みが強く走り、右手で本を持つのも激痛が走る状態だったのが、今日の練習開始時点では、レセプションの球出しくらいはできるくらいに回復しました。インターネット上でもよく効く湿布だという情報がたくさんあります。こんなにすぐに、いとも簡単に良くなるなら、もっと早く病院に行っておけば良かったと大反省しました。それほど効き目のある「モーラステープ」ですが、強い湿布なだけに副作用の可能性も高いらしく、体に合わない方には「光線過敏症」の症状が出るケースがあるようです。素人が安易に使えないものであることは間違いありません。

私に処方された「モーラステープ」ですが、製造販売元が久光製薬㈱です。久光製薬㈱といえば、Vリーグのスプリングスが、皇后杯を4連覇中。Vリーグでも現在、首位を走っている日本バレーボール界の最強豪チーム。もしかしたらチームの裏で、この「モーラステープ」のような怪我に強い薬で支えている方々がいるのかもしれないと私は感じました。それほど驚きの効き目ある湿布でした。また明日の練習までに、ひじがどれだけ回復するか楽しみになってきました。
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良い感じで辰巳ジャンプ2015年をしめくくり

画像は昨日の練習から帰宅する途中、マイ駐車場から見えた「お台場レインボー花火」です。午後7時から10分間の短い花火でしたが、合計1800発も打ち上げたそうです。この写真を撮る私の周りには人一人もいなくて、特等席での花火鑑賞を楽しみました。頑張った自分への偶然のご褒美ととらえようと思います。

辰巳ジャンプの練習は、今日が1年のしめくくり。ただ今、4年生は伸び盛りで、とても良い状態に仕上がってきたため、正直なところ正月休みに入りたくないくらいです。1週間以上間が開くことが残念でなりません。ただ、私の利き腕の肘の痛みがなかなか回復しないので、仕事もしなくてよくなるこの休み期間はありがたい。せめて球出しできるくらいに回復してほしいと期待しています。

チームのここ数回の練習では、小学校体育で扱われる「キャッチバレーボール」の方法を取り入れて、レセプション感覚を高めています。この練習によって、だいぶ落下地点に動けるようになりました。さらに効果的だったのは、ボールをやわらかく取ることをたくさんすることで、アンダーレセプションがソフトなってきとことです。実際にアンダーハンドでのレセプションの安定感はかなり上がりました。とても優れた練習方法だと思いますので、未来の辰巳ジャンプ新チームでは、必ずこの「キャッチバレーボール」から練習を始めようと思います。

さて、いまだ身長140センチ以上がいない小さな辰巳ジャンプですが、その小ささを感じさせないプレーをしていると子どもたちを褒めたいと思います。自分の身長より60~70センチも高いネットなのに、全員がスパイクを打っていくことができるようになりました。現状では160センチ近い高さのあるチームに勝つことはちょっと難しそうですが、そうではないチームであれば勝てる可能性が十分あります。最大の敵は「体調不良」です。宿題に出した「帰宅したらすぐに体温を測る」「37度以上あったら、すぐに治療に入る。休む。」ということを習慣にして、1月の初練習、それに続くミカサ杯教育大会を迎えましょう。

良いお年をお迎えください。
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大会に向けて身につけてほしい習慣

19日(土)には練習試合に遠征し、午前中に試合をした後、サイゼリアで子どもたちに昼食会を開きました。みんなとても嬉しそうでしたし、会食をすることでチームワークにもプラスになります。たまにはこういう流れもいいものだと感じました。

さて、この日、背番号2番さんが試合中に発熱し、残念ながら会食会には参加できずに帰宅することになりました。先週も他の子が体調を崩してメンバーが足りず、今週も体調不良と、6人しかいない新チームにはあってはならない状況が続いています。あってはならないと言いながら、冬の体調不良はかなり高い確率で起こります。1人でも欠けたら全員が試合できなくなりますので、これから3ヶ月間、辰巳ジャンプは「緊急警戒体制」に入ります。次の点を宿題とし、冬休み中に毎日の習慣にしてください。

(1)こまめに手洗い・うがいをする。手洗いは30秒以上行う。

(2)家に帰ったらすぐに体温をはかる。37度以上あった場合は、ただちに治療(布団に入る、薬を飲む、頭を冷やす等)に入る。

(3)病気予防のため、毎日マスクを着用する。とくに学校や電車内、繁華街、デパート、劇場など、人がたくさんいる場所では必ずマスクをする。

(4)せきやくしゃみをしている人に近づかない。

(5)早寝を心がける。

(6)入浴後、湯冷めをしない。

(7)ビタミンCを含む食事を多めにとる。

(8)汗をかいたらすぐに着替える。練習には必ず着替えを持ってくる。

(9)肩と足を冷やさない工夫をする。

(10)絶対に体調をくずさないという強い決意をする。

他にも気をつけた方がよいことを思いついた子は、みんなに紹介して実践し、病気に負けないチームにしていきましょう。


(新チーム10月24日からの通算成績)
【チーム勝率】50%

【サーブ効果率】120%以上が合格
1位 1番 130%
2位 6番 104%
3位 2番、4番 99%
5位 3番、5番 94%

【サーブ成功率】90%以上が合格
1位 1番 91%
2位 2番 80%
3位 3番、4番 79%
5位 6番 77%
6位 5番 74%

【サービスエース率】30%以上が合格
1位 1番 39%
2位 6番 26%
3位 4番 20%
4位 2番、5番 19%
6位 3番 16%

【スパイク決定数、( )は成功率】
1位 1番 103本(68%)
2位 3番  55本(60%)
3位 2番   8本(44%)
4位 4番   4本(67%)
5位 5番   3本(50%)
6位 6番   1本(50%)
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第3回清澄杯に出場

清澄杯とは中村中学高校が、地元江東区への貢献という意味を込めて運営・開催してくださるバレーボール交流大会です。今年で3回目を迎え、年々定着してきました。今では江東区10チームすべてが参加して開催されています。今年の上位は次のような結果となりました。

優 勝 大島中央エンジェルス
準優勝 東雲ドルフィンズ
3 位 三大小ジュニア・ジュニアファイターズ

今回の大会で辰巳ジャンプは人数がそろわず、数矢チームさんのご厚意で、選手を貸していただき何とか試合をすることができた状況。バレーボールの話題を書くには状況が良くない。また次の機会に万全のチーム状況にすることを強く決意するのみです。

さて、今日は開会式での梅沢辰也校長先生の訓話に感銘を受けたので、記録しておきます。
梅沢校長先生は、マザー・テレサ女史の言葉を引用し、次のことを教えてくださいました。

「日々の『想い』は『言葉』を生み出す。いつも口から発する『言葉』は『行動』に結びつく。日常的になった『行動』は『習慣』となる。だからこそ、『想い』を持つことが大切である。良き『想い』はすべての成功の根源である。それはできるできないということとはまったく関係ない。」

さらに、中村高校のサイトで梅沢校長はこのようなあいさつ文を記しています。

「私たちは、独自の教育理念とプログラムを持っています。自分とは一体何者か。長所は、短所は。隣の人は自分と違う。しかし自分と同じように長所も短所もあり、唯一無二の存在として愛されている。この尊い違いこそが学校で学ぶこと。これが教室を突き抜けて世界を知ることになるのです。そして、学び合いをするのです。学び合いの空間は『1人もあきらめ』ない。まず自分をあきらめない。そして仲間をあきらめない。できなければできるようになる。できるならばもっとできるようになる。与え与えられ、更に与えることを学ぶ。利己的でなく利他的な『一隅を照らす人』となるのです。私たちが目指すのは、人間一流です。」

中村中学ではオランダの「イエナプラン教育」をお手本として学び合いシステム活用に役立てているという話もお聞きしました。イエナプランの柱は「異年齢での学び」「グループ討論」「自問自答」「ワールドオリエンテーション」「学ぶことを学ぶ」「学級は研究共同体」「インクルーシブ教育」「教育の目的は子どもの幸福」「本物から学ぶ環境をつくる」といったキーワードをあげられます。教育を本業としている私としては、これを機会に「イエナプラン」からも様々に吸収して、私なりの教育観をまた一歩深めておきたいと感じました。その意味で、チームの試合結果よりも、教育について考えさせていただけた清澄杯となりました。
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新チーム体制、確定

約1ヶ月ぶりの記事となります。1ヶ月もあいたのに、このブログを訪れてくださる方は200名を下回ることがありません。ありがとうございます。

今日、辰巳ジャンプの新キャプテン・新体制を発表しました。また、背番号も子どもたちの話し合いで変更をしました。まずはそれを発表します。

1番 キャプテン カエデ
2番 攻撃担当係 ユキナ
3番 攻撃担当係 ミク
4番 ブロック担当係 サクラ
5番 レシーブ担当係 ユキホ
6番 副キャプテン ナギサ

このような背番号と役割分担になりました。

【キャプテン選考理由】
(1)チームで1番練習を休まない
(2)先生からの指導にいつも「はい」という返事ができる
(3)これまでの1年間、先生から叱られたことが一番少ない
(4)注意されても腐らずに、素直に受け入れることができる
(5)いつも声を出している。
(6)強気の面が一番出ている
(7)素直である
今日までの1ヶ月半、毎回交代でキャプテン当番をさせたり、時にはあえて厳しく追い込んでみて対応能力を確認したりと、キャプテンを誰にするか考えに考え決めました。


次に、先週の練習で、ナギサ、ユキホ、ユキナ、サクラの4人で達成したランニングパスの回数について、子どもたちから「ブログにのせてください!」という要望がありましたので、361回達成したとここに記録しておきます。夏休みころには50回連続を目標に練習していましたので、350回を超える回数できたことは、4人にとって高いレベルの達成感があったようです。ここに記録として残しておきます。


さて、昨夜、第3支部の代表者会議がありまして、ミカサ杯教育大会の対戦が決まりました。
1月10日(日)・11日(月)・17日(日)の3日間かけて「江東中央地区予選」を行い、24日(日)と2月7日(日)の2日間で都大会出場権をかけた支部決勝大会を行います。辰巳ジャンプ新チームは、今回のミカサ杯から、都大会出場を目標とします。もちろん4年生しかいないチームですから、楽な試合になるわけがありません。すべての試合をフルセットゲームするつもりで戦う必要があります。そんなギリギリのところで、都大会出場を目指します。保護者をはじめ、関係者の皆さんの大きな応援をよろしくお願いします。



別件ですが、私の体、現在けっこう深刻な状況にあります。
夏休み中に発症した「ぎっくり腰」の影響から、最近、坐骨神経痛を起こして右足の付け根に痛みをおこす。
足をかばいながらバレーボール球出しをしていたため、利き腕がテニス肘のように痛んでボールも取れなくなる。
続いて、左でいろいろなことをしていた影響で、左肩にも痛みが出てきた状態。
根本的な治療が必要のようです。
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4年生、急成長中

4年生が「同一パターンのグレードアップ練習」に取り組み始めてから1ヶ月たちました。最近の2週間は、指導している私がビックリするほど急成長をとげています。まず何よりも「つなぎ」が良くなりました。そう簡単にはボールが落ちなくなったのです。これこそ小学生バレーボールの一番楽しいところです。相手が「決まった!」と思ったボールを拾い上げて攻め返していく、けっしてあきらめない子どもたちの姿に、応援する大人は感動します。今、辰巳ジャンプ新チームはそのレベルに向かってばく進している感じです。

今日はこれからの2年間の見通しを少しだけ確認しました。

「この4年生チームは、これからの2年間で、6回の都大会出場にチャレンジするチャンスがある。どこで都大会をねらおうか?」

私からのこの問いかけに、全員いっせいに答えました。

「次の教育大会から都大会に出ます。」

現状のチームだと、ネットの上に手が出る選手がいません。しかしそれもまた面白い。ノーブロックのチームが、レベルの高い東京第3支部の代表をねらう。拾いに拾いまくって、スパイク一発で決めるチームになりたいものです。

こんな話もしました。

「いろんな情報を集めると、今の辰巳ジャンプ新チームは、支部10~16位のあたりだと思う。これを7位以内まで上げていくチャレンジになる。そう簡単にはいかないと思っていた方がいい。まずは今取り組んでいる『同一パターンのグレードアップ練習』をできるだけ早くクリアすること。」

もしも5年生チームで都大会出場ができれば、チーム史上初ということになります。
子どもたちは、そういう目標をたてました。

《今日の個人成績》3位まで
【サーブ効果率】
1位 4番 135%
2位 5番 121%
3位 2番 114%

【サービスエース率】
1位 4番 40%
2位 5番 39%
3位 7番 31%

【サーブ成功率】
1位 4番 95%
2位 2番 86%
3位 3番 5番 82%

【スパイク決定数】
1位 4番 42本
2位 6番 19本
3位 5番 3本
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