仕事の関係で「財務会計基準機構」という団体が発行している「季刊 会計基準」という雑誌を講読しています。会計業務に従事していないとRPGの呪文なみに覚えられない文章がびっしり書かれています。
AKB48のメンバーなどとてもじゃないですが覚えられない私ですので、当然のことながら2頁も読むと目がうつろになってきます(いいんか?それで・・・)。
それはともかく、この雑誌の冒頭で「企業会計基準委員会委員長」の役職につかれている方の文章が掲載されており、その中で「年賀状でフルマラソン走破の自慢をしていたのに最近内臓疾患で入院した」と書かれていました。
実は私の知り合いも似たような境遇に遭われたことを思い出しました。
学生時代の知人なので、お互い勤め人で住む場所も離れているため最近は年賀状だけのやりとりでしたが、数年前から健康に留意して生活している旨が賀状に書かれるようになりました。
元々ガッチリした体型の方でしたが少し太めでしたので、どうやらジョギングを始めたらしいです。
で、ある年の年賀状では「毎日ジョギングをしていたためダイエットに成功し、健康優良児だ」とコメントが書かれていました。
健康診断でも医者から「どこにも問題がありません。すばらしいですね!」なんて言われていたんでしょうね。
まぁ所謂健康オタクってやつですが、継続していることは感服に値します。
翌年にはついに「フルマラソンに挑戦します!」と意気込みはますます向上しているようでした。
ところがその翌年の年賀状は瞠目しました。
「昨年、脳梗塞で今はリハビリで何とか普通の生活です」
・・・。
私は生来の運動ぎらいで幼少のころから家で本を読んだり、物心ついてからは外出しても映画館か書店通い。世間の同年代は野球やらサッカーやらでしたがそんなものには背を向けて生きてきました。
ですからスポーツやレクリエーションで健康を維持することの重要性は理解できるものの、その時間を読書や音楽の創作などの趣味に消費する方を選択してしまっていました。
健康志向の番組や雑誌の特集記事を目にしては、「これではいかんな・・・」と言うあせりにも似た感情も常にうつうつと持っていました。
しかしこの知人にとっては過ぎたる結果か体質なのか、彼はスポーツで健康維持をすることは結果として失敗してしまったことになるのでしょうか・・・?
こんな不謹慎なことを考えるのは実はもう一つ理由があるのですが、少し長くなってしまったので次回に書かせてください。
AKB48のメンバーなどとてもじゃないですが覚えられない私ですので、当然のことながら2頁も読むと目がうつろになってきます(いいんか?それで・・・)。
それはともかく、この雑誌の冒頭で「企業会計基準委員会委員長」の役職につかれている方の文章が掲載されており、その中で「年賀状でフルマラソン走破の自慢をしていたのに最近内臓疾患で入院した」と書かれていました。
実は私の知り合いも似たような境遇に遭われたことを思い出しました。
学生時代の知人なので、お互い勤め人で住む場所も離れているため最近は年賀状だけのやりとりでしたが、数年前から健康に留意して生活している旨が賀状に書かれるようになりました。
元々ガッチリした体型の方でしたが少し太めでしたので、どうやらジョギングを始めたらしいです。
で、ある年の年賀状では「毎日ジョギングをしていたためダイエットに成功し、健康優良児だ」とコメントが書かれていました。
健康診断でも医者から「どこにも問題がありません。すばらしいですね!」なんて言われていたんでしょうね。
まぁ所謂健康オタクってやつですが、継続していることは感服に値します。
翌年にはついに「フルマラソンに挑戦します!」と意気込みはますます向上しているようでした。
ところがその翌年の年賀状は瞠目しました。
「昨年、脳梗塞で今はリハビリで何とか普通の生活です」
・・・。
私は生来の運動ぎらいで幼少のころから家で本を読んだり、物心ついてからは外出しても映画館か書店通い。世間の同年代は野球やらサッカーやらでしたがそんなものには背を向けて生きてきました。
ですからスポーツやレクリエーションで健康を維持することの重要性は理解できるものの、その時間を読書や音楽の創作などの趣味に消費する方を選択してしまっていました。
健康志向の番組や雑誌の特集記事を目にしては、「これではいかんな・・・」と言うあせりにも似た感情も常にうつうつと持っていました。
しかしこの知人にとっては過ぎたる結果か体質なのか、彼はスポーツで健康維持をすることは結果として失敗してしまったことになるのでしょうか・・・?
こんな不謹慎なことを考えるのは実はもう一つ理由があるのですが、少し長くなってしまったので次回に書かせてください。
言わんとされてること、すごく興味があります。ミスチルの桜井さんもスポーツ大好き、坂道ダッシュを行われてたそうです。スポーツ界だとA・フグにもびっくりしました。
昨年の12月頃、友人宅でテレビを見ていたら、オランダ?の方で海峡横断する種目のオリンピックチャンピオンの特集をしていました。連覇を狙う彼は、オリンピックの半年前に脳梗塞になり、半身マヒになってしまいます。もちろん、その年のオリンピックは辞退するのですが、4年後のオリンピックに向けて、リハビリを開始し、周りからもバックアップ&応援され、しばらくしてまた、海に出ます。
最初のうちは、上手くいかず、諦めかけるのですが、誰よりも練習して、見事アトランタオリンピック?で金メダルに輝きます。
口にするととてもチープですが、健康でいられることに感謝して、やれること精一杯やり悔いの残らないようにするという、結論に至りました。
その後、精一杯というところで、子持ちであるその友人と意見が割れ、最もな理由に僕が折れ納得致しました。
精一杯。この言葉を本気で使わなくなったですね。何か日本に限らず希望が無い時代と言いますか、「精一杯」やっても報われるとは限らないし、それをみなさんも達観しているみたいで寂しいです。
でもそのお子さんを持ってらっしゃるご友人の気持もわかります。ダメ元なんてある程度の無理がきく段階までの意気込みで、失敗を恐れて慎重に生きるのも大切ではありますもんね。
自分の限度を顧みずに精一杯を前面に出すのは大人気無いですが、やるだけやってもみないであきらめるのだけはダメですよね。