耳を洗う

世俗の汚れたことを聞いた耳を洗い清める。~『史記索隠』

“朝青龍”問題~あなたはどう思いますか?

2007-08-11 22:22:21 | Weblog
 “相撲”は「国技」と思っていたらそうではないらしい。

 「相撲」:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%B8%E6%92%B2

 “朝青龍”問題は、日本相撲協会が朝青龍に「ナメラレ」ていることのあからさまな証明である。

 私の見解は、「虚偽(嘘八百)」の申告によって所属協会の名誉が傷つけられ、他に示しがつかないほどの勝手な行為が発覚したのだから、今回の処分は本人にとって当然受け入れるべきもので、とやかく言うべき問題ではない。名誉ある地位にある彼のこれまでの言動からすれば、目の前の処分を「不服」だと言わんばかりの現在の態度は、相撲愛好家ばかりでなく、私のように相撲を「国技」と思い込んでいる多くの国民を「小ばか」にしたものと言えるだろう。潔く公式の場で詫び、真摯に反省しない限り相撲をとらせるべきではあるまい。

 日本相撲協会や親方“朝潮”らの対応をみていると、すぐ“キレル”こどもを前にオロオロしているPTA・学校や親の姿がダブって見える。

 この問題に対する二人の見解をあげておく。

 江川紹子:http://www.egawashoko.com/c011/000229.html

 田畑光永:http://lib21.blog96.fc2.com/blog-entry-101.html

 ご両人の見解にほぼ同意するが、「人間は“素直”でないと、結局、自分が損をする」というごく当然のことを、“駄々っ子”の朝青龍が受け入れるかどうかにかかっているといえないだろうか。