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ひどすぎるぞ、大阪世界陸上

2007年09月02日 07時45分28秒 | 時事放談: 国内編
かつての日本では起き得なかったようなことが起きてしまいました。これでは五輪招致も失敗します。

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競歩山崎“失格”!競技員が誘導ミス(スポーツニッポン) - goo ニュース

2007年9月2日(日)06:13

 世界陸上に汚点を残す大失態だ。1日に行われた世界選手権大阪大会の男子50キロ競歩で、入賞を争っていた山崎勇喜(23=長谷川体育施設)が競技員の誘導ミスにより残り1周でコースを離脱。周回不足で途中棄権扱いとなり、日本のエースが北京五輪代表内定を逃す悲劇が起きた。地元・日本勢が不振で盛り上がりに欠ける大会は、お粗末な運営も重なって2日に最終日を迎える。

 悲劇は48キロ手前で起きた。誘導員に促されるまま、山崎が周回コースを外れて長居競技場へ入っていく。中継していたテレビのアナウンサーが絶叫した。「まだ周回が残っています!」。1周2キロの周回コースを24周するはずが、この時点で23周。山崎も「おかしい。終盤苦しんだ割にタイムが早いと思った」が、スタート時の気温27度、湿度80%という過酷な条件で4時間近くも歩き、冷静な判断力は残っていなかった。間違いに気づいた係員が慌てて後を追ったが、山崎はすでに競技場に進入していた。

 事情を知らない観衆の大歓声を浴びながら、ふらつく足取りでゴール。電光掲示板に表示された「5位」は一瞬で消えた。ゴールラインを越えて倒れ、担架で医務室に運ばれた山崎が聞く。「何番ですか?」。昨年他界した斉藤和夫コーチに代わり、山崎を指導してきたダイハツの鈴木従道前監督は「後で話す」と言うのが精いっぱいだった。コースから外れた時点で山崎は9位。前半のハイペースがたたり、入賞の8位は難しかったが、誘導ミスがなければ「入賞で北京五輪代表内定」の希望は残されていた。

 悲劇の原因は、選手の周回数をカウントする記録員同士の連携ミスだった。残り2周で山崎のゼッケンを読み上げる声を聞いた記録員が、もう1回聞こえたとして番号をチェック。「終わりや」の声が出たため、誘導員が間違って競技場へ導いてしまった。組織委員会は謝罪会見を開き、連携ミスと、周回不足の選手に引き返すよう指示する義務を怠る二重の不手際があったと説明。桜井孝次競技運営本部長が「山崎選手に申し訳ないことをした」と頭を下げた。

 日本選手団団長を務める日本陸連の沢木啓祐専務理事は「大失態。インターナショナルの大会じゃない。起こりえない」と吐き捨てた。そして、山崎が五輪代表内定の基準を事実上満たしたとして「(ルールの)解釈を検討したい」と“救済措置”を取る可能性も示した。だが、医務室で結果を聞かされ「順位もつかず、歩型違反でもない失格(公式には途中棄権扱い)はすごく悔しい」と肩を落とした山崎の気持ちはどうなるのか。日本勢の不調、チケット売り上げの不振、エリトリア選手団が手配ミスでホテルのロビーで一泊した運営側の不手際に続く大失態。「大阪」は世界選手権の汚点として永遠に刻まれた

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日本陸連もさりながら、大阪陸連はもっとしっかりしないと。これで東京五輪の芽もほぼ消えたかもしれません。地元で開催しても活躍できない選手たちと審判たちと裏方たちでは。

世界新も出ない低調な大阪世界陸上。第3回東京大会の華々しさを思い起こさずにはいられません。


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