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スペイン裁判所、江沢民たちに逮捕状

2013年11月22日 08時03分02秒 | 時事放談: 中国編

スペイン、さすがです。天下の中国を相手にケンカしようとしています。

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江沢民氏らに逮捕状=チベットでの「大虐殺」容疑―スペイン(時事通信) - goo ニュース

2013年11月20日(水)09:53

 【パリ時事】スペインの全国管区裁判所は19日、中国の江沢民元国家主席(87)、李鵬元首相(85)ら政権幹部経験者5人の逮捕状を出した。1980~90年代にチベットでの「ジェノサイド(大虐殺)」に関与した容疑とされる。

 AFP通信などによると、裁判所は刑事告発した人権団体メンバーにスペイン国籍を持つ亡命チベット人がおり、中国当局が捜査していないことを理由に逮捕状を出した。スペイン政府は対中関係で難しい問題を抱えることになりそうだ。

 人権団体は刑事告発で、江氏らがチベットでの「大虐殺、人道に対する罪、拷問、テロ」に責任があると主張。裁判所は「当時の政治・軍の高官が関与した疑いがある」との見解を示した。 

江沢民氏ら元中国幹部に逮捕状…スペイン裁判所(読売新聞) - goo ニュース

2013年11月20日(水)20:18

 【パリ=三井美奈、北京=蒔田一彦】スペインの全国管区裁判所は19日、1980~90年代、チベットでの「集団殺害」容疑で中国の江沢民(ジアンズォーミン)元国家主席、李鵬(リーポン)元首相ら元政権幹部5人に逮捕状を出したと発表した。

 スペイン当局による捜査は困難とみられるが、江氏らは訪欧した場合、渡航先で身柄を拘束される可能性がある

 江氏らに対しては2006年、スペイン国籍を持つ亡命チベット人や支援団体が、チベットで拷問や殺害など組織的な人道犯罪を行ったとして告発していた。

 スペイン司法当局は、国家指導者らの人道犯罪が当事国で裁かれない場合、第三国の法廷が管轄権を持つとの立場を取る。1998年には、南米チリで独裁体制を敷いたピノチェト元大統領がロンドン滞在中、スペインの犯罪者引き渡し要請に基づいて英警察に逮捕された。

スペイン裁判所、江沢民氏らに逮捕状 中国「強烈な不満」(産経新聞) - goo ニュース

2013年11月21日(木)08:16

  【ベルリン=宮下日出男、北京=川越一】スペインの全国管区裁判所は19日、中国でのチベット族虐殺に関与した容疑で、江沢民元国家主席 (87)、李鵬元首相(85)、喬石(きょう・せき)元全国人民代表大会常務委員長=国会議長=(88)ら5人の逮捕状を出した。チベット族を支援するス ペインの人権団体の告発を受けた措置。これに対し、中国外務省の洪磊報道官は20日の記者会見で、「強烈な不満と断固たる反対を表明する」と非難し、両国 関係に悪影響を及ぼす可能性があると警告した。

 スペインからの報道によると、人権団体は2006年、スペイン国籍を持つ亡命チベット人とともに刑事告発していた。告発では1980~90年代にチベット族に対して「ジェノサイド(大虐殺)や拷問などが行われた」と主張している。

 他に逮捕状が出たのは、チベットを担当する中国共産党の元幹部ら2人。裁判所は5人が担っていた「政治的、軍事的な責任」を考慮した上、虐殺に関与した疑いがあると指摘した。

 これに対し、洪報道官は「国外のチベット独立勢力は何度もデマを飛ばして中国政府を侮辱、攻撃し、中国と他国の関係を破壊しようと企ててきた」と主張。スペイン側に「誤った決定」を変え、「中国との関係を損ねるようなこと」をしないよう要求した。

 スペインでは人道に対する罪に関しては、国外の事件であっても同国の裁判所に管轄権がある。98年にはチリ軍政時代のピノチェト元大統領がスペインの要請を受け英国で逮捕された。ただ、英国は当時、元大統領の健康を理由に身柄を渡さず帰国させた。

 江元主席らは中国国内にいる限り、実際に逮捕されることはない。しかし告発した人権団体は今回の裁判所の判断について「大きな一歩だ」と評価している。

対スペイン関係悪化を警告=江氏ら逮捕状「強い不満」―中国(時事通信) - goo ニュース

2013年11月20日(水)18:21

 【北京時事】中国外務省の 洪磊・副報道局長は20日の定例記者会見で、スペインの全国管区裁判所がチベットでの「ジェノサイド(大虐殺)」に関与した容疑で江沢民元国家主席や李鵬 元首相らの逮捕状を出したことについて「事実ならば、強烈な不満と断固たる反対を表明する」と非難した。またスペイン側に「両国関係を損なうことを行わな い」よう求め、何らかの措置を講じなければ、両国関係に影響を及ぼすと警告した。

 洪副局長は、スペイン側に事実関係をはっきりさせるよう要求したと説明。さらに「中国の厳正な立場を直視し、誤った決定を改め、悪影響を挽回した上で、海外のチベット族勢力に間違ったメッセージを出さない」ことを求めた。

  今回、刑事告発した人権団体メンバーにスペイン国籍を持つ亡命チベット人がいるとされるが、副局長はこれを念頭に「海外のチベット族勢力はデマ・ 中傷などを通じて中国政府を攻撃し、中国と関係国の関係を破壊しようとたくらんでいる」と強く批判。「中国のチベット問題での立場は一貫かつ明確であるこ とはスペイン側も知っている」と述べた。 

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チベットで大量虐殺が行われたのは、周知の事実。江沢民たちがその罪を問われても、不思議はないところです。しかし、その決断を下すのは、大変だったはず。スペイン司法の勇気ある決断に感服する次第です。

実際に、逮捕状を出された5人がヨーロッパに行くこともないでしょうから、実際に逮捕されることはないのでしょう。ですが、インパクトは相当。中国共産党政府の弾圧ぶり世界中が知るひとつのキッカケを与えた役割を大いに評価します。


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