どうにかならんもんですかね、このCO2濃度の上昇は。
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気象庁は5月31日、地球温暖化の原因となる大気中の二酸化炭素の2015年の平均濃度が、国内3カ所の観測地点すべてで過去最高を記録したと発表した。東京の南鳥島でも初めて400ppmを超えた。年平均値の前年からの増加量は、世界的な年増加量と同程度という。
同庁によると、岩手県大船渡市で403・1ppm(前年比1・8増)、南鳥島(東京都小笠原村)で401・4ppm(同1・9増)、与那国島(沖縄県与那国町)で403・8ppm(同2・0増)。
地球のCO2濃度 初めて400ppm超え 環境衛星いぶき測定
環境省などは、温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」で地球大気の二酸化炭素(CO2)濃度を測定した結果、2015年末に初めて地球全域で400ppm(1ppmは100万分の1)を超えたと発表した。
温暖化対策の新たな枠組み「パリ協定」で掲げる気温上昇を2度未満に抑えるとの長期目標を達成するためにはCO2濃度を421ppmに抑える必要があると科学者は指摘する。最近は年間2ppmのペースで増えており、対策強化が求められる。
これまで米海洋大気局(NOAA)や世界気象機関(WMO)などが、それぞれの地上や海上の観測点で400ppmを超えたと発表している。いぶきは、地表から上空70キロまでのデータを得られるのが特徴で、地球大気全体で温室効果ガスの濃度上昇が続いていることが裏付けられた。
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大船渡だの、南鳥島だの、与那国島だの、車が少ないところでこれだけの数字です。都会はどうなっているのだろうと恐ろしくなってしまいます。
東京を見ても、普通に車が大量に走っているし、だれもCO2排出量が増えていることなど気にしていないようです。バカな都知事は、毎週末往復200km以上も公用車を走らせていますし。
車の免許ももたず、タクシーにもほとんど乗らない貧乏英語塾長にしてみると、業務用の自動車以外はいらないような気がします。ですが、自家用車を買う人は、そんなことには無頓着なようです。まあ、車が売れないと、日本経済もダメになると思ってくれて、せっせと買ってくれているのでしょう。
ともあれ、日本は、人口が減っているのに、CO2が増えているわけで、どう考えても、おかしなことです。世界中は無理でも、日本だけでも国民みんなで、真剣に考えて適切な行動をとらないといけないと思うのですが。
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