まだまだ捨てたものではありません。大したものです。
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横浜工藤23年連続勝利で記録更新(日刊スポーツ) - goo ニュース
2007年5月24日(木)10:02
<西武1-2横浜>◇23日◇グッドウィル
「ハマのおじさん」が復活した。横浜工藤公康投手(44)が、古巣西武戦で移籍初勝利を挙げた。今季5度目の先発で6回を4安打無失点に抑え、チームの連敗を8でストップさせた。06年5月3日の阪神戦以来の白星は、歴代単独15位の通算216勝目。23年連続勝利は米田哲也(近鉄)が持つ22年を抜いて新記録だ。また44歳勝利は工藤自身が持つセ・リーグ最高齢勝利を更新。記録ずくめの1勝となった。
2-0で迎えた6回2死一塁のピンチ。1発が出れば同点の場面で、工藤は和田に92球目を投じ、遊ゴロに抑えた。マウンドを降りる工藤は額から大量の汗を滴らせながら、左腕を大きく突き上げた。6回を散発4安打で無失点。やっとの思いでつかんだ移籍初勝利に喜びを爆発させた。
工藤「もう勝てないかと思った。勝つことがどれけ難しいか、26年やってあらためて感じました。忘れられない1勝になります。家で母ちゃんが泣いているらしいよ」。
最速143キロ直球が走った。落差がある独特のカーブは、低めに決まった。5回、先頭G・G・佐藤にカウント2-3から、見逃し三振を奪った。直前の味方の攻撃は好機をつくるが追加点を奪えず、流れが西武に行きかねない状況で踏ん張った。
1年間、勝てなかった。周囲の大きな期待と注目を集め、横浜へ移籍。2月の沖縄キャンプでは、報道陣やファンが殺到するフィーバーが起こった。心労もあって体重は5キロ減った。「それだけ体が動いてるってことかな」と笑ったが、「来年の今ごろは、どうしてるんだろうなあ」ともつぶやいた。初登板の4月1日の巨人戦(横浜)で4回途中KOされると、「秋には何人かがプロをやめないといけないんだ。オレも1回、1回の登板が勝負なんだ」と漏らした。
先発で3度失敗し、4月16日には再調整で出場選手登録を抹消された。神奈川・横須賀の2軍グラウンドで若手と一緒になって汗を流した。真っ黒に日焼けした顔は、その努力の証しだった。高卒ルーキーの北が「工藤さんはダイエー時代からしか知らない」と言うと天を見上げた。年齢のギャップを感じながらもやることは同じ。2年目山口が「練習開始の30分前に行くと、工藤さんはもうウエートをしている」と驚いたように、ひたすら練習を続けた。25年前にプロ生活をスタートさせた思い出の地での1勝。かつて慣れ親しんだマウンドが後押しした。
工藤「横浜に来て初めて貢献したが、まだまだマイナス面の方が大きい。今からでも遅くはない。チームが1つでも上にいけるように頑張る」。
ウイニングボールは惜しむことなく、左翼席のファンに投げ込んだ。少し遠回りはしたが、ようやく44歳ベテランの26年目シーズンが幕を開けた。【古川真弥】
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44歳でこんなことができるのも、自己管理がしっかりしているから。まだまだがんばれます、この人は。応援しないと!
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横浜工藤23年連続勝利で記録更新(日刊スポーツ) - goo ニュース
2007年5月24日(木)10:02
<西武1-2横浜>◇23日◇グッドウィル
「ハマのおじさん」が復活した。横浜工藤公康投手(44)が、古巣西武戦で移籍初勝利を挙げた。今季5度目の先発で6回を4安打無失点に抑え、チームの連敗を8でストップさせた。06年5月3日の阪神戦以来の白星は、歴代単独15位の通算216勝目。23年連続勝利は米田哲也(近鉄)が持つ22年を抜いて新記録だ。また44歳勝利は工藤自身が持つセ・リーグ最高齢勝利を更新。記録ずくめの1勝となった。
2-0で迎えた6回2死一塁のピンチ。1発が出れば同点の場面で、工藤は和田に92球目を投じ、遊ゴロに抑えた。マウンドを降りる工藤は額から大量の汗を滴らせながら、左腕を大きく突き上げた。6回を散発4安打で無失点。やっとの思いでつかんだ移籍初勝利に喜びを爆発させた。
工藤「もう勝てないかと思った。勝つことがどれけ難しいか、26年やってあらためて感じました。忘れられない1勝になります。家で母ちゃんが泣いているらしいよ」。
最速143キロ直球が走った。落差がある独特のカーブは、低めに決まった。5回、先頭G・G・佐藤にカウント2-3から、見逃し三振を奪った。直前の味方の攻撃は好機をつくるが追加点を奪えず、流れが西武に行きかねない状況で踏ん張った。
1年間、勝てなかった。周囲の大きな期待と注目を集め、横浜へ移籍。2月の沖縄キャンプでは、報道陣やファンが殺到するフィーバーが起こった。心労もあって体重は5キロ減った。「それだけ体が動いてるってことかな」と笑ったが、「来年の今ごろは、どうしてるんだろうなあ」ともつぶやいた。初登板の4月1日の巨人戦(横浜)で4回途中KOされると、「秋には何人かがプロをやめないといけないんだ。オレも1回、1回の登板が勝負なんだ」と漏らした。
先発で3度失敗し、4月16日には再調整で出場選手登録を抹消された。神奈川・横須賀の2軍グラウンドで若手と一緒になって汗を流した。真っ黒に日焼けした顔は、その努力の証しだった。高卒ルーキーの北が「工藤さんはダイエー時代からしか知らない」と言うと天を見上げた。年齢のギャップを感じながらもやることは同じ。2年目山口が「練習開始の30分前に行くと、工藤さんはもうウエートをしている」と驚いたように、ひたすら練習を続けた。25年前にプロ生活をスタートさせた思い出の地での1勝。かつて慣れ親しんだマウンドが後押しした。
工藤「横浜に来て初めて貢献したが、まだまだマイナス面の方が大きい。今からでも遅くはない。チームが1つでも上にいけるように頑張る」。
ウイニングボールは惜しむことなく、左翼席のファンに投げ込んだ。少し遠回りはしたが、ようやく44歳ベテランの26年目シーズンが幕を開けた。【古川真弥】
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44歳でこんなことができるのも、自己管理がしっかりしているから。まだまだがんばれます、この人は。応援しないと!
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