箱根駅伝にはほとんど関心がない貧乏英語塾長なのですが、東洋大学だけは応援していました。優勝できて、たいしたものだと思います。
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アンカー初MVP!東洋大・大津、復路新の快走劇締めた/箱根駅伝(サンケイスポーツ) - goo ニュース
2014年1月4日(土)07:20
第90回東京箱根間往復大学駅伝・復路(3日、神奈川・箱根町芦ノ湖-東京・大手町=5区間109・9キロ)2年ぶり4度目の総合優勝を果たした 東洋大は、最終10区(23・1キロ)で区間賞の大津顕杜(4年)が金栗四三杯(最優秀選手賞)を獲得した。9区(23・2キロ)の上村和生(2年)は区 間4位の粘走で、追う駒大のエース窪田忍主将(4年)の追撃を抑えた。出雲駅伝、全日本大学駅伝を合わせた3冠を目指した駒大は2位に終わり、前回覇者の 日体大は3位だった。10位の大東大までが次回のシード権を手にした。
攻めの姿勢を最後まで貫いた。東洋大は復路でも3区間で区間賞を奪う快走。ライバル駒大にとどめを刺したのは、最終10区の大津だ。1時間9分8秒で区間賞。笑顔で仲間が待つゴールへ飛び込んだ。
「この大会で優勝することにかけていた。復路は設楽兄弟の力を借りず、優勝したかった」
2大会前の8区に続く区間賞獲得で復路新記録と総合優勝に貢献し、アンカーでは初めてMVPの金栗四三杯を獲得。「びっくりした。最低でも区間新 (を出さないともらえない)と思っていたから…」と喜び、「後輩が粘ってつないでくれた貯金を使うわけにはいかなかった」と激走を振り返った。卒業後はト ヨタ自動車九州入りが決まっている。「東京五輪のマラソンでメダルを取りたい。今回の受賞は夢に近づく自信になる」と目を輝かせた。
その大津に弾みをつけていたのが、9区に起用された上村だ。往路に設楽兄弟を2人とも投入した東洋大が、エース窪田を温存した駒大から逃げ切れるか-。復路の最長区間として注目が集まる9区に、箱根初体験ながら指名された。
今季は不調続きで、出雲、全日本はメンバー落ち。窪田の存在を「怖かった」と正直に振り返ったが、3分40秒の大差をもらったことで「余裕を持てた」。窪田との差を3分12秒に保ち、たすきをつないだ。
「自信になった。連覇を狙えるチームだし、自分も主力として走れるようにがんばりたい」
2年前に柏原竜二が卒業し、設楽兄弟もこの春に卒業するが、上村ら下級生の戦力も高い。この6年で優勝4度、2位が2度。黄金時代は続きそうだ。
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なぜ東洋大を応援したかと言えば、中ブログ「夢と希望の英語塾」の昨年12月14日付の記事「美味しいものを食べて、しっかり勉強」でも紹介した次の本の影響です。
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王者の食ノート |
島沢 優子 | |
小学館 |
これは、スポーツ栄養士として活躍している虎石真弥さんがどのように東洋大学陸上部と帝京大学ラグビー部を栄養面から支えたかを描いた本です。
激しい練習を支えるのは、食事である。この信念をもとに、虎石さん(勝手に「トライ師」と呼ばせてもらってます)が徹底した選手たちの健康管理を行った結果が、東洋大のいまを作っていることがわかります(いま現在虎石さんが東洋大陸上部に関与しているかどうかは、未確認です)。
ややもすると、「根性」という言葉がひとり歩きしがちなイメージがある駅伝ですが、その陰にこうした科学的アプローチがあることはとても好ましいことに思えます。日本のスポーツが世界に太刀打ちするためにも、こうした栄養士の皆さんを大切にすべきです。栄養士の活躍にもっと陽が当たることを祈ります。
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