夢と希望と笑いと涙の英語塾

INDECという名の東京高田馬場にある英語塾で繰り広げられる笑いと涙の物語
新入会員募集中!

高倉健さんが、美空ひばりタイル画の題字を書いていた

2014年09月15日 05時42分36秒 | 高倉健

昨日、当英語塾INDECの会員と、大船・鎌倉を日本映画の黄金期を担った人たちの足跡をたどる修学旅行(!)をしてきました。

高田馬場を出発して、新宿から乗った湘南新宿ラインで最初に降りたのは、大船駅でした。もちろん、松竹大船撮影所の跡を見るためです。

この撮影所は、1936年に東京の蒲田から移ってきたもので、わが愛する小津安二郎、木下恵介、山田洋次の名作がここで製作されています。 しかし、2000年6月に閉鎖され、現在は鎌倉女子大学大船キャンパスになっています。

その名残として、いまは渥美清と美空ひばりのタイル画が並んで残されています。

しばし、そのタイル画を仰ぎながら、古きよき時代を懐かしみました。

すると、ひとつのことに気づいたのです。寅さん姿の渥美清の絵は素っ気ない活字で「夢をありがとう」という題字がついていますが、『悲しき口笛』(1949)のときの美空ひばりが描かれたのほうには「わが心の美空ひばり」というあまり上手くない(失礼!)字の横に見慣れたサインが書かれているではないですか。紛うことなく、わが敬愛する高倉健さんのサインです!

いやあ、感激しました。何せ美空とは次の13本で共演している健さんですから、依頼に応じても不思議はありません(太字は、DVD化されている作品)。

青い海原 (1957)
ひばりの花形探偵合戦 (1958)
希望の乙女 (1958)
娘の中の娘 (1958)
続べらんめえ芸者 (1960)
続々べらんめえ芸者 (1960)
べらんめえ芸者罷り通る (1961)
魚河岸(かし)の女石松 (1961)
ひばり民謡の旅 べらんめえ芸者佐渡へ行く (1961)
べらんめえ中乗りさん (1961)
べらんめえ芸者と大阪娘 (1962)
千姫と秀頼 (1962)
民謡の旅・桜島 おてもやん (1962)

健さんファンを任じておきながら、これまで気づかずにこのタイル画を見に行かなかったのは、迂闊でした。ここは、渥美清・美空ひばりならびに寅さんシリーズ出演者のファンの方だけでなく、健さんファンの聖地でもあったのです。これからも、折りを見ては出かけることにしましょう。


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 韓国軍兵士、タバコの値上げ... | トップ | NATOに自衛官が、しかも女性... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ひばり&健さん共演作 (健さんファン)
2015-12-26 18:57:15
初めまして
わたし、高倉健さんの出演映画のDVDを一所懸命集めている健さんファンです。
健さんは間違いなければその生涯に205本の映画に出演していると思うんですが、現在私はそのうちの119本を集めております。
もうすぐ「山口組三代目」と「三代目襲名」と「東京ギャング対香港ギャング」が手に入って122本になる予定です。
ただ、ここまでが現在DVD化されている、あるいはもうすぐDVDが出る全作品ではないかと思っています。
残りの83本は齢61歳の私があの世に行くまでに何本DVD化されて手に入れられるか...
とにかく生きている限りコレクションは続けていくつもりですが...

と、コレクション自慢はこれくらいで置いて本題に入ります。

ある事情からあなたの
「高倉健さんと美空ひばりさんとの秘話」
2014年11月19日 06時15分06秒
という記事を見つけ、そこからこのページにやってきました。
で、あなたの記された美空ひばりさんと高倉健さんの共演作一覧を見ていて、一本作品が抜けていることに気づきました。
「恋愛自由形」(1958)という作品です。
多分この作品はこれまでDVD化はされておらず、したがって私のDVDコレクションの本数には含めておりませんが、一年ほど前、作品のVHSテープをアマゾンで購入したので覚えていたのです。

なおつい昨日キネマ旬報社刊「高倉健メモリーズ」という本を買ってきてぼちぼちと読み始めたところです。
多分この正月休みに読み終わると思うんですが、しょっぱなを読んだだけで、中身にわくわくしてしまう本です。
ぜひ本屋さんで手に取ってみてください。
返信する
訂正 (健さんファン)
2015-12-26 20:21:38
パソコンの変換にまかせてコメントを書いて漢字の間違いに今気が付きました。

「恋愛自由形」ではなく
「恋愛自由型」が正しいですね。

お詫びして訂正いたします。
返信する

コメントを投稿

高倉健」カテゴリの最新記事