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小樽商科大学アメフト部の暴挙は、残念

2012年05月10日 07時58分34秒 | 時事放談: 国内編

堅苦しいと思われようが、たばこと縁を切る離煙運動のみならず、酔っ払い追放運動も行っている当英語塾INDECとしては、考えられない馬鹿げた「慣例」です。

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小樽商大アメフト部、1年生が酒つがれる慣例(読売新聞) - goo ニュース

2012年5月9日(水)12:40

小樽商大アメフト部、1年生が酒つがれる慣例
(読売新聞)

 北海道小樽市緑の小樽商科大学グラウンドで飲酒していたアメリカンフットボール部員9人が病院に搬送された問題で、未成年者を含む多数の1年生が、4年生から「慣例」として、焼酎やウイスキーをストレートでコップにつがれて飲んでいたことがわかった。

 バーベキューパーティーに参加した部員75人のうち、72人から大学側が事情を聞き、事実が判明した。山本真樹夫学長は8日夜の記者会見で「上級生には慣例かもしれないが、これは飲酒の強要だ」との認識を示した。

 山本学長らの説明では、パーティーで1年生は、焼いた肉を必ず1回、4年生に持って行くことになっていたという。1年生はこの時、4年生からつがれた強い酒を、その場で飲むのがアメフト部の「慣例」になっていたという。

 一方、小樽署も8日までの2日間で、入院している部員を除く、ほぼ全ての部員から任意で事情聴取を行った。同署の調べに対しても、複数の部員がこうした「慣例」のあったことを認めているという。

 ただ、道警幹部によると、「酒を飲み始める前に、上級生が『具合の悪くなった人は(小屋で)休むように』と話していた」と事情聴取で説明している部員が複数おり、「一気コールはなかった」「先輩からは飲酒を強要されていない」などの証言も相次いでいるという。

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上級生をかばう部員が多いのは、当然。でも、ここまで酒を飲ませなければよいのです。では、どのくらい飲んだのかと思ったら、読売が書いていてくれました。どうやら上の記事の写真の酒ビンがそれのようなのです。

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小樽商大アメフト部、強豪だが以前から酒量多い(読売新聞) - goo ニュース

2012年5月9日(水)10:01

小樽商大アメフト部、強豪だが以前から酒量多い
(読売新聞)

 北海道小樽市の小樽商科大学グラウンドで未成年7人を含むアメリカンフットボール部員9人が急性アルコール中毒とみられる症状で、救急搬送された問題は、同大の山本真樹夫学長が同部の活動停止を発表する一方、小樽署が関係者から事情聴取する事態に発展した。

 未成年の危険な飲酒がなぜ、長時間にわたってキャンパス内で行われていたかについて、大学側は学生らから詳しく事情を聞いて、全容の解明を進めている。

 ◆2年生が企画◆

  大学の発表では、バーベキューパーティーは、2年生部員の企画で7日午後3時頃に始まり、同5時頃に終わった。終了後も一部の部員はグラウンドに 残って酒を飲んでおり、酔って具合の悪くなった部員は約200メートル離れた合宿所に戻ったり、部室として着替えなどに使われていたグラウンドの小屋で休 んだりしていた。小屋には、部員数人が出入りしていたという。

 ところが、小屋で横になっていた1年生部員3人(いずれも19歳)が、介 抱する部員の呼び掛けに応じなくなり、同7時45分頃、女子マネジャーが 119番した。救急隊到着時、3人は意識不明の状態で、2人はその後、意識が回復したが、心肺停止状態となった1人は8日夜も意識が戻っていない。

 山本学長は搬送先の病院で、この部員の母親から「息子を返せ」と言われたという。

 ◆「怖い感じ」◆

 同大によると、アメフト部員は女子マネジャーを含めて計80人。未成年の部員も多数いるが、ほとんどが7日、グラウンドで飲酒していたという。

 アメフト部は昨年まで、全道大会を4連覇するなど道内の強豪だった。一方、学内では「飲酒量の多い部」とも言われていた。

  1年生の女子学生(18)は、同部女子マネジャーの友人から「土、日の飲みが激しく、『一気コール』がかかる。だから早めに引き揚げるようにして いる」と聞いていたという。「アメフト部では、新入生が一升瓶でラッパ飲みする習慣がある」と学内で聞いたこともあり、「怖い感じがしていた」という。

 ◆嘔吐の跡◆

  パーティーが行われたグラウンドには、焼酎7本とウイスキー5本のボトル(いずれも4リットル)が空になって残されていた。ほかにも、チューハイ やビールの空き缶(350ミリ・リットルや500ミリ・リットル)も計70本近くあり、参加した75人全員が飲んだとしても、多量のアルコールを摂取した ことがうかがえる。現場を調べた小樽署によると、グラウンドには嘔吐(おうと)の痕跡が残っていたという。

 大学事務局では、8日午後5時過ぎ、理事らに事情を説明していた部員ら約10人が、部屋から姿を見せ、報道陣に囲まれたが、全員が無言のまま足早に立ち去った。

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異常です!

焼酎とウイスキーを48リットルというのですから、これを75人で割ったら、0.64リットル。通常ウイスキーのボトルが0.7リットル前後ですから、たった2時間でウイスキーないしは焼酎をボトル1本空けたということ。しかも、あまり飲んでいない女子や上級生がいるのですから、1年生はおそらくこの倍以上は飲まされたはず。これではいかなる酒豪でも倒れます。

拷問です!

酒は、楽しく飲むもの。でも、酒のせいで痛風を始めさまざまな健康問題を体験してきたのんべえとしては、酒のうまさなど知らないほうが幸せかもと思い、INDECの会員諸君には断酒のすすめを説いております。

実際、5月3日から5日まで開催した毎年恒例のゴールデンウィーク特別講座(3日間ほぼ毎日10時間以上英語を勉強し続ける通学型合宿)の最終日の打ち上げも、アルコール度は極めて低いものでした。

新井薬師寺の銭湯・新越泉まで行って菖蒲湯に浸かって3日間の疲れを癒したあと、350mlのビールで乾杯したのが、参加した会員諸君のアルコール摂取のほとんどだったのです。

さすがに夕方でお腹が空いたので、場所を移して高田馬場のねぎしで食事をしました。ですが、ねぎしでは飲まない諸君は飲まず、当方も中ビン一本だけ。もちろん、だれも酔ったりせずに、解散。銭湯と移動時間を含めて、2時間強の集まり。1日15時間英語学習をノルマにしていましたから、帰宅してから勉強した諸君もいたはずです。

とにかく、INDECでは、IJC(INDEC Jogging Club)と名づけたジョギングをする活動はやるものの、飲み会は計画しません。年に一度忘年会だけです。それでも飲まない会員は一滴も飲まずに参加します。それで十分に楽しんでもらっています。

そんな人間ですから、高田馬場に酔っ払いの大学生が毎夜毎夜出没する現状を見て、実に嘆かわしく思っていました。異常な酔っ払いが横行するのは小樽だけのことではありませんから。

日本は、酔っ払いにやさしすぎます。酔わない程度にほどほど飲む。それができないひとは、酒を断つべきです。意識の戻らぬ学生の母上の言葉が、胸に染み入ります。


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