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自爆テロ実行犯は、身障者

2008年10月20日 07時12分11秒 | 時事放談: 海外編
金融危機だといいながら平和をむさぼる日本では、本当のところは絶対に理解しがたい話です。

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タリバン:自爆「6割が身体障害者」 カブール大准教授

 【ニューデリー栗田慎一】アフガニスタンで増加し続けている自爆テロ事件で、実行犯の6割以上が身体障害者だったことが、カブール大学医学部のルサフ・ラドガリ准教授(32)の調査でわかった。障害者の多くが地雷や不発弾の爆発で手足を失った住民とみられ、武装勢力タリバンが、社会的弱者の障害者を自爆犯として利用している実態が明らかになった。

 准教授は2年前から、カブールを中心に自爆テロの実行犯の遺体80体を独自に検分。うち65%に当たる52体が、手や足、指などが自爆前から欠損している身体障害者だった。

 准教授は現場に残された義足や歩行補助具の流通ルートを調べ、うち1件は06年、カブールの援助団体が中部ロガール州で地雷被害に遭った男性に贈ったものであったことも突き止めた。

 タリバンは「米軍の空爆による犠牲者の遺族が、(志願して)自爆している」と主張している。准教授は「手足などを失い失業して貧困に陥った障害者が、家族の生活を保障するなどと口約束されて、自爆している可能性がある」と指摘する。

 准教授は近く、タイ・バンコクの研究機関の支援を得て、自爆犯のDNA鑑定を開始する。「民族、出身国などを割り出し、自爆の背景を科学的に解明したい」という。

 【ことば】アフガニスタンでの自爆テロ

 90年代の内戦時代まではアフガニスタンには自爆テロはなく、国際テロ組織アルカイダ系の外国人が持ち込んだとみられる。03年のイラク開戦後、イラクで自爆テロが頻発するのに合わせてアフガンでも外国軍や政府組織などを狙った自爆が急増。国連の調査では、05年に17件だったのが、06年123件、07年は約150件、08年も増加傾向にある。

毎日新聞 2008年10月20日 2時30分(最終更新 10月20日 2時42分)

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こういう社会状況のアフガニスタンにおいて、単に自爆テロをやめようと声をかけても仕方ないのでしょう。まずもって、国民が安心して生活できる経済的基盤がないのですから。

富の分配と世界平和。きちんと考えなければ、この恐慌状況の世界の治安は、さらに悪化していきます。日本という国が何をできるか。もっと考えなければ。

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1 コメント

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人と人 (村石太マン)
2010-07-03 10:22:00
世界の治安で 検索しました。英語が 世界共通語 人種差別 戦争の傷跡 ビジネス競争 物価の違い 税金の違い 世界が ひとつになって 生活 文化 などに がんばったら どうなるのかなぁ 現時点での 日本の輸出輸入 日本ビジネス 知識認識 解決方法
憎しみの連鎖 優しさの恩返し
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