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喫煙は、いまや病気

2005年10月19日 06時53分57秒 | 離煙ニュース: 国内編
昨日は、禁煙運動家にとってはホットニュースの当たり日でした。まずは、喜ぶべきか、悲しむべきか、微妙な統計の発表です。

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成人の喫煙率、10年連続で過去最低更新 (読売新聞) - goo ニュース

2005年10月19日 (水) 01:12

 成人でたばこを吸う人の割合(喫煙率)は29・2%と、昨年より0・2ポイント減り、10年連続で過去最低を更新したことが18日、日本たばこ産業(JT)の調査でわかった。

 喫煙率から推計した喫煙人口は3020万人で、前年より12万人減少した計算になる。

 調査は今年6月、全国の20歳以上の男女1万6000人を対象に行い、64・9%にあたる1万391人が回答した。

 ◆女性は4年ぶり増加◆

 男性の喫煙率は前年比1・1ポイント減の45・8%で、14年連続で減少したが、女性は0・6ポイント増の13・8%となり、4年ぶりに増加に転じた。年代別では、男性は30歳代の54・6%が喫煙。女性で高かったのは20歳代と30歳代でともに20・9%だった。

 1日当たりの平均喫煙本数は、男性が22・3本(前年比0・1本減)、女性が16・0本(同0・5本減)だった。

 喫煙率の低下傾向について、JTは「高齢化の進展や健康意識の高まりの影響」と分析している。

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正直なところ、個人的には不満な数字だらけです。昨年から今年で喫煙者数が12万人しか減っていないということは、愛煙家の方が亡くなられたためではないかとしか思えません。積極的に禁煙された方がどのくらいいらっしゃるのか。寂しくなります。

働き盛りの30歳代の男性がいまだ54.6%も喫煙している、という現実にも注目しなければなりません。これだけ喫煙規制が厳しくなっているのです。タバコをやめたくてもやめられない人や禁煙する気が全くないニコチン依存症の人が、相当数いることをその数字は示しています。

しかし、いまのままではスモーカー本人のみならず、周囲の家族(特に子供)に深刻な健康被害を与えてしまいます。

そこで医者の専門学会がとうとう喫煙を「病気」だと断定するようになりました。

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喫煙は「病気」 9学会、初の治療指針 (産経新聞) - goo ニュース

2005年10月18日 (火) 15:22

美容の“天敵”周知

 たばこを吸うのは「ニコチン依存症と関連疾患からなる喫煙病」であり、患者(喫煙者)には「積極的禁煙治療を必要とする」-。日本循環器学会など九学会の合同研究班が十八日までに、「禁煙ガイドライン」を作った。一般医師向けの初の治療指針で「たばこを吸わない社会習慣の定着」が目標。カウンセリングや患者自身でできる行動療法の具体例に加え、女性には美容にも悪影響であることを知らせるなど、患者に応じた治療方針を盛り込んでいる。

 指針は、禁煙に効く行動療法として「喫煙者に近づかない」「吸いたい衝動が収まるまで秒数を数える」などを挙げた。

 また、禁煙の意思がある患者には、自分で禁煙計画を作らせ「節煙より早道」「開始直後はアルコールを控える」とカウンセリングを実施。意思のない場合は、呼気中の一酸化炭素濃度を測って教え動機付けに役立てる、とした。

 薬物療法では、ガムやパッチを使うニコチン代替療法を推奨した。離脱症状が軽く成功率を高め、禁煙による体重増加を遅らせる効果もある。一方で、治療中の喫煙はニコチンの過剰摂取につながるなど注意も必要だ。

 未成年には頭ごなしの言い方を避け、喫煙が病気であることを理解させる。女性ではしわ、口臭など美容にも影響することを知らせるなど、患者に応じた指導を強調している。

 医師にも、日本の男性医師の喫煙率は20%強で、欧米の医師(男女)の5%前後に比べて高い、と自省を求めた。たばこの値上げや広告禁止など、社会環境の整備の必要性も指摘した。

 指針は十一月以降、循環器学会などのウェブサイトに掲載される。

 研究班長の藤原久義岐阜大教授(循環器内科)は「自分の意思で喫煙をやめられるのは5-10%程度。すべての医師が患者の喫煙を把握し、治療を勧めることが必要だ」と話している。

 ■喫煙と健康被害 たばこの煙は、ニコチンや発がん物質など多くの有害物質を含む。喫煙はがんの原因では単独で約30%を占め、呼吸器、循環器、消化器など、さまざまな部位に病気をもたらす。喫煙男性の妻の肺がん死亡率は非喫煙男性の妻より高く、家庭内の喫煙で子供の肺炎、気管支炎なども増えるなど周囲への影響も大きい

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ずばり来ました。ニコチン依存症と関連疾患からなる喫煙病

この病名、本当に正しいと思います。歯の裏側にいまでもまだしつこく付着したタールを見つけるたびに、本当におれはニコチン依存症に罹っていたのだと実感します。子供たちにも相当な迷惑をかけていたのだ、と元喫煙病の親父はうなだれます。

30代のスモーカーお父さん!仕事が忙しくて喫煙をストレス解消の手段にしているのかもしれません。しかし、その一本が周りの人を不幸にするんです。タバコを吸わない毎日は実に気持ちのよいものです。考え直してみてください。

それにしても、日本の医者はぶったるんでおります。こういうご時世なのに20%以上もまだタバコを吸っているというじゃありませんか!

実際、ゴウ先生、とある病院に行ったら、その医者がヤニ臭かったことがあります。当然、さっさと病院を換えました。

医者がタバコを吸っていては、詐欺というものです。たとえるならば、警官が泥棒をするようなものでしょう。総合病院は、勤務医の禁煙を徹底させるべきです。医者がヤニ臭さをプンプンさせるなどというのでは、その病院の人気は下がるだけでしょう。最悪、その病院は潰れるかもしれません。いまや禁煙ポリシーはひとつのビジネス的決断なのです。

ともかく、タバコをやめた者として言わせてもらいます。

喫煙は、百害あって一利なし!

禁煙は、意外と簡単!

タバコをやめたら、生きるのが楽しくなります。禁煙を、ぜひ。


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