夢と希望と笑いと涙の英語塾

INDECという名の東京高田馬場にある英語塾で繰り広げられる笑いと涙の物語
新入会員募集中!

フランス: 娘の仇を討つ老父

2009年10月23日 06時50分22秒 | 時事放談: 海外編
すごい父親がいたものです。

**********

娘殺された仏人父が復讐、27年後に容疑者を誘拐(読売新聞) - goo ニュース

2009年10月22日(木)10:27

 【パリ=林路郎】27年前に娘を殺されたとして、フランス人の実父が男性グループを使って元心臓専門医のドイツ人容疑者をドイツからフランスへ誘拐させ、ロープで縛った状態で放置する事件が発生、仏ミュルーズの警察は20日夜、裁判所前に放置されていた同容疑者の身元を確認し、逮捕した。

 AFP通信などによると、事件は当時14歳だったカリンカ・バンベルスキさんが、母親の再婚相手、ディーター・クロムバッハ容疑者(74)に独リンダウで薬物注射を受け、死亡したというもの。事件を審理したドイツの裁判所は「証拠不十分で無罪」としたため、納得しない実父のアンドレ・バンベルスキ氏(74)が仏での訴追を求める運動を起こした。

 独側が容疑者の引き渡しを拒む中、パリの裁判所は1995年、被告人不在のまま、過失致死罪で禁固15年の判決を下した。実父は「刑に服させる」と復讐心を燃やし、私財をなげうって仏への移送を画策し続けてきたという。

 同容疑者は21日、パリへ移送されており、改めて法廷で裁きを受ける見通し。一方、実父は20日、報道陣に容疑者の誘拐を第三者に依頼したことを認めた。仏警察は実父の行為が誘拐共謀罪にあたると見て捜査を開始しており、有罪なら最大で禁固10年の刑を受ける可能性があるという。

執念の老父、容疑者を「誘拐」=27年前の少女死亡事件-仏(時事通信) - goo ニュース

2009年10月21日(水)16:03

 ドイツ・ボーデン湖畔で27年前、当時14歳のフランス人少女が殺害された事件に絡み、容疑者のドイツ人義父が誘拐され、仏ミュルーズの裁判所付近で21日までに手足を縛られた状態で見つかった。仏司法当局は、長年「犯人」を追ってきた年老いた実父が人を使って誘拐させたとみて捜査を始めた。

 AFP通信などによると、この実父はフランス人のバンベルスキー氏(75)。娘カリンカさんは1982年、母親の再婚相手、クロンバッハ容疑者(74)に乱暴目的で薬物注射され、死亡したとされる。

 ドイツで同容疑者が証拠不十分で無罪となったため、バンベルスキー氏はフランスでの訴追を求めて運動を開始。パリの裁判所は95年、過失致死罪で被告人不在のまま禁固15年の判決を出していた。

 弁護士の話では、同容疑者は今月17日、ドイツの自宅でロシア語を話す複数の男に誘拐された。仏検察当局によると、バンベルスキー氏は誘拐の実行犯と接触を取っていたという。同容疑者は18日に発見された後は仏側で拘束中で、来年に改めて判決を受ける見通しだ。 

**********

実の娘の仇を討つ。映画『96時間』(レビューは、こちら!)のリーアム・ニーソンを髣髴させる話です。

同じ父親として気持ちはよく分かります。もし子供たちが殺されたとしたら、絶対に復讐してやると思いますもの。それが、親というものでしょう。

バンベルスキー氏にどのような刑罰が下されるか、裁判の成り行きを注目したいと思います。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2009年「報道の自由ランキン... | トップ | 緑茶で、インフル退治 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

時事放談: 海外編」カテゴリの最新記事