NPO法人「言論NPO」などは24日、日中関係に関する日中共同の世論調査の結果を発表した。首脳の交流が再開するなど両国の関係改善が進むなか、日本人の中国に対する印象の改善が進んでいない実態が明らかになった。

 調査は9月に18歳以上を対象に行われ、日本は1千人から、中国では1597人から有効な回答を得た。

 中国の印象について「良い」「どちらかといえば良い」と答えた日本人は15%(前年13・1%)で3年連続で改善したものの、「良くない」「どちらかといえば良くない」と答えた84・7%(同86・3%)を大きく下回った。

 現在の日中関係について「悪い」「どちらかといえば悪い」と答えた日本人は44・8%(同39%)で、5年ぶりに悪化した。

 24日に北京で会見した工藤泰志代表は、香港の激しい抗議デモの報道が続いていることなどから、「中国と直接的な交流がない人が、メディアの情報に影響された」と分析した。

 一方、日本に好印象を持つ中国人は、2005年の調査開始以降で最高の45・9%(同42・2%)に増加した。

 ただ、10ポイント以上上昇した前年に比べて改善幅は小幅にとどまった。中国側で調査した中国国際出版集団の高岸明副総裁は、双方の印象の改善が期待に届いていないとして「両国の感情改善の土台はまだ脆弱(ぜいじゃく)だ」と語った。(北京=高田正幸)

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大量に来日する中国人は、日本のすばらしさに驚くでしょう。ですが、その中国人の振る舞いは鬱陶しいばかり。日本人が中国人を評価できるはずがありません。

しかも、あの共産党独裁の中国です。この結果は、当然のことと感じます。